近づきたいのに、近づけない。
触れ合いたいのに、触れられない。
こんなにも君が好きなのに、この手は君に届かない。

どうすればまた、君に近づけるのだろう。

ダブルクロス the 3rd edition
　《ニャンデミック2》
ダブルクロスーーーそれは、裏切りを意味する言葉。

ハンドアウト

HO1
カヴァー／ワークス：自由／UGN関係者
シナリオロイス：元気な白猫
君はN市近郊の都市に暮らすオーヴァードだ。UGNに対する感情は自由にして良い。
新しくオープンした施設『ねこっとランド』に遊びに行ったところで、君はワーディングが張られたのに気づく。
何が起こったのかと思っていると、君の前に一匹の白猫が飛び出して助けを求めてきた。

金髪、紫色の瞳、容姿はよいほう、シックなワンピースを好む。
普段は凛々しく賢いお嬢様。
しかし、猫を前にすると、一遍、表情は緩み、IQは一気に下がる。

UGNの大手スポンサーであり、自称敏腕エージェント。
ごく普通の穏やかな少女だが、思い込んだら一直線に突っ走る。
小動物が好きだが、極度の帯電体質のせいで、基本的には嫌われている。
髪の毛は、特殊な整髪料で整えているが、寝起きなどはすごいことになっている。
声をかければいつでも駆け付けれる位置に執事が控えている。

体質のせいで、ほとんどの家電は素手で使用できない。
指紋認証などもってのほかである。
最近顔認証がついたため、スマートフォンがつかえるように・・・なるとおもったけど、特注のタップができるゴム手袋をつけないと、スマートフォンが壊れる。

小さい頃、可愛がっていた猫のうち1匹を自分の不手際で亡くしたことを契機に力に目覚める。
ただし、目覚めた力で帯電体質になったことにより、猫には嫌われることになった。

良家の令嬢であるが、家族からは構ってもらえず、ペットとばかり過ごす毎日であったが、力の覚醒でペットからも嫌われて寂しく一人で遊んでいる頃に、一人の少女に出会う。いろいろあったが明るい彼女に惹かれ、彼女にとって家族以上の存在となっている。

オーヴァードのことは彼女の屋敷の使用人がオーヴァードであることから、いろいろ知っており、使用人を仲介してUGNとのかかわりを持っている。ちなみに、彼女の持つワイヤークローは彼女の家の財力とUGNの協力のもと彼女専用に作らせた道具である。
当初は力のコントロールのためだけにUGNと関わっていたが、ワイヤークロー開発後は彼女の能力の有益なものとなったため、協力の依頼がくるようになっている。自分の力が役に立つことは純粋に嬉しいようで頼られれば依頼は受けている。

彼女の両親はオーヴァードではないが、レネゲイドウイルスのことを理解している。
裏では人工オーヴァードの研究をしているらしいのだが、これは彼女の知らないことである。

少しだけ、コントロールができるようになってきたため、バトルマニューバによる制御が減ってきた・・・が、まだまだ制御が甘いく、帯電体質はまったくといっていいほどコントロールできていない。
戦闘も威力の向上には成功したが反動が以前より大きくなっている。

手先は器用ではあるが力はなく、雷を放つことはできるがコントロールが苦手でいいところなし。
いきついた先は、使用人たちの協力のもと、彼女専用に開発されたワイヤークローによる能力制御である。
これにより、それなりに高い戦闘能力を手に入れた。ただし彼女はそんなものを望んでいないが。
戦闘以外にも利用でき、ワイヤークローで電線等に接触することで、ハッキングなどを行うことも可能。
もちろん彼女はそんなものも望んでいない。
彼女の願いはただひとつ、帯電体質を治してもふりたい。
穏やかな表情で静電気をびりびりさせながらゆっくりと歩く彼女は、小動物が見事に彼女を避けていく。
非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌うといわれる霊獣「麒麟」を連想させるのでそんなコードネームがついた。
・・・のだが、本人は認めていない。コードネームをきかれると彼女はこう答える。「私は、そう『びんわんえーじぇんと』よっ」

普段はカバン（ウエポンケース）などに収納している。
能力使用時に、手甲を装着する。
エフェクトを使って起動することでワイヤーを使ったり、2本の爪を使ったり、
両方使ったりと、本人の意思で自由に切り替えを行える。
エフェクト制御プログラムが仕込まれており、能力制御が苦手な彼女でも容易にエフェクトを使用できるようになっている。
なお、1回だけ起動できる切り札のプログラムも使用人が勝手に仕込んでいる。

執事は他にもいるが、彼は主に無茶をするお嬢様のお目付け役。
執事っぽいという理由でセバスチャンを名乗っている。
オーヴァード能力のことはよくわかっておらず、超能力か何か(もしくは村雲家の科学力)だと思っている。
なお、彼はワーディングの中でも動ける特異体質であり、様々な設定もあるがそれはまた別の話。
いろいろあって（主に借金）羽振りの良い村雲家の仕事を引き受けているうちにお嬢様のお目付け役に抜擢された。

トレーラー

幼い頃からずっと一緒だった、大切な存在。共に過ごす日々が、いつまでも続くのだと無邪気に信じていた。

一つの街を襲う異変、変化する人々、溢れかえる猫たち。日常は脆く崩れ去った。

自らの片割れを失くした時、少女の絶望が、街を覆い尽くす―――。

ダブルクロス　the 3rd edition　【ニャンデミック】
ダブルクロス―――それは、裏切りを意味する言葉。

HO1

カヴァー/ワークス：高校生/UGN関係者
ロイス：雨村　花音
推奨感情　P:友情／N：不安
君はオーヴァードであることを隠して、高校に通い、普通の日常を過ごそうとしている。UGNに対する立場は友好的なものであれば自由に決めていい。
一週間前、病欠で一ヵ月ほど休んでいたクラスメイト『雨村　花音』が登校してきた。
彼女は君の隣の席で、中学も一緒の親しい友人である。中学の頃は明るい性格だった彼女は、今はとても大人しく内向的な性格と変わってしまっている。
その彼女だが、登校してきてからというもの何か悩んでいるのか、様子がおかしい。放課後、心配した君は話を聞く為、彼女に一緒に帰ろうと誘うことにした。

前回から1年ほどたったことを想定
雷光撃をライトニングリンクへ修正、また、技能とエフェクトレベルの調整
前回のシナリオロイスをメモリーにして取得
コンボ名の修正
固定ロイスの修正
要人への貸しを取得
執事をデータとして取得（使用人）