生真面目で優しい委員長タイプの高校二年生。やたらとお節介も焼く、裏のない善性の塊。
悪意を察知する天性の直感でも持っているようで、細かい事柄は優しく諫めるが虐めや明らかな犯罪は迷わず止めに行く。

華奢ではあるが剣道部主将であるので舐めてかかると反撃を喰らう。
老若男女問わずどんな相手にも真っすぐ立ち向かっていくので時たま無謀な事もやらかす。
成績は上の中辺りで悪くは無いが詰めが甘い事が多々。他人評は概ね良好だが、一部から鬱陶しがられている。

幼い頃からの霊媒体質であり、他人には語らないが非現実的な事件に多く巻き込まれている。
恩人や母親の助けもあり、怪異にも臆せず向き合う事が可能。
過去の事件において複数の化生や神性と縁を結んでおり、レネゲイドとは異なる神秘の加護・恩恵を得ている。

【星無き可惜夜】事件で負った怪我の治療の為に二週間の入院後には、「人が変わった」かのように年に不相応な慈母性を得たと評されている。
主将ファンクラブは盛況になった。ﾏﾏｰｯ!!

朝在邸

“真我一閃(リーベラ)”朝在 燈：剣の師にして同居人。何かと世話を焼きに行く。
“月雫(アルモニ)”朝在 調：同居人兼相棒。年下だが勉強を良く見てもらう。
“白狐”コセン：ペット。ﾓﾌﾓﾌｶﾜｲｲ!!

友人

調月 乃音：親友。生徒会の仲間でもある。
那桐 霞：幼馴染。よく病院に面会に行く。
夜藤 莉央：腐れ縁。何故か心霊スポットにいるので一緒に祟られたり除霊したりするようになった。

和爽

“侠嵐怒濤”久藤 天：色々とお世話になっている人。

クォーツァー

“灰紅の霊王(グレイレット・イノセント)” シュリア・プライズ・アウスレーゼ：ある意味最大の恩人。で、あるのだが直接対面した事は無い。
“心令者(ラグナロク)”：旅の仲間。棘のある発言が多いが、不器用なだけで優しい人。
“優美なる介添人(ベルファスト)”：旅の仲間。優美の化身だと思っている。

東京・銀座のクラブ『ファタル』No1ホステスと一人の極道者の間に産まれる。
彼女を産んだ直後に母が病死、娘と裏社会との関係を断つ為、父の手により両親の友人である悪徳警察官の女性の元で育てられる。
また、当時赤子であった彼女自身も母体の病による衰弱に連動して生死の境を彷徨っていたのだが、父が何処からか手に入れて来たとある遺産をその身に宿すことで生き残った。
そんな事情は本人は露知らず。義母からは「父さんは同じ職場(警察官)だったが仕事中に子供を守って死んだ」と教えられ、母を疑う気もない為真っ直ぐに同じ道を進もうとしていた。

四年前に発生した【黒満月】事件に巻き込まれ、埋め込まれた遺産の影響でオーヴァードに覚醒。同時にカリバーの黎明時計を入手した。
二年後(=基本ステージ二年前)に迫る遺産による存在崩壊の代償を受け入れ死のうとしていたが、母や友人達の尽力により回避。クォーツァーの助力を得て、二百年もの旅の末に自身と分離させた。
帰還後、「責を果たす」と語った“真我一閃(リーベラ)”朝在燈の世話になることになった。