髪　

青みがかった黒

瞳　

薄い青

肌　

白より

一人称　

オレ

二人称　

お前・アンタ

好き　

任務が無駄なく終わること

苦手　

ノリとかロマンとか

目付きの悪い青年。
常に効率を考え行動する性格で無駄なこと、面倒なことを嫌い、ほかのチルドレンとの仲はあまり良くない。
が、其の実人と触れ合うことに抵抗がある訳ではなく、幼少期の境遇から来るトラウマと本来の不器用な性格から近づき難いオーラを放っているだけである。
実は妹を溺愛する超シスコンである

高速の雷撃を槍の如く発射する。
またそれを掴んだ白兵戦を得意とする。
また奥の手として右腕の賢者の石を開放することで雷撃の出力を大幅に上げることができるが、肉体と精神の侵蝕が激しく長時間の戦闘が出来ない。
彼の効率を求める性格はここからきている

「連れて行かないで…」
伸ばす腕は既に無く、今正に意識すらも手放さんとしている。
あぁ、腕が欲しい。連れ去られ逝く妹の、その手を掴むための腕が
───腕が、腕が！腕がッ！
呼応するは埋め込まれし異物の元凶(賢者の石)。
それは静かに、だが雷鳴の如く少年のネガイの形へ変わっていく──。

幼き頃、とある狂ったジャームに妹とともに拉致され実験の被害者となる。
実験目的は『賢者の石の量産化』
オーヴァードの素養がある少年少女の体内に無理やり賢者の石を埋め込み拷問を繰り返す。
その衝動で覚醒させたオーヴァードは、適合しない賢者の石と覚醒の反動に堪え切れずやがて賢者の石に食われるように崩壊し、後には一回り大きくなった賢者の石だけが残る。
そんな根拠もない半ば道楽的に行われた実験の結果はもちろん失敗。
──かに思われた。
消えゆく視界、拷問と負荷で崩れ逝く腕。
無情にも次の実験体(妹)が運ばれていく最中、それでも手を伸ばす少年を賢者の石は選んだ。
放たれた雷撃はいとも簡単にジャームを貫いた。
そこにあったのは、晴天の霹靂の如く済んだ蒼をした鉱石の腕であった