容姿・経歴・その他メモ

UGNエージェントとして、相方とペアで行動している。

やや楽観的で考えるのがあまり得意ではない。割と好戦的。
弓の使い手として非常に精度の高い射撃を行う。


かつては猛犬とも取れるような言動や態度ではあったものの、UGNエージェントとして活動していくうちに少しずつ考え方が変わってきている。

相方がいない場合は、好戦的な部分は多少落ち着いている。というより比較的冷静。
何故かというと、相棒という心から背中を預けられるような信頼関係を築いた人物がいないため。そのため、そういった任務の時は闘うことを楽しみつつも、自分を含めた味方の生存等を優先した行動を取る。


生まれ持った『遺産』を体内に宿す。戦闘時はその遺産を実体化させて戦う。
彼の行動理念に正義があるわけでも、理想があるわけでもない。ただ単純に戦う事が自分の生を実感できるからというだけである。

それでも、UGNでの仕事はそれなりに真面目にこなしているし、悪を許容するわけではない。一応、善人寄りではある。





かつては歴史ある武士に使えた家系に生まれ育っていた。
しかし約15年前に、彼を除いて全員が死亡した。原因は不明とされている。
その時から彼は一人で生き抜いてきた。
自分の命を狙う者もいた。その度に彼はその全てを打ち砕いてきた。
数年前にUGNにスカウトされて加入。その後に出会ったオーヴァードとどこかウマが合ったのか、それ以来相棒として二人一組で活動している。

6年前、とあるレネゲイド災害に関する任務に参加した。
何とか解決はしたものの、一人の少女がレネゲイド災害の被害にあったため、目を覚ます事無く眠り続けている。
少女の家族はレネゲイド災害の犠牲となり、少女は身寄りがなくなってしまった。どこか自分と重ね合わせてしまうところがあったのか、彼は眠り続けている少女の身を案じ、影ながらに支援している。
──不思議の国の夢から覚めるのは、もう間もなくだ。



今日もまた、彼は自身の生の実感を求めて弓を射る。

「さぁ──久世直樹、輪廻の果てより罷り通るぜ！」

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