容姿・経歴・その他メモ

〇過去

彼女はUGNの実験によって生み出され、生まれながらのオーヴァードである
その実験は「胎児を宿した状態でのレネゲイドウィルスの活性」そして、それによるオーヴァードの誕生である
結果は、無理に活性化させられた母体はジャームとなり、彼女はその腹を突き破り、殺して生まれた
そうして生まれた彼女は待望された子として、UGNチルドレンとして施設の中だけで幼少期を過ごすこととなる

しかし、現実はそう甘くなかった
実験から得られたデータでは、母体の暴走率はほぼ100％だが、オーヴァードが無事に生まれる確率は限りなく低かった
母体と共にジャームになったり、母体に殺されたりと効率は悪く、その後、この研究は凍結されることとなった
そして、産まれた彼女もレネゲイドの操作には長けていたが、戦闘向きな能力には関心や適正を見せなかった
そのため、待望されたものの、期待に応えるほどの力をつけなかった

だが半年前、元々はモルフェウスのみを発症していた彼女は、参加した任務でウロボロスを発症
その後、ウロボロスへの凄まじい適応力を見せ、軽い支援程度の能力だった彼女は、現在では無類の破壊者と呼べる能力を得る
しかし、戦闘時にレネゲイドが高まり、暴走することも多いため、支部の人たちに迷惑をかけていると思っている
ただ、彼女が生まれてから面倒を見続けている後見人として登録されているエージェント「青池 大地」は、いつも優しくしてくれている
いまだ慣れない能力に振り回されてボロボロになる彼女の帰りをいつも待ってくれている
そんな彼女が、自分が帰ったときに見せてくれる笑顔だけを頼りに、任務から帰還している

〇現在

性格は前向きで「任せなさい！」となんでもしょい込んでしまう
だが、これは見捨てられてしまうことへの恐怖から演じている性格で、本来はとても臆病
これは自分を鼓舞するためでもあり、まさに虚勢である
そのため、少しでも心が折れると部屋の片隅で縮こまっている姿を見せる
気の許した相手にだけは、この臆病で気の小さい面を隠すことはない
生まれた実験の影響で金髪とオッドアイの見た目を持ち、オッドアイを隠すために前髪を伸ばしている

生まれてから今までで、施設で過ごした時間の方が長く、一般知識などは身についているものの、箱入り的な部分がある
クラスメイトに誘われて行ったハンバーガーショップを気に入り、定期的に通っている
なお、ハンバーガー以外では肉を食べたがらず、普段はパンや麺類の炭水化物と野菜を好んでいる
結果として、もっとハンバーガーを食べろと保護者の「青池 大地」から言われている程度には、偏食家である

〇戦闘スタイル

腕に纏させた黒い砂から作った黒い結晶を射出して戦う
防御は絶望的に不得意で、相手とどちらかが倒れるまで殴り合うスタイルを取る
戦闘時に暴走状態になることが多く、ギリギリ制御できている程度のため、将来を不安視されている
しかし、味方を攻撃することは絶対になく、会話も行えるため、意識はしっかりしているようだ
だが、暴走状態での戦闘は負担が大きいのか、戦闘後はかなり疲弊していることが多い

〇チラシ裏

シンドロームについて

覚醒時はモルフェウスのみの覚醒であり、攻撃は不得手としていた
砂を手繰った支援を得意としており、当時から黒い砂を使っていた
そのため、元々ウロボロスへの適正が隠れていたと推測されている
ウロボロスの覚醒後はかなり攻撃的な能力になってしまったことを気にしている

名前について

彼女名前が一般的な名前でないのは、命名当時に所属していた施設が影響している
訓練時代、本名の無いチルドレンたちはコードネームのみで区別されており、これをきっかけにお互いに名前を付けあうのが流行った
彼女の名前も当時の仲間たちから付けてもらったものであり、黒い砂が彼女の月のような金髪を隠す様子から新月をイメージしてつけてもらったものだ
今は離れ離れになって任務に赴いている仲間たちとの思い出でもあるため、彼女はこの名前を大切に思っている
（基本ルールブック2掲載シナリオ：World End Juvenileの設定を使用しています）

青池 大地について

30代前半の男性で非オーヴァード、非戦闘員のUGN職員で、事務仕事担当
現在の彼女の保護者、後見人となっており、高校へ潜入する際に書類上として必要になった際に自ら志願した
元々はチルドレンの施設の世話役の職員だったようで、チルドレンに対して少しでも助けになればとの考えがある
書類上の立場だが、本当の保護者として彼女に接しており、彼女との信頼や、周囲に怪しまれていないことから、不用意な関係は非推奨ながら、黙認されている

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