容姿・経歴・その他メモ

髪

やや暗めの金髪

瞳

紫

一人称/二人称

俺/お前、あんた

宵凪市にあるなんでも屋『Roupe』2代目所長。
普段は店の奥で将棋盤とにらめっこをしている。

理解力、判断力に長けており、いかなる時も冷静に的確な支持を飛ばせる。
UGNには協力体制を取っているが、時と場合によってはFHにもゼノスにも、その他組織にも協力する。
そんな曖昧な立場にありながらUGNからの信頼を得ているのは、城戸が指揮官として非常に優れているからである。

ごく一般的な家庭に生まれ、陽気で気前のいい父と穏やかで優しい母親に愛され不自由のない生活を送っていた。
しかし17歳の時、両親と外出していた際にテロリストに施設が襲われ、母は死亡。父は行方不明に。
実はこのテロリストの正体は城戸の父親率いるオーヴァードの集団だった。
父親はオーヴァードとしての能力を用いてテロ活動を繰り返しており、UGNから追われる立場にあった。
その事件の対処に当たったオーヴァードである檜山統弦により討伐されているが、城戸には”行方不明”と伝えられる。
当時一般人であった一冴は父親の正体、事件の真相を知らなかったが、報道に違和感を覚え個人的に調査を始めた。
両親を失った悲しみよりもさることながら、父親の行方と事件に強い興味を示し、真相を突き止めるためあらゆる手を尽くす。
結果、レネゲイドとオーヴァードの存在まで自力で辿り着いた。
その最中にオーヴァードとして覚醒。
何の因果か、父を討った檜山の下に預けられる事となる。

幼少期から天才的な将棋、チェスの才能を発揮していたが、その才は覚醒したことによってより磨かれる事となった。
城戸自身は、特筆する力を持たない。常人離れした怪力も、レネゲイドを操り火や雷を駆使できる事もなく、リザレクトの力も一般的なオーヴァードに大きく劣る。
ただ1点、城戸は”味方を勝利に導く”事に置いて類を見ない天才的な力を見せる。
練り上げられた戦術、的確な指示、イレギュラーが発生しても修正し、どんな絶望的な状況からも必ず”勝ち”への道を導き出す。それが城戸一冴の唯一にして最大の能力。
その力を檜山の下で遺憾なく発揮し、軍師として活躍し続けた。

城戸が20歳になった時、檜山はRoupe所長の座を譲り、遊撃組織”エルドバンド”を設立。
所長の座をジャケットと共に城戸に譲った。

かつてRoupeに在籍していた4人の内3人はエルドバンドに移り、残った1人と城鐘家と共に、何でも屋として地道に活動を続けていた。
その1年後、宵凪市の施設にてオーヴァードによる事件が発生し、UGNからの依頼により事件の対処に当たった。
その際に事件に巻き込まれオーヴァードとして覚醒、暴走していた淋代紫津乃と出会う。
両親を失い、暴走しジャーム化しかけていた紫津乃に、かつての自分が重なる。
奇跡的にジャーム化を免れた紫津乃を引き取り、自分の弟子として共に暮らすことになった。

根本的には面倒くさがりで、自分が動かなくていい事なら出来るだけ何もしたくない。
しかし、なんだかんだ面倒見も良く人がいいのでついつい手を貸してしまい苦労するタイプ。

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