容姿・経歴・その他メモ

〇過去

権力者の娘として生まれ、裕福な家庭で幼少期を過ごす
両親はUGNへの協力者として、支援を行っていた
それは、小さくとも彼女にとって、世界を守るヒーローの姿だった
そんな両親に憧れ、勉学に励んでいた彼女だったが、両親からは好きに生きて良いと言われていた
その意味は、その時には解らなかった

小学生低学年の時期に両親とドライブをしていた時に、トラックをはじめとする追突事故に合う
両親たちは、とっさに彼女を庇って守る
まだ幼かった自分のために動いた二人は、普段から言っていた「無力な人のために」という精神そのものだった
結果として、救助隊がたどり着くときまで、彼女は生き延びることができた
いつか二人のようになりたいと思いながら、燃えていく車たちをただ眺めていた
この事件の後、彼女はオーヴァードに覚醒していたことがバイタルチェックで判明する

そうして、変わってしまった日常と、一人で生きていくために忙しい日々を過ごし、いつも両親に言われていた「好きに生きて良い」という言葉の意味を知る
その言葉を噛みしめ、彼女はUGN支部長としての戦いを始める
レネゲイドによって傷つく人々が1人でも減れば良い
長い戦いになると知ってなお、両親の志を継ぐことを彼女は選んで戦場に立つ

〇現在

性格は根っからの真面目だが、融通が利かないというわけではなく、場の空気を読む力もある
ただ、味方のことを案じすぎる面があり、なるべく安全を確保しようとする面がある
また、一般人への被害を気にすることが多く、それを意図的に傷つける存在には怒りをあらわにする
両親のような立派な人になるという目標があり、無力な人のためになることをしたいと、周りにも言っている

現在はUGN支部長として、表向きは両親の会社の支店を利用している
両親の遺産を利用した事業もしっかりと行っており、無駄遣いしなければ、将来も金銭面で困ることはないだろう
事業の内容はファッションブランドだが、彼女や両親は経営者と言う立場である
幼少期からの付き合いがあるデザイナーの「鈴木 理江」は、今や彼女の右腕であり、心の支えとなっている

〇戦闘スタイル

風を手繰った攻撃と援護が得意で、広範囲への攻撃を得意とする
戦いでは、右腕に集中させた風圧を一気に開放するように操る姿を見せる
また、一瞬で勢いよく能力を開放することで、瞬間的に攻撃を行うことも可能である
しかし、本人はレネゲイドなしではかなり貧弱であるが、これが幸いして表舞台でも目立つことが無い

〇チラシ裏

“両親”漆舘 紅葉と漆舘 彩羽

厳格だが優しい父と母で、共に経営者として名高い人物だった
その財力と情報力で早期からレネゲイドのことを知っており、UGNの前身である海外のガーディアンズに協力していた
UGNになった後もその協力体制は変わらず、手厚い支援を行っていたことは当時の職員には有名である
しかし、その影響でFHに狙われたことは1度や2度ではなく、死亡した事故もFHが関与していたのではと噂される

ファッションブランド「ラッカーウェアー」

瑠璃の両親が設立したブランドで、メインデザイナーに鈴木 理江を構える
理江の才能にほれ込んだ漆舘夫妻が作ったもので、彼ら三人で世界的なブランドにまでのし上がった
現在は理江が直接デザインするメインブランドの他に、いくつもの派生ブランドを運営している
瑠璃はこのブランドの運営会長だが、経験を積むために日本の支店も同時に運営しているという立場をとっている

趣味

実はボードゲーム好きで、彼女の唯一にしてすさまじい熱量を秘めている趣味
お忍びでボードゲーム会に行くことも多く、その知識量の多さから、一部メーカーから協力の打診が来るほど
しかし、彼女はあくまでファッションブランドの人物でありたいと、それらすべてを断っている
もっとも、匿名のテストプレイには喜んで参加してしまうのだが……

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