黒髪に黒いキャソックを来た小柄な少年。
"紳士は折れない・めげない・へこたれない"を信条とした社交的で明るい性格ではあるがその応対は男女で露骨に差があり、女性相手には進んでお茶に誘ったり喜んで手伝いをしたりするが男性相手では自分からは一切動かない上にその身なりで軽率に"神"を引合にだすため軽薄なクソガキと思われている。

UGNの研究機関で生み出されたデザイナーズチルドレンで本当の意味での純粋培養のUGNチルドレン。とはいえ世間知らずと言うわけでは無く積極的に他者（特に女性）と関り社会常識も兼ね備えているこの年齢のチルドレンにしては珍しいタイプ。その能力は「誰かのフォローをする事に特化したタイプ」となっており、あらゆる出来事に後出しで対応できる技術と能力を身に着けている。

《遺産》『鬼切りの古太刀』と同系統の《遺産》である「神罰の鍵」と呼ばれるモノと契約をしているが剣の腕前はサッパリで支部内でも最低クラス。それでも「ハッタリくらいには使えるのでいいでしょう」とポジティブ思考。

現在はUGN横浜支部に所属しており第一線で働く女性が多いこの支部を天国だと考え学校には行かず日々（女性職員と一緒に）UGNの任務に従事する生活を送っている。

レネゲイドウィルスにより深く適合する新人類を生み出す事を目的とした研究機関で人工授精により生み出されたデザイナーズチルドレン。生後間もないころからレネゲイドコントロールや《遺産》への適合実験など様々な実験に携わる事になり、その全てを覚醒していたノイマンシンドロームの頭脳により理解していた。

その後、倫理的な問題により研究機関は閉鎖され一般のチルドレンの施設へと移送。他のチルドレンと関わりつつもこれまでに比べて退屈な日常を過ごしていたが自身が10歳となったある時、FHの施設から収容されたとあるチルドレンが同僚となり彼の適当かつ時折真理をつくような言動に大いに影響を受ける。

その結果、「女性はまずお茶に誘わないと失礼」「キャソックは誰もが安心して話しやすい服装だ」など誤った"紳士感"を身に着けてしまうがその結果、以前よりも社交的かつ明るくなった（なりすぎた）

ノイマンの頭脳により前線で動く人間が何を欲しているか、何が足りないかを分析し領域を操る事によりあらゆる事態に"後出し"でサポートする支援特化の能力。

コードネームは初対面で支部長を口説いて一蹴されたにも拘らずまだ口説きに行く"心の強い者"から揶揄されてつけられたもの。