容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
全身黒ずくめ、顔を隠した怪しい男。
服装の割にサングラスとマスクの間から除く肌や手の甲には深い皴が刻まれている。
外見から伺える年齢は70歳前後であるが、彼の実年齢は25歳である。
実年齢より外見年齢がかなり高いことがコンプレックスであり、いつもサングラスやマスクで顔を隠しており、取りたがらない。


【基本設定】
“致命的な写真家”楠蔭正悟が統括するセル"愚者のアトリエ"に所属するFHエージェント。　
FHエージェントの中でも特に積極的にUGNに対する破壊工作を行っており、更に倒したUGN関係者の遺体をオブジェのように飾り立てて去ることから、UGNの間では悪い意味で名が通っている。
UGNエージェントの中には彼と交戦経験のあるものも多い。
また彼は、接触したUGNチルドレン・UGNエージェントに対し自らの知るUGNの暗部をひけらかし、UGNからの離脱をそそのかすこともある。
その様子からはUGNに対して強い憎悪を抱いていることが伺える。


【過去】
実はかつては彼もとある支部に所属するUGNチルドレンであり、
その支部においては彼をはじめとするチルドレン達は実験動物のような扱いを受けていた。


当時のUGNの実験によりチルドレン達は通常より強い力を発揮することができたが、その力は「寿命」と引き換えに齎されるものであった。
彼の見た目が実年齢を大幅に上回っているのも、強い力を行使することを強要された結果である。
今現在、該当の支部に所属していたチルドレンは彼を除いて全員死亡しており、その死因のほとんどは「老衰」である。
この研究は後に“致命的な写真家”楠蔭正悟が支部を壊滅に追いやったことによりUGN上層部の知るところとなり、支部の壊滅と共に凍結されている。

彼は今もUGNが自らの「若さ」を奪ったこと、仲間に惨い仕打ちをしたことを強く恨んでいる。


【現在】
一見命を命とも思わない冷酷なエージェントに見えるが、一度懐に入れた人間には情が厚い。
UGNへの復讐も、UGNそのものへの憎悪もあるが、人生を奪われ惨たらしく死んでいった仲間のことを忘れないための行為でもある。

また、UGNへの復讐のために生きる彼ではあるが、UGNのせいで不幸になるのはなんか癪なのでなるべく日日を楽しんで暮らすようにしている。
趣味はオンラインゲーム、パチンコ。
特にオンラインゲームには熱心であり、可能な限り毎日ログインしている。
複数人のゲーム仲間が居るが、そのうちでも特に仲の良い一人がPC①”転生者”神月千博であることを彼はまだ知らない。
ゲーム内のハンドルネームは「ヤマブキ」

表向きの仕事は造形作家で、展示用の芸術作品から美少女フィギュアまで様々なものを手掛けるが、それほど有名というわけではなく実はパチンコで得る収入の方が多い。

好きなものはタバコ、酒、肉、猫。
嫌いなものはUGN、百合の間に挟まる男。


【"サイレントシープ"八雲沙織】
任務を通じて知り合った。何の事情も知らない状態で彼の実年齢を「自分とさして変わらない」と言い当てたことから興味を持つ。
実年齢よりはるかに高く見える外見がコンプレックスの彼にとって、八雲沙織に実年齢を言い当てられたことは本当の自分を見つけてもらったような喜びがあったのだ。
それ以来友人付き合いをするようになり、彼の好きなオンラインゲームに誘ったこともある。
ノイマンシンドロームを持つ八雲沙織は覚えが早く、最近では対戦ゲームにおいてはほぼ勝つことが出来なくなっていたほどである。
八雲沙織の願いについて「不可能だ」とあきれてはいるが、「まあお前がやりたいならそれでいいんじゃないの」というスタンス。
自分自身はオーヴァード同士ですら平等でいられない世界でそれが叶うとは思っていないが、彼女がそれを願うことが許される世界であってほしい、という思いもどこか抱えている。
（何か思いついたら追記します）

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