登録名：浮舟茉莉
コードネーム：貴方を見守る者
性別：女
出身：
誕生日：10/18(人形浄瑠璃/義太夫節浄瑠璃の開祖「竹本義太夫」の没日)
身長：167.2cm
体重：59.0kg
血液型：AB型
所属：
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ミストルティン
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：フクシャレッド/フクシャパープル
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父、母
好きなもの：オシャレ、人形、あんみつ
嫌いもの：汚部屋、一人で広い部屋にいる事
趣味：人形作り、トレンドチェック

・戦闘適性：B-
・継戦能力：B
・命令順守：C-
・陣頭指揮：B+
・社会適性：C
・RC技術：A
・衝動耐性：A-
・特異能力：B

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。新しく存在が発覚したミストルティンシンドロームの適合者として招聘されたチルドレンで、生み出したからくり人形型のアーキタイプを自由に操作して戦う。

江戸時代から続く人形浄瑠璃の家系で、彼女自身も人形師としての技を幼少期からたたき込まれてきた。しかしある日のこと、下校途中の浮舟は何者かに後ろから襲い掛かられ、気絶させられた後拉致される。
目が覚めたときには、そこは見知らぬ倉庫であり、浮舟は両手両足を拘束され、口にはさるぐつわを嵌められた状態で一切の身動きや抵抗が出来ない状況だった。自分の今の状況と、これから起こり得る最悪のシチュエーションを理解した浮舟のレネゲイドは、恐怖と混乱によって沸騰。彼女をオーヴァードへと覚醒させた。浮舟がその時何より求めたのは、「助けの手」。そして、彼女が信じる最も頼りになる存在、身近にあった最も信頼のおける存在。それは、「人形」だった。モノによっては、彼女自身の伸長を軽々と超す程のものもある人形たち。それに日ごろから触れていた浮舟は、「人形」という存在に対し、一種の畏怖と尊敬を感じていた。
そんな彼女の感情に呼応してか、浮舟のレネゲイドは彼女の血を媒介に「人形」を作り出す。人の形をした、人ならざる異業の物。浮舟は作り出した「｜眷属《ニンギョウ》」の力を借りて自分を誘拐した下手人を撃退。警察に通報し事なきを得た。後に発覚したことだが、彼女を攫ったのは浮舟の父の仕事仲間であり、彼の腕への嫉妬が原因で、「なんでもいいから何か嫌がらせがしたかった。」と供述していたとのこと。
その後、レネゲイドの力の痕跡が発覚したことで浮舟はUGNにスカウトを受ける。両親の理解もあり、浮舟はチルドレンとして活動し、そこそこの成績を収めることに成功する。数年後、浮舟は第二の覚醒”───ミストルティンシンドロームの発露という彼女にとっての最大の転機を迎えることになるのだが、今はまだ、神さえもそのことを知らない。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

糸型アーキタイプ操作端末「トーテンタンツ」を使用する。浮舟の血液から精製した糸状の結晶体であり、アーキタイプに接続することで、本体である浮舟を中心に最大半径20m圏内を操作領域とすることができるようになる。
生体リンクの位置は両手の指全ての甲側。それぞれに刺し傷の跡のような刻印がされている。