容姿・経歴・その他メモ

奴隷部隊・懲罰部隊・名無し部隊などと呼ばれる、厳罰対象者を集め管理する事を目的とする部隊スレイヴハウンドのエースといわれている少女。

生まれる前からとある遺産の継承者となるべく準備されたうえで生まれた少女であり、物心つく前に遺産と契約、契約代償である遺産の記憶の浸蝕を諸に受け、物心つく頃には遺産の経験した戦争(主にWW2など)の記憶と感覚を脳に刻み込まれており、自身を兵器であり兵士であるという機械的軍人的思考を幼いころから持っている。
彼女にとって食事は補給のための作業であり、普通というものの価値観が理解はできても共感できず、UGNの訓練施設でも支部でもその価値観の違いから孤立気味だった。
自分を鍛えた師匠以外との対話は本当に必要最低限であり、命令には従順であるもののその命令を遂行するためなら自分にも他人にも効率的な動きを要求する動きをすることが多いためスレイヴハウンドに行くことが決まったときも遠巻きに眺めるだけで何かをしてくる相手は良くも悪くもいなかった。
スレイヴハウンドに入ってからも彼女の本質は特に違いはなく、管理官の無茶ぶりにも平然と従順にうなずいて実際にそれをこなして見せている。

「戦場において兵士が無能な上官のもとに配属されるなんてよくあることでしょう？珍しいことでも何でもないです。」
「使い手に不平不満をいう暇があるなら、敵を屠り、戦場を生き残ればいいんですよ。その考える頭や自由に動く体は飾りですか？」

・・・もちろん、頭では分かっている。こんな考えは普通ではないのだろうときっと異端なのは自分の方なのだろう。だからこそこの立場にいるのだから。
それでも物心つく頃、いや生まれる前からそうであれと望まれ、そうあれてしまった彼女にとってはこの部隊ですら、地獄とは程遠いものに見えてしまっているため、多分死んでも治らないなと割と諦め気味。
そうして彼女は兵士として、師匠が言っていた"真の兵隊"として己のなすべきことをするために、今日も活動を続けている。

〇性格
前述の通りの機械的考え方で動くまさに兵士としてあれといわんばかりの思考回路をしている。
遺産の浸蝕、師匠の教えによって、非常に達観した視点を持っており戦場や兵士としての理不尽に対する耐性は非常に高い。
(具体的には『死んで成果をあげて来い(要約)』と明確に言われない限りは無茶な命令でも平然とした様子で受けるレベル。むしろ急に言われなければ、それすら受け入れ、可能な限り生き残ろうと最善を尽くす方向にシフトする。)
師匠の教えの影響で、本気を出すときは自己暗示をする癖がある。

履歴

・アルべリヒに対してのスタンス
自身が兵士であり、彼が上官であるため命令には従順。理不尽な命令や虐げでも平然と受け入れなんてこともないような態度をとる。
あくまで彼が上官という命令する立場だから従っているだけであり、彼個人への評価は『兵器の扱いもろくにできない無能』。
行動への敵対心や嫌悪からではなく客観的、効率面からみたうえでの評価であり無駄に反発心を増やす行動しかしないことに関しては内心呆れかえっている。
そして、彼女はそんな彼をとっくに見限って見捨てているためいちいちそれをフォローしたり、改善を促す忠言などは一切言わない。
上官でなくなった瞬間、彼女にとって彼は路傍の石Aになり下がるだろう。

・スカイゲイザーへの考え
現場指揮官としては非常に優秀で現場での指示は彼の言葉を優先して従う程度には信用している。
しかし、人命を考慮しすぎて、管理官から余計なヘイトや軋轢を生んでいることに関しては効率が悪い手ぬるい考えと思っている。
その部分の煩わしさを抜きにすれば能力的にも人望的にもいいリーダーだと思っている。
・首輪及びギアスレイヴの見た目
首輪はテンプレートな首輪型。彼女からすれば、急所を守る紙一枚分ぐらいにはなるだろうと軽い反応を示している。
ギアスレイヴの見た目は手甲と脚甲がセットになって装着される。

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