容姿・経歴・その他メモ

オレの親父さ、拓野(たくや)って言うんだけどさ。そう、あの木浦拓野と同姓同名なんだよ。
まぁ、その世間一般で知られている元『GMAP』のキウタクだから当然なんだけどさ。
兄貴(｜拓司《たくし》)が芸能界入りしたから、オレは別に目指さないかなと思ってるんだけど。
親父もお袋も兄貴ばっかり気にかけて、オレは放任主義っていうか元気だったらオールOKみたいな感じなんだよな。
……ちょっと寂しいよな。
でも、キウタクの息子として見られるのはちょっときちぃと思っててさ。
極端な話、オレが人を殴ったり、万引きしたりして悪いことしたら「高校生が悪いことした」じゃなくて「キウタクの息子が悪いことした」ってなるんだよな。
結局、周りの目を気にして生きなきゃいけねぇんだ。思ったよりしんどいぜ？
有名税を支払う義務があるのは本来、親父とお袋と兄貴なのに、なんで芸能人じゃないオレまで払う必要があるってんだ……。
なんかもう、やってらんねぇなぁ……。
オレの人生なのに、オレの人生じゃないのがなぁ……。

って、思ってたんだ。あの日までは。

オレをキウタクの息子じゃなくて、木浦拓海という一人の人間として接してくれるやつがいてさ。林っていうんだけど……アイツはいわば物心ついた時からの付き合いで、キウタクのネームバリューを知る前からの仲でな。
……そして、もう一人……。｜神田星羅《かみたせいら》……。
オレが中学に入りたての時、学校中が「キウタクの息子」だ！と持て囃して、キウタクに近付くきっかけとしてオレに接してくる奴ばっかだったんだけどさ。
あの人だけ、違ったんだ。
ちゃんとオレのことを「一人の人間」として接してくれた……というか、オレの前でキウタクを一切出さずに接してくれるんだ。林以外だと、あの人だけだったよ。

……ああ、そうだよ。振られたんだよ。

唯一、同性でも親族でもない人で大事にしたいと思った人だったから、「たとえ世界が終わっても、あなただけは守り抜きたい。」って言ったら、「その想いには応えられません。本当にごめんなさい。」って……。
それ以上の理由は分からないし、それ以来、なんかお互いにあんまり話さなくなっちゃってさ。
偶然、一緒の高校に入ったけどさ。
状況が変わるような展開なんて全く起こらないし、相変わらず他の奴はキウタクのことばっかり聞いてくる「キウタクの息子」として接してくる奴ばっかりさ。

振られた理由分かんねぇし、周りは変わらないから、せめてオレだけは変わらないと！と思って、あの人に振られてからは
神田星羅に見合う漢になれるように勉強も部活も頑張ることにしたさ。
この高校に入れたのも、そのおかげだからな。
良い大学入って、良い会社入って、良い仕事ができたら、少なくともあの人を安心させることぐらいはできるだろ？
まさか、その結果、あの人と同じ高校に入学することになるとは予想外だったけどさ。
剣道部はその時まで本気じゃなかったし、ずっと補欠だったけど、今はなんとか大会には出させてもらえるようになったよ。
大将とまではいかないけど、先鋒とか次鋒とかはやらせてもらえてる。
対戦相手を即座に分析して、一瞬の隙を突く頭脳派な立ち回りで勝てるようになったのは、勉強の賜物かな。
あの人を本当に守れるように強くなりたいんだ。
いつか、あの人に分かってもらえるまではまだまだ頑張らねぇとな。

……え？あの人に他に好きな人ができたら？？
おい、何、嫌なこと言うんだよ。(そのリスクを本気で考えていなかったため、めちゃめちゃ焦っている)
まぁ、あの人が選んだのなら、文句は言えないかな。それが、あの人が幸せになるために必要な選択なんだから、オレは文句言える立場でもないし、ましてや略奪なんて言語道断さ。
泣かせるようなことをしたら、話は別だけどな！！

あぁ、そろそろ帰らなくちゃ。
今日は親父が釣りでめっちゃデカい魚釣ってきたらしいからな。
食べて帰ってきたら機嫌損ねちまうし。
じゃあな。

ちょ、待てよ！？『とどまつ抱き』！？！？！？！？！？！？！？！？！？してねぇよ！！マジで！！
本当は、振られた時に「オレじゃ駄目か！？」と言いながら、父親が往年のドラマでやっていた有名なバックハグをしてしまっていて、○ぬ程後悔している。通報やリークされないか、数年経った今もビクビクしている。元ネタは当然『あすなろ抱き』


｜神田星羅《かみたせいら》
多くの人は自分を『キウタクの息子』として近づいてくる。
が、｜神田星羅《かみたせいら》だけが『キウタクの息子』ではなく『一人のクラスメイト』として接し、素の自分を理解してくれる(と感じた)人物。
唯一、親族以外の女性で素の自分を受け入れてくれるところに好感を抱き、大切にしたいと思っていた。
中学2年生の時に、純粋な想いを伝えるもどういうわけか振られてしまった。
他に好きな人がいるのか、やはり『キウタクの息子』が先行して交際するべきではないと退いてしまったのか、真相は分からない。(説明会中に思いついたご様子なので、失恋の真相はそこに託したいと思います！)
それ以来、理由が分からないならとにかくみんなから愛される・必要とされる漢になろうと決意し、文武両道に励むようになった。
因みに、｜神田星羅《かみたせいら》が『キウタクの息子』ではなく『一人のクラスメイト』として接することができたのは、単純に『木浦拓野』は疎か『GMAP』も知らなかったからである。
後で拓海と会話をするうちに「オレっていつも『キウタクの息子』として見られるんだけど、神田さんだけはそうじゃないよな。」と口走ったため、「『キウタク』って誰？」と疑問が生じ、調べた時に拓海が国民的スター『キウタク』の息子であることを知った。

竹刀
父に無理矢理やらされた剣道だったが、｜神田星羅《かみたせいら》に振られてからは己を高めるためにと打ち込んでいる様子。
持つと沈んだ感情や昂りすぎた感情をニュートラルに戻すことができる。
料理人が「包丁を持つとネガティブな気持ちが消える」と言うのに近い。
｜神田星羅《かみたせいら》に振られる前はそこまで熱心にやっていたわけではなかったので、腕前はまだまだ成長途中(伸び代しかないわ)。

Dr.Peopleのアルバム『WALTZ』(元ネタ：Mr.Childrenのアルバム『BOLERO』)
Dr.Peopleの中で(ベスト盤を除いて)最も売れたアルバム。
｜神田星羅《かみたせいら》に振られたその日に、モヤモヤして沈んだ感情を払拭したくてなんとなく立ち寄ったCD屋で衝動買いした。
そこに収録されている『Tomorrow doesn't know』元ネタは「oh oh」だけど、こっちは「wow wow」と歌うよという曲を聴いて体中の水分がなくなるほど泣いた。
その日からDr.Peopleのファンになった。

生きがい
過去の自分を超える(できなかったことをできるようにすること)
できないことを減らせば減らすほど、大切な人(｜神田星羅《かみたせいら》)の役に立てる・助けられると考えていたため。
　
好きな食べ物
ガム(脳が活性化するため、学校の外では常に噛んでいる。)
　
嫌いな食べ物
和辛子(罰ゲームで食べさせられた下手物チョコレートに入っていて、それ以来トラウマになっている。)

オーヴァードとして
勉強熱心で頭脳派だったこれまでと打って変わって、(反動からなのか)超肉体派の見た目になってしまった。
左腕は(怪獣の方の)ゴジラ並に太い"剛"の腕に、右腕は方向は勿論、物質すらも自由自在に変化する"柔"の腕となった。

林滑行(はやしかつゆき)
母親の友達である週刊誌記者、林たか子の息子であり、木浦拓海の幼稚園からの幼馴染。
母親経由で芸能関係のみならずあらゆるジャンルの噂話をめっちゃ教えてくれる。
大抵ガセであり、特に芸能人の電撃結婚ネタは話した翌日に別の人との結婚報道が流れたことまであるほど、信憑性は低い。
だが、「○○には隠し子がいるらしい」というニッチすぎる話題のみ怖いぐらいに的中させている。(こんなに情報駄々漏れでコンプライアンス大丈夫なのか？)
中学生の時、「｜神田星羅《かみたせいら》は木浦拓海のことが好きらしいぞ！」と｜神田星羅《かみたせいら》の言動を分析して助言したが、見事に振られたため、以来一切信用していない。しかし、そんなこともつゆ知らず話し掛けに来てくれる。なんなら、振られたことを知らないまである。
噂話を喋らないときは渾身のギャグやすべらない話を披露するが、悉くスベっている。
元ネタ：森且行(元QuizKnockのジャスコ林輝幸ではない)、松たか子

性格
普段はどこか冷めているが、好きな人のことになると静かに熱くなる。
元々、できることしかやりたくない性格だったが、｜神田星羅《かみたせいら》に振られてからは
できないことがあると、それができるようになればあの人に見合う漢に近付けると思って、燃えるようになった。
父親譲りの真面目な性格。ストイックとも言われるが、厳密には誘惑につながるような趣味がないといった感じ。

イメージソング
ストレンジカメレオン/the pillows
https://www.youtube.com/watch?v=qLPCQlWT-4Y

PC名の由来
木村拓哉さん(ラジオ番組『Flow』などでは「キャプテン」という愛称が着いている。)

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