容姿・経歴・その他メモ

風戸えりなは、明治時代から続く旧家の一人娘。
誰に対しても平等に優しく、所作は丁寧で、周囲からは自然と「えりなお嬢様」と呼ばれている。
交友関係は広く浅く。目立った功績も、問題もない。

現在の風戸家には跡継ぎがおらず、経済状況にも低迷の兆しが見えている。
そんな中、えりなは大人たちの殺気だった雰囲気を一身に感じながら育ってきた。

他人の顔色をうかがうことには、昔から慣れている。
決して、波風立てないように。
前に出過ぎないこと。心を押し隠して。
何にも本気になったことがない。努力の先に、あるかもしれない失敗に、きっと私は耐えられない。
分岐点が、選択の時が訪れる度に、私は一歩下がってきた。

でも、もうそれも終わり。
これ以上は下がれない。その先は底の見えない崖っぷち。

次、私に何かあった時。
私は前に進めるでしょうか？

もう、「私」を捨てなくても、生きていけるでしょうか？

趣味:読書（本当は絵を描くこと。誰にも見せたことは無い）
苦手なもの:掴みどころのない人、攻撃的な人

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