容姿・経歴・その他メモ

「まずは話し合ってみないと、もしかしたら相手にも事情があるかもしれない。」
「もし、その上でどうしようもないんだったら...悲しいけどしょうがない。」

ある日、僕を襲った男性が血を吹いて勝手に倒れた。
それが原因で僕は連れ去られた。

連れ去った男たちはファルスハーツと名乗り、僕に世界の在り様を教えてくれた。
世界はどうやら僕の知らない間に、いや、僕が生まれる前から変わっていたらしい。

彼らはどうやら僕を変わった世界に“適応”させたかったようだけど、ぼくはそんな世界でも人を傷つけたくなかった。

どうやら、彼らはそれが気に入らなかったらしく、僕を実験と称して色々なものと戦わせた。
当時は“スカーレット（傷だらけ）”と呼ばれたっけ？

ある日、僕が住んでいた施設がファルスハーツじゃない人達によって襲われた。
彼らはＵＧＮと名乗って僕を保護してくれた。

それから、僕は日常に戻らずＵＧＮとして生きている。

綺麗事を言うつもりは無い、僕だって沢山殺している。
襲ってきた犯罪者を、同じく実験体だった仲間を、ＵＧＮの敵を。
そうじゃないと僕が“他の誰かが”殺さるから。

だけど、そうするのはあくまで最後の手にしたい。
世界がほんの少しでも綺麗であることを信じたいから...。

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