容姿・経歴・その他メモ

髪

赤

瞳

白銀色/赤色

肌

肌色

概要

　三重県・I市のUGN支部長兼、本部エージェント。
　和装に身を包みながら、銀朱騎士の異名を持つ鉄壁の女。
　規範の塊ともいうべき実直でクソがつく真面目な人物だが、そんな一面を持ちながら義理人情に厚く、世話焼き。
　曲がったことが大嫌いと公言するほどだが、柔軟性も同時に備えないと反感を買うだけだ、という友人のアドバイスを受けて、自分の考えを絶対としないように努めている。
　
　実行力の鬼とされるほど、自分のするべきことをリスト、スケジュール化し、娯楽と仕事を両立させている。
　私人として娯楽を楽しんだ一時間後には、UGNのエージェントして厳格な一面を見せるため、二面性に驚く人も居なくはない。
　娯楽を楽しむくらいの欲はあるが、私生活においては質素の一言である。
　決めた時間に起き、決めた時間に寝る。食事もあまり豪勢というものでもなく、酒も飲まなければ喫煙をすることもない。
　空いた時間には鍛錬を積むストイックな一面もあるため、真面目がすぎてやや近寄り難いイメージを形成してしまっている。

　……というスタンスを貫いてきていた御子柴だったが、《Return To Forever》の一件以降、時たま喫煙をしているところが目撃されている。
　実直で厳格な一面は変わらずとも、どこか遠くを見ているような表情をすることが多くなってしまったようだ。

　視力を失ったことに加え、自分の友人の護衛すら務めることが出来ず、あらゆるものを取りこぼした事で、自分の今までの行いに疑問を持つようになった。
　英雄を使い潰し、英雄に頼りきりの非オーヴァード、英雄を利用するFH、そして自分が拠り所にしていたはずのUGNの後ろ暗い部分。
　あらゆることに無気力になり、彼女には今正義の御心など欠片も残っていない。
　他者から理解されることのない絶望を抱え、またそれでもなお変わらぬ情勢にただただ怒りだけを募らせている。
　
　彼女にとって、ファルスハーツは怨敵以外の何物でもない。
　彼女の大切なものはすべて、そこに根差す者たちに奪われているのだから。


　魔眼を持つバロールの力と、それに伴う肉体変化のエグザイルの力を持つ。
　本来は赤髪・赤目の人物だったが、オーヴァードとなってからは右目が白銀色に変色している。
　力をより濃く行使すれば時すらも止めてしまう魔眼の力を恐れており、本人としても不用意にそれが発動することのないように眼帯をすることで対策をしている。

　しかし、《Return To Forever》における一件において常識はずれの「二度使い」をした結果、本来変色していなかった左目すら銀色に変化してしまった。
　また、二度使いを行うために自身の「視力」を捧げており、レネゲイドの活性状態でいない時は失明状態に陥ってしまった。
　　　　　　　　　　　　　　ﾚﾈｹﾞｲﾄﾞ抑制
　普段より銀目を抑制していた術式刻印済みの眼帯も機能していないため、同様の処置を施した包帯を頭部に巻きつけることで抑制をしている。

　歩行の際には白杖を持つ必要もあり、特に機動力という面においては大幅に弱体化している。

　ジャームによる大規模な事件が発生した際に、この時を止める魔眼の力を行使しており、それがキッカケで終息に繋がったこともあって"銀朱騎士"の異名を奉られている。
　輝く銀の瞳と、燃え上がる炎のような朱色の髪の毛が由来であるかのよう。

　かつては攻撃主体で力を奮っていたようだが、"銀朱騎士"となった経緯を経て、逆に『守勢』を極める道を歩み出した。
　またこの時の活躍がきっかけでUGN本部からも命令を下される事が増え、支部長として自らの街を守る傍ら、世界を飛び回っている。
　厳粛であることと、彼女本人の踏み込み具合から、I市のUGN支部は若干治安維持部隊じみた厳しさになっているという噂がある。

　フィン・ブースロイドは、彼女が英国での任務を遂行した際に親交を持ち、オーヴァードとしてのイロハを叩き込まれている。

出自

　御子柴家は未だ力を持つ歴史ある名家である。
　その長女として生まれた鼎には当主となる道が待っていたが、父の期待を裏切るように彼女はオーヴァードへと覚醒した。
　能力で劣るオーヴァードに対して、真人間として立場と矜持を崩さないという信念を抱く父にとって、娘がオーヴァードになるということはそれを裏切るような出来事であった。
　御子柴の家は魔除け・厄祓いを行う巫女の家系であり、オーヴァードである人間は少なからず居たのだが、鼎が生まれるまではほとんど輩出されなかった。
　特に鼎の場合は、歴代にも類を見ない「魔眼」が発現しており、左右の目の色の違いは父親に不快感を与えてしまっている。

　

覚醒

　
　自分の前で転がる、母親だったものを見た時、鼎は喪失感と無力感に襲われた。
　厳しい父親と対照的に甘く接してくれた母は彼女の生き甲斐だった、だが父と母の間に立ってしまったことでストレスに苛まれていた幼い頃に、レネゲイドに感染してしまった。
　家系図をどこからか知り、その素質を狙ったFHによって引き起こされた事故で母を奪われ、無茶苦茶になった感情と共にその力が覚醒した。

　

ハンドアウト

PC③：UGNエージェント
ロイス：『"フェイルノート"アリア・ホークアイ』　推奨感情：信頼〇／任意
カヴァー／ワークス：指定なし／UGN関係者
経験：なし
※既存のキャラOK

あなたはUGN本部、ないしUGN本部とも係わりのあるUGN職員だ。
あなたはこれまでの戦績が評価されてか、あるいは個人的なコネクションによるものか、かつてナイトフォールとも肩を並べた遺産管理局きっての敏腕エージェント"フェイルノート"と交流があった。

突如本部からの招集に応じたあなたに託された任務は、"フェイルノート"アリアと共に関西のU市にて発見された『遺産』の回収任務だった。
件の石動村事件とも係わりのある遺産の回収。それは相応に危険の伴う任務である。しかし放っておけば、再び件の『霊災』……祟りが発生してしまうことだろう。
最悪の事態を未然に防ぐため、あなたとフェイルノートは共にU市へと赴いた。

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