容姿・経歴・その他メモ

元警官のugnエージェント。普段は冷静沈着だが、内には熱い正義感を秘めた人物。エージェントとして働く傍ら、自分がオーヴァードとして目覚めるきっかけとなったある事件の犯人を追っている。ノイマンの判定を受けてはいるが、常人よりは頭の回転が早い程度で、いわゆる天才的な頭脳は有しない(戦闘時除く)。本人曰く、元がアホすぎた。
戦闘では自ら創造した二丁拳銃による精密射撃で味方をサポートする。二丁拳銃の取り扱いはただでさえ困難だが、塚本は高度な技術と演算能力を駆使して、左右別々の方向に、正確に、間髪入れず射撃し続けることが可能。
超能力を使って戦う訳ではないので、一般人への秘匿が容易なこと、最低限の弾数で仕留める(ように努めている)ので周辺地域への被害が少ないこと、そして何より、『普通にコミュニケーションが取れること』からugnでは扱いやすい人材と見なされており、有体に言えば酷使されている。本人は多忙かつ命懸けの日々にうんざりしているものの、市民を守ることが何よりの生き甲斐のため仕事はきっちりこなす。

イージーエフェクト
"警官の閃き”（プロファイリング）
ちょっとした痕跡や仕草から対象の人物像を推測する。塚本曰く、「パンノイ（一般的なノイマンの略）なら素で出来る」とのこと。彼はノイマンとしては拙劣な演算能力を、警察官時代の経験で補うことで実用レベルのスキルとして活用している。

"フラッシュバック”（写真記憶）
目にしたものを写真のように記憶することができる。しかし、ノイマンとして未熟な塚本は任意のタイミングで使用することができない。それどころか、思い出したくない場面まで不意にフラッシュバックしてしまうことがあるため、この能力を忌み嫌っている。

その他プロフィール
出身地：地方都市から車で30分程離れた住宅街
家族構成：父・母・弟・妹・妹・弟（最後の三人は三つ子）(現在は一人暮らし）
趣味：ツーリング、某遊戯の王なTCG※(幼少期から嗜んでいたが、社内交流戦でハメ殺されて以来距離を置いている、と見せかけて虎視眈々と復讐の機会を窺っている。)
好きな食べ物：ハイカカオチョコレート、カフェイン
嫌いな食べ物：甘いもの、酒（下戸ではないが、いつ何が起きてもいいように口にしないようにしている。）
好きなこと（もの）：誰かを守ること。
苦手なこと（もの）：雨の夜・時間外労働・自分の至らなさのせいで人が死ぬこと。
ストレス：労基署に内部通報したにも関わらず、いつまでたってもugnに対する臨検が実施されないこと。
隠し事：覚醒した時の状況。
給与の使い道：ほぼ家族への仕送り

※ugnでは一定の制限下で能力使用が認められるレネゲイドフリールールが主流。

【追記】
Dロイス実験体
ある任務で負った怪我により左目が使い物にならなくなったため、研究班謹製のレネゲイドウィルスに感染した義眼の移植手術を受けた。結果としてオーヴァードとしての能力が底上げされ、ある程度対象を追尾する銃が精製出来るようになった。
義眼は非常に精巧な作りであり、余程よく観察しない限り外見上は判別できない。しかしレネゲイドウィルスに感染している所為で、暗闇で光る上浸食値が上がると瞳孔が星形になるといういらん機能がついている。

履歴

貧しい家庭の長男として生まれた塚本は、不器用で、勉強も今ひとつ。丈夫な身体と愛嬌だけが取り柄の、どこにでもいる落ちこぼれの少年だった。
高校卒業後は猛勉強の末、警察官試験に合格。悪意なきトラブルメーカーとして日々小さな騒動を起こしながらも、市民を愛し、また愛される警察官として、幸せな日々を送っていた。
そんな日常が一変したきっかけは、とある悪質な強盗事件だった。いち早く現場に駆けつけ犯人に銃口を向けたは良いものの、極度の緊張で震えた手では引き金を引くことが出来ず現場は膠着状態に。行き詰まった状況に焦れた犯人は、後から追いついた先輩警官に発砲。倒れ伏す先輩警官を見た刹那、オーヴァードとして覚醒した彼は、支給品の拳銃と、『いつの間にか手にしていた』もう一つの銃で犯人の両足を正確に撃ち抜く。彼の活躍により事件は解決し、まもなく、先輩警官の死亡が確認された。
事件後、オーヴァードの説明を受けた彼は慟哭した。自分が天才であるはずがない。もし自分が天才なら、せめてあの時天才であったなら、、、
だが、いつまでも立ち止まっている訳にはいかない。退院後まもなく、彼はugnエージェントに志願する。新たに得た能力で市民を守るため、そしてあの事件の裏で糸を引いていたオーヴァードに復讐するため。ノイマンとして覚醒したこと、そしてエージェントとして様々な修羅場を潜った経験から別人レベルの平静さを身につけたが、警察官時代の情熱や愚直なまでの正義感は心の中に生き続けている。

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