容姿・経歴・その他メモ

サイレンの魔女を主に扱う由緒のあるハヌマーンの家系の長女として生まれるが、より良いものをと別のシンドロームの血を混ぜ続けていった結果、よいものをどころかハヌマーンですらない別物として生まれることとなる
その結果は家族からは腫物を扱うように接され、きっちりサイレンを扱える妹が生まれたころにはいないものとして扱われるようになっていた・・・そんな環境に置かれ続けていたある日。必死に自分もサイレンを扱えるんだと言い聞かせていたある日。それを肯定する声が聞こえるようになる。他の誰にも聞こえることはないし姿も見えないが、確かに肯定してくれる誰かはいるのだと確信したことで自信をつけ、より自分が発動する雨粒の矢をサイレンの魔女だと思い込むようになった。

なおこの声はこの家系のサイレンの魔女を扱えるか否かで評価が変わるという共通の集団意識と、流のあまりに強すぎる思い込みによって生まれたレネゲイドビーイングであるが、それを流本人は知らないし知ることはないだろう。


自身はついても現実は変わらない。なら結果を出し切れば家族も認めてくれるのでは⁉と考えた彼女はイリーガルであった状態からエージェントになるためUGNの門をたたくことにする。当時高校入学直後であった
サイレンではないだけで殲滅力は充分にあるシングインザレイン、場面を選ばず高い対応力を発揮できるオリジンレジェンド無業の影などによりめきめきと頭角を現し実績を積み上げていった結果、中学卒業と同時に支部長へと就任することになった。
しかしそれでも家族は自分のことを見ようとはしてくれない。きっともっとUGNに貢献したら見てくれるはずなんだと、根本がずれていることに壊れた彼女は気づかない。
他の支部への応援などもこなしつつ自分の支部の仕事も果たすなど、サイレンについて触れなければ優秀であるため信頼を置かれている支部長となっている

大事な部下を失うという事件以降、より仕事に対して熱心に取り組むようになり、同時に比較的サイレンに対しての執着が薄くなった（思考を新たに別の方向へ割くようになったからではある）
そのため日本支部からの評価も上昇し、現状では複数支部のまとめ役をやるときもあるなどより強い立場を得るようになっていっている。

が、本人はそこに対しての執着は薄く。ひたすらに求め、探し続けるモノはただ一つ
「ーーー気づけなくって、ごめんね。傍に居たのにちゃんと見えてなかった。」
「今度は絶対見つけるから。だから待っててね」

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