容姿・経歴・その他メモ

●概要

てんびん座のマークを刻印された『刀身の無い剣』（ゾディアックウェポン）を使用するUGNチルドレンの少年。

後述の理由から現場でのエージェント活動を始めてから日が浅いものの、優秀な能力を保持した強力なエフェクトを使用して戦う優れたアタッカーとして活躍している。

衝動とそれにより発揮される潜在能力が高すぎるため、連携に難がある問題児として訓練を始めてからすぐに暴走の可能性を危惧されていた。
そのため通常のチルドレンより教育・訓練期間を長めにとっており、最初に投入されたのが2年前の"オールドキング"討伐任務だった。

●性格

実戦経験が少ないことと、その訓練機関の大半を衝動と能力の制御に費やしていることから、いわゆる社会性があまり育っていない。

無垢で無機質、言動の裏の意図を読むことが苦手で、事務的かつ現実的。冷淡ともいえる。
現実的な実利を越えた拘りや執着に対しての理解が浅い。そういった志や信念を持った人々に対して不可解さを感じているが、指摘する必要性を感じていないのか、実害が出ない範囲でそれらについて積極的に言及することはない。

むろんこれらの精神性とは別に、人として基本的な親切心や義理は持ち合わせているが、それらの表現方式が極めて現金で、「気持ちで応える」というよりは「可視化できる利益で応える」という癖がある。
実感できているわけではないがある程度の理解を持ち合わせているといった塩梅。良くも悪くも頭でっかちな表現方法。

●"オールドキング"との邂逅

訓練に励んでいたある日、たまたまその施設に立ち寄った"オールドキング"と邂逅、親切にしてもらう。
その名前を聞くことはできなかったが、玉野椿に続く「よくわからない人」としてカテゴライズされ、心のどこかで引っかかり続けている。
その後、初任務として"オールドキング"の討伐に赴き、そこでの活躍で初陣を飾る。

"オールドキング"の討伐については、ジャーム化していることもあり順当な結果であると結論付けてはいるものの、親切を受けて礼も言えずに別れたきりになってしまったことが心の片隅で引っかかりを残しており、本人もなぜ引っかかっているのかを理解できていない。

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