容姿・経歴・その他メモ

「私達といっしょに冒険しましょう！　この、ノヴァリスという名のケルディオン大陸を！」

ライフパス：生徒（グリード旅団学園 / 行政組合所属）

信条：暴力（否定）……暴力による問題の解決は可能な限り避けたいと考えている。

矜持/執着：弱者を見捨てない

2年前にノヴァリスにやってきた少女。彼女自身、（やや奇矯だが）大人びた振舞を心掛けており、外見年齢も18歳程度であるため、まだ幼い、12歳の子供だとは認知されづらい。

自分を「ルーンシーカー」（※メイス・ワールド世界に存在する種族の一つ）だと称し、旅団長"｜気ままな風《フリーゲイル》"久遠セツナを主人として尊敬していると主張する。しかし、根っこの部分は比較的真面目であり、他人を振り回したり、困惑させたりすることが好きなわけではない。

つまり、常日頃からルーンシーカーのキャラクターのロールプレイをしているという点を除けば真面目な常識人と言える。また、そのロールプレイの内容も「主人のために行動する」「誰かに奉仕する」という典型的ルーンシーカーをイメージしたものであるため、基本的に従順で、かつ、冒険者の役に立つこととして、与えられたお役所仕事も真面目にこなしている。

無論、グリード旅団学園の一員である以上は冒険の欲求も当然ある。
冒険者組合の生徒達から土産話を聞くのが大好きで、いつか自分も冒険に行きたいと思い続けている。

オーヴァードとしての力

機械の如く明晰な頭脳による、効率的な戦闘が売り。また、常日頃から周囲の様子に気を配り続けているため適切な指示・アドバイスを与えて味方の戦況を有利に導くことも得意とする。

時には自らの頑丈な身体を用いて味方を庇うことも。

内心について

「アクスリア（メイス・ワールドの舞台となる世界）の冒険者たちのように、この世界を冒険したい」という理想を懐いているが、これは彼女がこの世界に半ば絶望していることの裏返しでもある。「メイス・ワールド」という虚構にすがらなくては、彼女はこの世界に希望を抱くことすらままならないのだ。
だが、そんな自分を見せては冒険に焦がれる仲間たちに心配をかけてしまうのは目に見えているので、自分の中に燻る絶望・諦観は極力、表に出さぬよう心掛けている。

メイス・ワールドとの出会い

肉体を機械化された当時、研究員の男がカレンに与えたのが、ところどころページに折り目のついた『メイス・ワールド3.5基本ルールブック』だった。男は、彼女の身体の中に本を収納するスペースを作り、この鈍器のような本をねじ込んでいた。

ノヴァリスに来てから自分の身体の中に本が収納されていたことに気付いたカレンは、これらの本を読み、その世界観にすっかり夢中になった。とくに、「ルーンシーカーの銃師」のイラストに心魅かれたカレンは自らの機械の身体を肯定してもらえたような気持ちになり、自らも「ルーンシーカー」だと称するようになる。（しばらく後、カレンはルーンシーカーの肉体は別に機械ではないということに気付き、消沈する）

以降、彼女はなんとかしてノヴァリスの外からメイス・ワールド関連書籍、ないしその電子版を入手しようとしている。

ちなみに首の部分はイージーエフェクト《天使の外套》によって硬質素材のように見せかけているだけ。


## コンボ名の由来について

メイス・ワールド世界の銃では弾丸に魔術の発動に必要な魔術文字の刻印を行う。この刻印は銃の内部にそれを行うための機構が存在するため、それによって行われる。しかし、銃に連動した魔術機械——アニマ・スフィアなくして刻印を行うことはできない。
そして、保有するアニマ・スフィアの種類によって刻印可能な文字は変わる。
概ね、ライト < レギュラー < ボールド < ブラック < デモティック < ヒエロティックという階級分けが存在している。ヒエロティックを刻むにはマギテクノ技能レベル15、かつ「神代のアニマ・スフィア」が必要となる。これらはゲームを何度も遊び、キャラクターを成長させた果てにようやく使えるようになるという代物である。なのでカレンもまだゲームで使ったことはない。

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