容姿・経歴・その他メモ

概要 ｜神喰ライタル龍ノ主《ロード･オブ･ファフニール》の独白。※読み飛ばしても問題ありません。

『表の顔は何の変哲もない一人の高校生。
しかし、かつてはFHセル“フロントデイズ”の実験体として囚われ、過酷な実験の末に自身の前世である魔王龍ファフニールの力に目覚めたオーヴァード……それこそが俺である。

2億800万年前に始まり1億4400万年前まで続いたとされる恐竜の時代を魔王龍ファフニールが覇していたことは諸君も知ってのの通りだろうが、
当時恐竜と並び文化を成していた二手二足竜……現代でいう所の人間に相当する存在……が、魔王龍ファフニールの暴虐に耐えかね反逆を起こした。
数千年に及ぶ争いの末、魔王龍ファフニールは力を消耗し深き眠りにつくこととなった。しかしそのエネルギーはあまりに絶大で、ファフニールが眠りにつくとともにその制御を失った破壊エネルギーが全土に降り注ぎ、世界に氷河期が訪れた——それが恐竜絶滅の顛末である。
その後、ファフニールは実質的な敗北を経験すると同時に、暴虐の限りを尽くした己の過ちを悟った。そして、決して協力ではない個が力を合わせ魔王すらも倒しうる「絆」というものの怖ろしさを身に刻んだ。そうして己が力によって更地となった大地にその身を捧げると、見渡す限りの地平線に生命が芽吹き、水が溢れた。そうして形作られたのが、｜地球《ジ・アース》である。

俺は魔王龍の地位を捨て、発展した世界の中で己が怖れ憧れた「小さき個」として生まれ直すという選択をした。しかしその魂はあまりに強大で、小さき個の器に転生するには永き時間を要した。やがて20XX年、ついに人の子「芳野輝希」としてこの世に受肉することとなる。ファフニールとしての記憶も捨て、唯一人の少年として生きる芳野少年だったが、先程述べたように、ある日FHセル“フロントデイズ”の実験体として囚われ、過酷な実験を受けることとなる。その結果、魔王龍ファフニールとしての“総て”を思い出し、代償として芳野少年としての記憶を喪失してしまうのだった。』

(以上が｜神喰ライタル龍ノ主《ロード･オブ･ファフニール》の独白。
以下にUGNエージェントとしての詳細資料を記載。)

『ファフニール』プロフィール

･性格:尊大で高踏的な一方、なぜか強い利他精神を持ち、態度が大きいだけで独善性・悪性は見られない。また、好奇心旺盛で様々なことに興味を持ち、知らない事は知らないと認め必要ならば教えを乞う柔軟性を持つ。
･信念:『芳野少年を取り戻す、今はそれだけだ』
･よく話す内容:独自の世界観に基づいた奇妙な発言。（一方、通常のコミュニケーションも取る事ができる）
･趣味:鍛錬
･好物:焼肉
･嫌いなもの:野菜（サンチュ、チシャ菜などの肉と合う野菜を除く）

人称

一人称：俺
二人称：お前、貴様
三人称：奴

オーヴァードとして

･ブリード:ウロボロス/キュマイラ
･コードネーム:｜神喰ライタル龍ノ主《ロード・オブ・ファフニール》

･能力:自身の背後に、影で構成されたドラゴンの爪を作り出しての白兵戦を得意とする。
また、発動後に無防備になることを代償に、巨大なドラゴン『ファフニール』を生み出し、影に蓄積されたレネゲイドのエネルギーをぶつけるという決戦攻撃手段を切り札として備えている。
一方、《完全獣化》などの肉体増強効果などはすべて影に影響するらしく、爪の防御を突破されてしまった場合、脆弱性は通常のオーヴァードと差異はない。
また、｜対抗種《カウンターレネゲイド》の性質を持っているためオーヴァードに対して強力な殲滅能力をもつ一方、例にもれず攻撃を行う度に自身をも傷つけてしまう。

･覚醒のきっかけ:FHセル“フロントデイズ”の実験によるもの。

･その他備考：定期的なカウンセリング・メンタルセラピーは今後も継続予定。

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