「政府お抱えは固いわねぇ。あたしはあたしのやり方で行かせてもらうわ」

豪放磊落な性格で、とにかく『自分自身がやりたいこと』にこだわる気質。義理や人情を重んじ、それを守り続けることが自分のヒーロー像なのだと語る。

シンドロームはノイマンのみ。思考能力の強化によって正確無比な射撃と、ありとあらゆる銃器に関する知識を得ている。反面、肉体面は極めて貧弱であり、重火器や後述のパワードスーツが無ければ並みのヒーロー程度の力しか出せない。とはいえ、そこまで追いつめられると不利を悟って全力で逃げ出すため、捕獲や殺傷は困難を極める。

有事の際には変形式のパワードスーツで全身を固め、それらに搭載された重火器を取り扱って戦う。パワードスーツ装着の身長(?)は２m弱。

性格のこともあってか、基本的には強力なヴィラン相手の戦闘や、危険地帯への突入で招集される。やりたいようにやる主義のせいかトップヒーローの割に受けもつ(運び込まれる)仕事は少なく、普段は正体を隠してヒーロー業とは別の仕事をしているとか、何とか。

自主的なメディア露出はあまりしないが、ファンサービスは結構するタイプ。

「どんな理由でも一度"ヒーロー"を名乗ったんだ。なら、通すべき筋はあると思わないかい？」

両親をレネゲイドウォーで失い、幼少期を湾岸スラムエリアの夢の島地区で育つ。18歳の頃に湾岸スラムエリアを離れ、当時に発足されていたヒーロー制度に"ほのかな高揚感"を覚え、2年かけて取得。その後、1年のサイドキックの活動を経て、21歳でヒーローとして本格始動。

その後は守護神"パラディン"の影に埋もれつつも圧倒的な力と、豪快な戦闘スタイルが話題を呼び、徐々に人気と地位を得始める。

彼女の姿は大戦期のヴィランを思い起こさせるとして一時期人気が低迷したが、昨今の実力主義のあおりを受けて評価が一転したことがある。