容姿・経歴・その他メモ

犬槇 凪(いぬまき なぎ)
「俺はね、平和に毒されてるんデスヨ。良く言うでしょ、毒を以て毒を制す、って」

覇気がなく頼りなさそうでやる気もない軟弱もやし青年。ゆとりの23歳。ゆる〜く職務をこなし適度にそこそこサボっている。地域の人々からはゆる警官として呆れ半分で親しまれており、地域の子供と友人のようなやり取りをすることもしばしば。面倒事を嫌い、取り締まりなどの際も雑に見逃してくれたりする。
かつては天才神童と言われていた。犯罪心理方面に異様に強く、割と幼い頃から警察に(良い意味で)お世話になっていた流れでそのまま就職。階級も高く、その能力をアテにされていたが、とあるテロ的な重大事件の際、何を思ったかとんでもない采配ミスをしてそこそこ人が死んだ。犯人が凶悪犯だったこともあり懲戒免職は回避したが平和な交番に左遷。現在に至る。

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「どこを向いても平和、平和、平和。気が狂いそうだ。──あの鮮烈なカタストロフィが、いつまでも俺を離してくれない」

本質は犯罪者寄りの人間であり、秩序の破壊や殺戮にどうしようもなく惹かれてしまう破綻者。やろうと思えば街一つの機能をダウンさせるくらいならできるかもしれない。一応分別があるのでやらない。
過去の采配ミスも意図的なもの。つい魔が差して新鮮な生の断末魔を聴きたくなっちゃったのである。そのことに関して後悔はしていないが反省はしているらしい。
当然自らの嗜好が社会に馴染まないものであると理解しており、同時に自らが根本的に変わることは不可能だという自覚があるため、破壊や殺戮のことをできるだけ遠ざけて考えないようにしている。

コードネームは『腐った檸檬』。妄想の不発弾。

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出自は至って平凡で、何の特徴もない普通の幸せな家庭。突然変異ってやつかもしれない。颯(そう)という弟がいるが、こちらも同様に破綻している。しかしながら凪と違い正義感や道徳、良心があるため自らの欲望について葛藤して悩み倒している模様。生きづらそうで哀れだなと思っている。
高野 真希という同期がいたが、采配ミス事件の際に死亡してしまった。正義感の強い快活な女性で、うっかり好きになったりしちゃってたのだが、好きなものほど壊したくなる心理でやってしまった感がある。殉職で二階級特進した彼女とは反対に、凪は二階級下げられて交番にいる。ちょっと面白い(?)

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