容姿・経歴・その他メモ

「初めまして、灯徹タオだ！うん？ああ、この中華まんは気にするな。私は常に腹が減っていてな」
「私はあの2人の命を喰らい、今も生きている。後悔などしてないさ。したら、あの2人に何を言われるかわかったもんじゃない」

ギザギザの歯と真っ黒に染まった両腕、その腕を全て隠すほどにダボついた中華服が特徴的な少女。いつも何かを食べており、学校の噂では普通人が食べないような物も食べたことがあるという、根も葉もない？噂がある。学校では袖を長く改造した制服を着ており、授業中に何かを食べている姿勢が目立つ問題児。

とあるFHセルに生まれ、悪友であるベスと八重と共に幼少期を過ごす。ベスは誰よりも早く動くことの出来る脚と翼をもち、八重は誰よりも鋭い指摘を放つ頭脳を持っていた。対して自分はよくわからない、何かを食べると自分が少し強くなるという、パッとしない能力。それでもいつも競い合い、誰が1番強くなれるかということをバカみたいに話していた三人だったが、自身のレネゲイドウィルスにタオ自身が喰われるという事件が起こる。
その際、喰ったレネゲイドの能力を得ることが出来るという点、そして、その能力には維持するエネルギーが必要であると気づいた八重は、自身とベスを喰わせることで、タオを生かすという方法を取る。「三人でどこまでも一緒にいよう」という約束を残して。

その後、現在のセルに流れ着く。2人が残してくれたレネゲイドのおかげで、吸収率も良くなったのか、お菓子や炭水化物でもある程度はどうにかなるようになった。なので、現状別に不満はない。強いていうなら、もしも島にそぐわない極悪人とかがいた場合、少し喰わしてもらうくらい。

ちなみに両腕で何かを喰らうことも出来る。また、能力の影響で何でも喰えるので、実際に島のリズムに慣れていなかった頃は食べ物を持ってくるのを忘れ、仕方なしにドアを喰らったことがある。自分が世間一般的に見ても異端なのも理解しているので、悪童、およびFHに所属している。

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