容姿・経歴・その他メモ

Brandy　　 …1/2
Benedictine…1/2

ゾディアックウェポンちゃんかく語りき。
「んもぉ～～～～あのときは本ッッ当にあったまキてたんだぞ！！！！！」
「みっちゃんは勇み踏み込んで隙きを見切られて斬首(スパァン)されるし！」
「ゆーくんは調子乗って斬り込んだら急に大っきくなったジャームに圧殺(ペァャン)されるし！」
「あーちゃんは刺されたときの毒で溶解(でろっでろ)になっちゃったし！」
「本当お前達！UGN！どういう教育してるんだ！って！！！！心底あったまキてたんだぞ！！！！」
「だから、繊月ちゃんに初めて会う時も最初は断固拒否！するつもりだったんだけど―」
「ひと目見てすぐわかったぞ！今までの児たちと違う『意思』を持ってるって」
「確信したのはそのとき、彼女と一緒に初めてジャームと殺(や)り殺(と)りしたとき、対抗種(カウンターレネゲイド)の血に柄が濡れたとき」
「『繊月ちゃんは、”痛み”を知る児』だって、だからきっと彼女が振るう一太刀は優しくて、ずぅっと固いものだって」
「誰かを守るために、一緒に戦っているんだって思えたから」
「それに……ゾディアックウェポンちゃん以外の剣を握って、徒に誰かを傷つけさせるのもは……きっと繊月ちゃんが保たないから」
「だから！繊月ちゃんと一緒にいて、まんざらでもないぞ！」

繊月曰く、
「チルドレンになったの……ちっちゃい頃だったからあんまり覚えてないけど、それでRC(レネゲイドコントロール)教わって、どうにか抑えられるようにはなったんだけど」
「でも、力(エフェクト)を使うときに体中を奔る激痛は無くならくって」
「それに、初めて任務でFHエージェントさんと戦った時、その、私が斬った人、すごく痛そうだったから」
「私の力は自分を傷つけて、誰かを苦しめる力だって思ってた」
「それからお仕事するのが嫌になってたときに、連れてもらっていったんだ」
「カップヌードル博物館」
「いろんな展示があってね！自分が好きなカップ麺作ったり、ラーメン作ったりできるの！」
「それで、ハイパーハードボイルドチリトマト作ったり、麺を挙げたりしながら教わったの」
「世界を変えるのは、『発想の逆転』だって」
「付き添ってくれた大人の人から教わったの」
「私の力は『誰かを守るための力』、『傷ついた人の痛みに寄り添う力』だって」
「あと。『君の味覚は終わってるね』って言われたけど」
「だから、私はゾディアックウェポンちゃんを求めた。誰かを守るために、痛みに寄り添うために」
「最初はすっごい嫌そうな顔……顔？声？してたけど、認めてくれて、一緒にここ、横浜(ハマ)の皆を守ってくれるから、頼もしいよ」

「きっと、全ての傷を癒やす女神にはなれないけど」
「それでも、誰かの、木漏れ日の中の安らぎを守るために―」
「双魚宮 繊月、がんばりますっ！」

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