容姿・経歴・その他メモ

■容姿
黒髪ショートで眼鏡をかけた女性(胸は小さい)。
二条京と同様で年齢に対して外観は幼いがこれは2つの理由がある。
１．UGNチルドレンであるため正確な生年月日が不明なため
２．二条京と同様に任務のためにUGNの登録情報をたびたび変更しており、表示はあくまで現在登録されている情報であるため
よって実年齢はもっと若いと思われる。

■経歴
二条京と同じチルドレン育成施設で育ち、成人までバディを組んでいた女性。
二人は無手でも戦闘能力があるため、身分を隠しての潜入任務にあたることが多かった。
成人後は国際エージェントとなりヨーロッパに渡った二条京とは異なり、日本支部に残って後輩となるチルドレンの育成とバックアップに勤めていた。
しかし、本編の1年前にとあるジャームとの遭遇戦のち死亡した。

■人物
性格はマイペースな二条京と対照的に真面目で面倒見がよかったらしく、よく二条京の世話を焼いていた。
二条京とはお互いにコードネーム由来のあだ名で呼び合っていたが、これは名前をたびたび変更するため本人と識別可能な呼び名がコードネームしかなかったから。二条京、朝倉雪乃はともに成人後に変更した名前である。
(あだ名：二条京→ネッサ、朝倉雪乃→クロ子)

■シンドローム
ピュアブリードのエンジェルハイロゥで光学迷彩を作り出すことを得意とする。
彼女の真価は攻めよりも守りにあり、広範囲に展開した光学迷彩で仲間を支援しながら戦うことができた(つまり代理ドッジ型ビルド)。殲滅能力は高いが、小回りが利かない上に単独で先行しがちな二条京の良き相棒として活躍していた。
一方で、本人の戦闘能力自体は低め。付け爪を触媒として指先からレーザーを撃つことができるが、威力は拳銃と大差ない。あくまで緊急時の自衛手段という意味合いが強い。(ただし、相手を殺し切れなくとも攻撃が当たることは滅多にないため、二条京が合流するまで粘ることはできる)

■コードネーム
コードネームは二条京と同じくオズの魔法使いの舞台『ウィキッド』の登場人物から取られている。ウィキッドにて案山子はフィエロ・ティゲラーという名前の王子という設定がされている。彼は魔女ウィキッドを逃がしたことで、オズの国の衛兵から拷問を受けるが、ウィキッドによって案山子に変えられたことで全身の骨を折られても生存できたという。
ちなみに二条京からは私の死亡フラグみたいだからその名前やめろとたびたび言われていたが、死亡フラグそのものの名前を使っている方が悪いと言い返されていた。

■備考
性格が対照的な二人がバディとしてうまくやっていけたのは、根本の思想が似ていたことがある。
彼女らは現在の『仮初の平穏を維持する』UGNの在り方に疑問を持っていた。
現行の制度に叛乱した結果、『魔女』の烙印を押された"ウィキッド"由来のコードネームを名乗っているところもUGNへのささやかな反抗だったのかもしれない。
成人後もより良い社会を作るためにはどうすればよいかは考え続けており、その結果、二条京は視野を広げるためUGNが劣勢であるベネツィア支部へ移籍することになった。朝倉雪乃が日本に残ったのは、ロード・オブ・アビスの叛乱をきっかけとした日本UGNの混乱を見て、チルドレンたちを残していくこと危機感があったため。

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