容姿・経歴・その他メモ

「武、つまり術理ってのは、突き詰めればイカサマよ！」

「畢竟如何に、物理法則にイカサマかますかが肝要なのさ」

「さあて！【宝貝開帳ー泰山鞭】！孫悟空になる準備は良いか！」

「剣聖の名声で、現世利益がザックザク！」

「武の探求は楽しいぞぉ、ついで実益も兼ねている、つまりは俺のがま口よ」

「【無我の境地（偽）】、実益のみの再現さ、いくら武を極めようが【無我】になっちまったら意味がねえだろ！」

「俺のこれは勝つための武だ、勝つためならなんだってやるさ」

FHのマスターエージェント、を、自称する傭兵。
そも傭兵であり、FHに所属しているわけではなく、当然、マスターの称号を授けられることなどない。
しかし、彼はそれを自称し、そして、それを阻むものを悉く打ち平らげてきた。

「要はビジネスさ、広告費はあちらさん持ち、効果は絶大、これも【武】の一種」

得られた成果は彼の最初のコードネーム【正統なる僭称者】

その後、どんな手段を使ったのかFHと和解。
FHの依頼を次々と受注し、その全てに完璧以上の達成度でもって答える。
超絶技巧の武術を操り、強力なオーヴァード、特に武術自慢を相手取って、その全てを打倒し、
手に入れた次の名は【剣聖】

「【剣聖】ってのは良い、唯強いのよりずっと良い、なんたって山ほどファンが付く」

そして現在、最も大口の顧客―――コードウェル博士に付き従い、より困難な敵を打倒し、より目立ち、より輝き、誰もが彼を【完武:マスターアーツ】と恐れ奉る。





恐ろしいほどの武芸の冴えと、天与の術理を持ちながら、何よりもこよなく享楽を愛する男。
金、女、珍味、賭け事、それら全てを浴びるほど貪り、日々を楽しく暮らす事こそ、彼にとっての至高である。
武術とは、彼にとって、様々な現世利益を与えてくれる金のなる木なのだ。

そのようなスタンスから、ともすれば唯のインチキ野郎にもみえるがしかし、何重にも重ねられた嘘と牽制のベールの奥には、正真正銘の功夫と才能に裏打ちされた、最強格の武芸が控えている。


宝貝：【泰山鞭】
仙銀自身は本物の神仙から賜ったと嘯く逸品。
恐ろしいほどに頑健な硬鞭（金属製の棒状の武器）
由縁も来歴も眉唾に感じられ、唯の普通の武器だと侮る物もいるが、実際には強力なレネゲイドを秘めた遺産である。
その真価は、所有者の意思により、一呼吸の間、その重量を泰山そのものに至るほどの高重量に変化させる能力である。
＿＿＿そして、真に恐ろしいのは更にその奥。
＿＿＿泰山そのものと化したこの鞭を、彼は涼しい顔で振るうのだ。

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