シナリオロイス：ラバン・シュリュズベリィ
ワークス/カヴァー：自由/大学関係
　あなたはアメリカ・マサチューセッツ州にあるミスカトニック大学に所属（職員または学生）しており、これまでシュリュズベリィ教授の指示のもと、世界各地で様々な怪奇事件の捜査・解決に尽力してきた。この日もいつもと同様に大学図書館内の隠し部屋に呼び出され、教授から新たな仕事について説明を受けたのだが…今回の依頼主はなんと、ロシアの現皇帝ニコライ２世だという。まもなく7歳になる愛娘アナスタシアの様子がおかしく、誕生会に出席して密かに原因を探って欲しいとのことだ。あなたが教授から受け取った”秘密の鍵”を使って隠し部屋の扉を開くと、その向こうにはロシア帝国・アレクサンドル宮殿の廊下が広がっていた。現地では皇室の関係者（PC1）と協力せよ、という教授の言葉を背に浴びながら、あなたは扉をくぐるのだった。

シナリオロイス:ジョン・ジェイコブ・アスター4世
　あなたは19年前に英国で設立された魔術結社『内なる薔薇友愛会(FIR)』のメンバーの1人であり、危険な力を持つ魔導書の回収を行っている。あなたはかつて歴史の影に消えた恐るべき魔導書『ルルイエ異本』が再発見され、タイタニック号の船内で秘密裏に競売に掛けられるという情報を入手した。1等乗客として乗船したあなたは競売に参加すべく、1等乗客達のまとめ役である資産家アスター氏への接触を試みる。

シナリオロイス：名状しがたき者
内なる薔薇友愛会（F.I.R.）に所属しているあなたは、大戦の混乱の中ヨーロッパから密かに持ち出されたとされる禁書【黄衣の王】の回収任務を受け、PC2からの情報を手掛かりにアメリカに渡ってきた。F.I.R.のクリスティアン・ローゼンクロイツ曰く、その禁書は人類史における最大最凶の病原体とも呼ぶべき代物であり、放置すれば国家を滅ぼす可能性があるという。彼はあなたに、くれぐれも決して書に記された王の名前を思い浮かべたり、唱えたりしてはならないと忠告した。

好きなもの：
魔術書・召喚された存在との会話・古い革の匂い・整理整頓・古代語
嫌いなもの：
無秩序・制御不能な状況・家族との付き合い・魔術書を売らない収集家・社交界

特技：
存在の使役・魔術書の修復と保管・古代語解読・血痕からの知識抽出

イギリス貴族の三男にして、ミスカトニック大学出身の魔術師。「スティーブ・スー・ヘイニー」は本名。全てを思い通りにしたいという強迫的な性格の持ち主。14歳の時、双子の兄が制御を失い消失した経験から、完璧な支配への執着を持つ。兄の血が染み込んだ魔術書から他者の意志を支配する能力に目覚め、以来、より完全な支配を求めて研究に没頭。存在の制御という行為に病的な喜びを見出す。ミスカトニック大学で召喚術を修め、クトゥルフ的存在の使役を得意とする。召喚した存在を完全な奴隷として扱い、その絶対的な服従に満足を覚える。長兄からは精神病院送りの圧力を、次兄からは政治利用の圧力を受けているが、逆に彼らの弱みを握って威圧している。表向きは「完全な制御」を標榜する慎重な魔術師だが、実際は支配欲に取り憑かれている。常に革の手袋を着用し（契約の血痕を隠すため）、召喚した存在を封じ込めた特製の鞄を持ち歩く。古代語の呪文が会話に混じる癖があり、無意識に周囲への支配を試みる。人間との関係よりも、絶対的な主従関係を結べる召喚存在との方が心地よいと感じている。「完全な支配こそが、唯一の自由である」という価値観を持つ。





「毒を以て毒を制す。仕方ないです」
「死んだらみんな同じですよ。」
能力ルーツ
バロール：ヨグソートス、オルクス：ハスター

メガネ　本の虫　魔術家　

いけよ化け物。化け物をぶっ潰せ