怪盗クリスタルスカル

「お宝たちが泣いている！故郷を想って泣いている！怪盗クリスタルスカル、ここに参上！」

　金持ちに買われた全ての亡国の宝を元の場所に返すため、宝物を代表して水晶ドクロが怒りによって動きだす！尊大な性格だけど亡国の民には優しい南米生まれの南米没の怪盗紳士！それが怪盗クリスタルスカルだ！

概要

外見　黒いマントに身を包み込んだクリスタルスカル
性格　尊大で、特に金持ちに厳しい
一人称　我
二人称　貴様、呼び捨て、爵位

盗みと戦闘のスタイル

・新聞屋に対してその街に存在する亡国の宝のリストと予告状を送り付けて警察を混乱させ、手薄なところから狡猾に攻めて盗みを達成する。

・教養として身につけた西洋剣術で邪魔するものをなぎ倒す。


https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=7LUQ7x

その正体

「怪盗クリスタルスカルですか。尊大な性格ですが僕ら市井の人には優しい人？ですよ」
「"怪盗クリスタルスカル"は僕が正体を隠すためだけに作った虚像だ。セレディカ女王陛下をはじめとした人々を利用したことを心苦しく思っているよ」
「私怨のために盗んだし、邪魔になった人間は殺したよ。僕はここを出て地獄にいくつもりだけど君はどうする？僕みたいに100年ここにいるかい？」

初代グリム男爵博物館館長フィル・グリム(1860-1920)。怪盗クリスタルスカルが取り返した先祖の宝で博物館を作り、地元を立て直した小柄な名士。それが怪盗クリスタルスカルの正体だ。

概要

外見　小柄な優男。いつも頭に乗せているドクロひとつ分怪盗クリスタルスカルより低い
性格　穏やかで自虐的、なにか後ろめたいことがありそう
一人称　僕
二人称　君

盗みの目的

　戦争によって奪われたグリム男爵の宝を取り戻すこと。男爵の宝ばかり盗んでいてはいずれ末裔の自分に辿りつかれてしまうので正体を隠すため「全ての亡国の宝を取り返す怪盗」を演じた。
　自分の博物館に収める男爵のもの以外の宝は地元の警察署に置き去りにするため、前の金持ちの元に戻ったり新たな所有権争いの火種になったりしていた。そのため自分のイメージ作りに利用した人々、例えばセレディカ女王には罪悪感がある。

経歴

　宝石細工好きな騎士、グリム男爵の末裔。戦争で略奪された先祖のコレクションが成金に買い漁られていたことに怒りを覚えて14歳の頃に盗みを決意する。トレードマークのドクロは初めての盗みで追い詰められた時にとっさに被ったもの。脅かすだけでなく体格もごまかせる優れもの。

　二つ、三つと宝を盗むうちに捜査の手が周囲に伸びたので、攪乱のために怪盗クリスタルスカルとしての活動を始める。家に溜まったお宝も隠すのではなく、自分を"怪盗の施しを受ける亡国の民"と偽り逆に博物館を立てて周囲に見せることでごまかした。

　現存する全ての男爵の宝を取り返した後は盗みをやめ、地元の小さな博物館の館長として世間を騒がせ騙し続けた罪悪感胸にひっそりと天寿を全うした。

レネゲイドビーイングとして

　当時被っていたドイツ製の水晶ドクロに持ち主の記憶が宿ったオリジン：ミネラルのレネゲイドビーイング。生前の姿がヒューマンズネイバーとして現れる。水晶ドクロ自身も工芸品としての正当な評価を受けず詐欺師たちの小道具にされていた過去から怨念の呪石に相当するものとなっている。

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