容姿・経歴・その他メモ

「んー…ボク思うんだけどさー」
「何で皆勝つことばっかり考えてるんだろうねー？」

「そりゃヒーローだから勝たなきゃいけないのはとーぜんかもだけどさー。」
「戦争とか争いとか、いかに相手をコロす、傷つけることしか考えてないんだもん。」

「楽しくあるべきとは言わないよ、ボクだってそんなのゴメンだもん」

「でもみんなの言うヒーローって、ただ強い人なのかなーって思ったんだ。」


「ボクはね、非効率だって言われてもかまわないって思ってるよ。」
「ノイマンなのにおかしいって？んー、そういわれたらそーなのかも！」

「でもね、星が飛び出す魔法だったり、透明な盾で攻撃を防いだり」
「―ロボットが歩き回って戦えたり」
「かっこいい！、派手！ってやっぱりその...いいじゃん♪」

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研究員のような白衣を着た男子中学生、その実態は夢を愛する若きヒーロー。

齢にして14、年だけ見れば中学2年生だが、高校卒業、いや専門大学生をも凌ぐ知識を持つ天才肌である。
見た目から、まだまだ幼さが拭えないが、その豊富な知識と、
彼の家の多くの資産は、普通では手に入らないレベルのロボを組み立て、
実戦に足る程度の武装を施せる程度である。

彼にとってはプラモデル同然なのかもしれないが、
第一線でそのロボを操縦し輝く姿は、
同じく前線で輝く先輩ヒーローに負けず劣らずである。


突然降ってわいたような新人ヒーローのようであるが、
彼の実家は両親ともに名家中の名家、有名人という、
いわゆる「出来た家庭」であり、
一般社会においても数多くの偉業をなしているのである。

また両親ともに一般人ではなく、オーヴァードであることから、
息子である彼への理解も大きいようで、
莫大な資金をつぎ込んだロボットへも、親としての教育方針の一環であるようだ。

無論、彼自身も資金を丸ごと用いたわけではない。
ノイマンとしての力を生かした近未来演算。
的確な情勢把握を通じた投資など、
ことネットワークの世界において数々の成功を収めているのである。

そんな絵にかいたような天才である彼だが、
世界で巻き起こっている戦争、
各国の政治、論争においては首をかしげていることも多いという。

特に戦争においては、
やること自体不毛と感じており、
そもいかにして効率よく、計算して陥れるという、
機械的・無感情な考えが苦手らしい。

だからだろうか
多方面から「ノイマンなのに…」と言われつつも、

彼は「ヒーロー=かっこいいもの、夢があるもの」という考えを、
そこは実年齢とも似た考えで持ち続けているようだ。

「正義は人によって、存在によって違う。」
「だからこそ、ぶつかっちゃうこともある。」

「でも、そうだからこそ、自分としての意志を、想いを」
「派手さ、かっこよさ、デカさ」
「どんな方法でもいい、思い切って出してみる」

「それが夢であり、正義なんじゃないかな」

そう言い続けているらしい。

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