２７歳（嘘つきの歌から７年前）の時にユズがジャーム化して〈コフィン〉を壊滅させ、処理された事件。
孤児院出身であった双子は、ＵＧＮチルドレンとして孤児院を[卒業]し、訓練を受けることとなった。早くも才能を発揮させたユズは、ある程度の訓練を終えて実戦へ投入。多くの苦難を仲間と共に乗り越え、その精神性から敵味方の多くを救い、敵対しながら学生として生活していた。
20歳になった二人はそれぞれ別の進路を進むことになる。ユズはその優秀さから世界を飛び回るエージェントに、そしてユーマは本部直属の部隊に所属することとなった。
お互い別の道に進むことになったことに号泣するユズに、ユーマはいつでも連絡とれると言い、二人は道を歩いていく。
多くの苦難を乗り越え、自分が頑張れば多くの人と、何よりユーマが安全に暮らせるという想いを胸に戦い続ける。

これが全ての間違いだと気づいたのは数年後。

定期的に連絡を取っていた二人だったが、やがてユーマからの連絡が途切れるようになり、一時期完全に途絶えた。
数か月経過してからようやく連絡が付き、安心していたユズだったが、ユーマの様子がどこかおかしいことに気が付く。

そして決定的な瞬間が来たのが数年後。
<セレクト>との共同戦線の際に再開。だが、その時にはユーマは既に変貌していた。

不穏なものを感じたユズは独自に調査を開始。そして〈セレクト〉と〈コフィン〉の関係性を発覚。
ユーマだけでなく、多くのエージェントに行われた実験と調整にユズはブチ切れ。
〈コフィン〉へ襲撃し、限界を超えてジャーム化した。

ジャーム化の処理の任務を受けた〈セレクト〉の中にユーマもいた。
現地に到着した〈セレクト〉はジャーム化したユズと交戦。ジャーム化したとはいえ、その戦闘能力は健在であり、
〈セレクト〉はほぼ全滅し、ユーマも右腕と片目を負傷。そこで戦っていた相手がユーマということを知ったユズは正気に戻り、自己嫌悪で逃亡。
追い付いたユーマがユズを処理して事件は終了した。