“極彩色”白峯 千敬
プレイヤー:えぐぞ
「私が彼らに〝真実〟を示しましょう」
- 年齢
- 25
- 性別
- 男
- 星座
- 不詳
- 身長
- 178
- 体重
- 不詳
- 血液型
- AB型
- ワークス
- 宗教家
- カヴァー
- 「聖樹園」教祖/UGNイリーガル
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ソラリス
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 14
- 財産ポイント
- 9
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +72
- 未使用
- 22
ライフパス
| 出自 | 「ある名家の家に生まれた私は、その愛を享受していました。けれどそれは、“従順で無害な子供”でいられた、僅かな時間だけでしたね」 | |
|---|---|---|
| 権力者の血統 | ||
| 経験 | 「彼らと別れる事になった日、家は荒れ果て、かつての温もりは完全に消え去っていました。記憶の中の笑顔も声も、もう戻らない。あの光景は、今でも私の中で鮮明に、確かに...刻まれている」 | |
| 永劫の別れ | ||
| 邂逅 | 「私を見つけてくださったのは、.....「UGN」の方々でした。 あの“白い箱”に閉ざされていた私を、彼らはあっさりとその手で連れ出してくれたのです...!あの時から、彼らの姿は私の中で輝かしい光となったのです」 | |
| 恩人 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 七歳を迎えた日に目覚めた力。しかし、その特異性は、最も愛していたはずの者に受け入れられる事はなく、かつては暖かったその目を、酷く冷たいモノに変えてしまった。 |
| 生誕 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 心を縛りつけていた重い枷が外れ、初めてその力を全て解き放った瞬間、自身を満たしたのは恐怖ではなく、愉悦そのものであった。解放の衝動はそれ程に彼を突き動かし、以降の生き方すらもその色に染め上げてゆく。 |
| 解放 | 18 | |
| 侵蝕率基本値 | 35 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 3×2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
| 成長 | 1 | 成長 | 1 | 成長 | 成長 | ||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | RC | 交渉 | 4 | |||
| 回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 1 | 調達 | ||
| 情報:噂話 | 2 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 申し子 | ― | このDロイスは、ピュアブリードのキャラクターしか取得できない。|このDロイスを取得した際、あなたはP.117に掲載されている申し子専用エフェクトからひとつを選び、1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、あなたは経験点を使用して、このDロイスで取得したエフェクトを成長させることができる。ただし、このDロイス取得時に選択しなかったエフェクトを、新規で取得することはできない。 | ||||
| 固定 | 「SoG」 | 尽力 | / | 憐憫 | SoG。自身を受け入れてくれた光そのもの。 | ||
| 固定 | アンドリュー・ウォン | 傾倒 | / | 脅威 | SoGの首領。神に等しき崇高な御方である。 | ||
| シナリオ | ヒトノミ | 好奇心 | / | 猜疑心 | よく分からないが、信徒の数名が噂のコレのせいで行方不明になったと思われる。やめて欲しい(切実) | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 《コンセントレイト:ソラリス》 EA-P.129 | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。 | |||||||||
| 《アンプリフィケイション》 LM-P.117 | 3 | メジャーアクション | 効果参照 | 効果参照 | ― | ― | 5 | Dロイス | |
| あなたがエフェクトを使用して行なう、あらゆる判定に組み合わせることができる。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×5]する。このエフェクトは1シナリオに3回まで使用できる。 | |||||||||
| 《絶対の恐怖》 EA-P.115 | 7 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | 視界 | 3 | ― | |
| 「攻撃力:+LV」の射撃攻撃をおこなう。この攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。 | |||||||||
| 《神の御言葉》 EA-P.118 | 7 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | ― | 4 | リミット | |
| «絶対の恐怖»と組み合わせて使用する。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×5]する。このエフェクトは1シナリオに3回まで使用できる。 | |||||||||
| 《ポイズンフォッグ》 EA-P.116 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 範囲(選択) | 至近 | 2 | ― | |
| このエフェクトを組み合わせたエフェクトの射程を至近、対象を範囲(選択)に変更する。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。 | |||||||||
| 《オーバードーズ》 EA-P. | 1 | メジャーアクション リアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 4 | 100% | |
| このエフェクトと組み合わせた判定では、組み合わせたエフェクトすべてのLVを+2する。この時、LVの上限を超えてもよい。ただし、この効果でエフェクトの使用回数は増加しない。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。 | |||||||||
| «快楽の香気» EA-P.119 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
| においを嗅ぐだけで恍惚とするような快楽物質を散布するエフェクト。量を調節することで単に人を集めたり、快楽で気絶させてしまうこともできる。ただしこの効果は、エキストラに対してしか効果を持たない。[経験点修正:-2点] | |||||||||
| «声無き声» EA-P.119 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | ― | ― | |
| 幻覚伝達物質を媒介にして、みずからの思念を離れた場所にいる誰かに伝えるエフェクト。相手の考えていることも、相手が心を開いてくれたなら聞くことができる。GMは必要と感じたなら、〈RC〉による判定を行なわせてもよい。[経験点修正:-2点] | |||||||||
| «竹馬の友» EA-P.119 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | ― | ― | |
| 幻覚物質によって対象の認識をかく乱し、その信頼を得るエフェクト。対象はあなたを信頼できる友と思い込んでしまう。ただしこの効果は、エキストラに対してしか効果を持たない。GMは必要と感じたなら、〈交渉〉による判定を行なわせてもよい。[経験点修正:-2点] | |||||||||
| «シークレットトーク» EA-P.133 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | ― | ― | |
| オーヴァードのみに通じる特別な声で会話を行なうエフェクト。そのシーンの間、周囲の非オーヴァードには聞き取れない特殊な声での会話が可能になる。話しかけられた相手も、このエフェクトの効果により一時的に同様の声で返答を行なうことができる。ただし、この会話はオーヴァードなら誰にでも聞こえる。[経験点修正:-2点] | |||||||||
コンボ
『虚空』
- 組み合わせ
- 《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《コンセントレイト:ソラリス》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7
- 7
- 4
- 7+35
- 100%以上
- 7
- 7
- 4
- 8+40
- 160%以上
- 7
- 7
- 4
- 9+45
- 7
侵蝕軽めコンボ。装甲値無視。
任意で《ポイズンフォッグ》併用。
『虚裁』
- 組み合わせ
- 《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《コンセントレイト:ソラリス》+《アンプリフィケイション》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 14
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7
- 7
- 4
- 7+35+15
- 100%以上
- 7
- 7
- 4
- 8+40+20
- 160%以上
- 7
- 7
- 4
- 9+45+25
- 7
侵蝕重めコンボ。装甲値無視。
任意で《ポイズンフォッグ》併用。
『終景』
- 組み合わせ
- 《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《コンセントレイト:ソラリス》+《アンプリフィケイション》+《オーバードーズ》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 18
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7
- 7
- 4
- 7+35+15
- 100%以上
- 7
- 7
- 4
- 10+50+30
- 160%以上
- 7
- 7
- 4
- 11+55+35
- 7
侵蝕えぐめコンボ。装甲値無視。
任意で《ポイズンフォッグ》併用。
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| コネ:ハッカー | 1 | コネ | 〈情報:ウェブ〉 | 〈情報:ウェブ〉の判定のダイスに+2個する。 | |
| コネ:情報屋 | 1 | コネ | 〈情報:裏社会〉 | 〈情報:裏社会〉の判定のダイスに+2個する。 | |
| コネ:手配師 | 1 | コネ | 〈調達〉 | 〈調達〉の判定のダイスに+3個する。 1シナリオに1回まで使用できる。 | |
| 自動巡回ソフト | 2 | その他 | 〈情報:ウェブ〉または〈情報:噂話〉による判定の直前に使用する。その判定のダイスを+1個する。 | ||
| スマートフォン | その他 | 私の名前はゼルちゃんです! 「XOperia」を使っています! |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 20
| 5
| 155
| 0
| 0
| 180
| 22/202
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
安らぎを求める声よ 安心するがいい
選ばれし者だけが 明日を見るのだから
基礎情報
| アライメント | 種族 |
|---|---|
| 混沌・悪 | 純人間 |
| オーヴァード歴 | 戦闘経験 | 出身地 | 誕生日 |
|---|---|---|---|
| 18年 | 13年 | 日本-⬛︎⬛︎ | (本人は覚えていないと主張) |
| 髪 | 瞳 | 特徴 |
|---|---|---|
| 銀 | 紫 | 七色の光沢を放つ髪 |
| 一人称 | 二人称 | 口調 |
|---|---|---|
| 私or僕(使い分け) | 貴方、君 | 冷静的・礼儀正しい |
| 好きなもの | 特技 | 趣味 |
|---|---|---|
| 歪みのない鏡 | 声域操作 | 園芸(特に毒草や稀少植物の栽培)、古物収集 |
| 嫌いなもの | 苦手なもの |
|---|---|
| 非オーヴァード、蛍光灯の白 | 既製服のサイズ誤差、汚れ、etc... |
能力測定
| 【物理強度】 | C | 普通 | エージェント下位 | |
|---|---|---|---|---|
| 【戦場機動】 | C | 普通 | エージェント下位 | |
| 【生理的耐性】 | A | 優秀 | エージェント上位 | |
| 【戦術立案】 | A | 優秀 | エージェント上位 | |
| 【戦闘技術】 | B | 標準 | エージェント中位 | |
| 【精神安定性】 | B | 標準 | エージェント中位 | |
| 【レネゲイド適正】 | A | 優秀 | エージェント上位 | |
| 【成長性】 | A | 優秀 | エージェント上位 | |
プロファイル[Main]
個人履歴
白峯千敬、日本出身。
コードネーム《極彩色》。
幼少期のある事件を期に、後にUGNへと迎え入れられた経歴を持つ。
現在はイリーガルとして活動する傍ら、自身の教団「聖樹園」を率いている。
彼の柔らかな物腰と丁寧な言葉遣い、その整った容貌は人々を惹きつけ、
構成員や信徒達からは勿論、教団外からも一定の信頼や、多くの支持を得ている。
少年期にはチルドレンとして訓練を受けていた経歴から、
知識や指導能力に優れている。
戦闘能力も一定の水準にありつつも、
本人の意思などから、現場で前線に立つことは稀であり、
主に後方からの火力支援や、指揮・戦場の管理を担当している。
能力
『虚飾』
- 解説
- 対象に自在な幻覚を見せる能力。
声を媒介に対象の脳に働きかけ、幻覚を見せる能力。
甘美な夢、幸福な幻想、死の感覚、根源的恐怖───
あらゆる光景を、使用者の意図に応じて演出する事ができる。
その範囲と強度は使用者の集中力に依存している。
装備
無し
プロファイル[Sub]
個人資料
第一資料
【⬛︎⬛︎⬛︎事件-保護時及び聴取報告書】
[報告者:UGNエージェント「N・K」]
[保護対象:「白峯千敬」]
「白峯千敬」は、地方都市に拠点を持つ小規模ながらも
多大な影響力を持った権力者一族に生まれた。
幼少期、七歳を迎えるまでは家族からの愛情を受け、
何不自由のない生活を送っていたと本人から聴取されている。
だがその誕生日を境に彼の状況は一変した。
レネゲイドの因子が発現し始めたことで、
一族は彼を忌避の対象とみなし、屋敷の地下に監禁。
以後、劣悪な環境での生活を余儀なくされ、身体的・精神的虐待を、
我々が保護するにあたる三年程に渡って、日常的に受けていたとされる。
事件当日、⬛︎⬛︎⬛︎市、⬛︎⬛︎に位置する、
ある屋敷近辺にて、異常なレネゲイド反応を検知し、
現場に踏み込んだ我々が目にしたのは、
何者のかによって荒らされた屋敷と、
無惨に殺害された彼の両親や親族の遺体だった。
高価な家具は破壊され、床や壁には争った痕跡が残されていたが、
ジャーム特有の残滓は一切確認できなかった事から、
この件は、オーヴァードによる犯行であるとすぐに推測できた。
血に濡れた廊下の奥で発見された今回の少年、「白峯千敬」は、
状況に反し、異様なまでに冷静で、涙も声もなく、ただ座り込んでいた。
「誰がやったんだ?」という私の問いに、
彼はわずかに首を傾け、短く答えた。
──「...バケモノがやった。」
彼の言う「バケモノ」は「ジャーム」である事を意味し、
それは一見すると自然な回答だったが、現場の状況と合致しないこと、
そして、ジャームによる痕跡がない事は事前に確認していた為に不審を覚えたが、
私は救出班としての保護を最優先に、
現場から彼を退避させたが、その言葉は今もどこか引っかかっている。
後日、現場処理班の報告でも、やはりジャームの痕跡は一切確認されなかった。
精神分析官は「強度の精神的ショックを受けた結果、
現実と乖離した発言をした可能性がある」と見解を示した。
UGN上層部も同様の判断を下し、公式記録には
「発言は心理的外傷によるもの」として処理された。
我々は、彼の精神状態の回復を待ち、後日、再度事情聴取を行なってみたが、
回答は依然として変わらなかった事や、他捜査でも進展がみられず、
現在も、この事件は未解決のままとして埋もれている。
その後の彼の経過観察については、彼は驚くほど落ち着いており、
むしろ年齢に不釣り合いなほど冷静に状況を理解していた。
UGNにおける幾つかの初期テストでも高い適応性を示し、
彼はチルドレンとしての教育課程に組み込まれることが決定した。
総評として、白峯千敬は当時、厳しい環境下にありながらも、
その中で現在のような冷静的な一面を形成しており、
それはまた、素養を備えていると言える。
今後の教育・訓練によって、
指導能力・戦略理解力を高められる可能性が高いと判断されるが、
過去の環境による影響を考慮し、
精神的・肉体的ケアを継続的に施していきながら、
その適性と変化を慎重に観察していく必要がある。
───以上にて、今回の報告を終える。
第二資料
ばにたすばにたーたむᓀ‸ᓂ
誰かの記憶
僕はかつて、家族に愛され、庇護されている様な、ただの無力な子供だった。
そう、七歳の誕生日までは。
その日、目覚めた力が、それまでの全てを変えた。
僕が持った力に恐怖に駆られた祖父と両親は僕を地下へと閉じ込め、
まるで得体の知れぬ獣を扱うように監禁し始めた。
白い蛍光灯に照らされた無機質な地下室───僕はあの空間を「白い箱」と呼ぶ。
あの光は肌を刺し、瞼の裏まで焼き付け、
まるで僕を監視する眼のように逃れられなかった。
そこでの孤独と痛みは、七歳の少年には、
理解できない理不尽と絶望だけがあった。
僕は覚えている───あの箱の中で、
何度、自らの死と、赦しを、乞い願ったかを。
そうして長い時が過ぎ、ある日限界の末に、僕は自らの力に全てを委ねた。
一時的に暴走した能力が高域にまで届いたのを感じ、
すぐにも、僕の前に現れたのが「SoG」だった。
彼らは恐怖で僕を押さえつけることもせず、
ただ、静かに、僕を白い箱から救い出してくれた。
そして、僕もまた彼等と同じであると説き、その偉大なる思想をも授けてくれた。
あの日以来、僕は信じている───
僕もまた神に選ばれ、その恩寵を受けた者である、と。
SoGの思想は、否定され続けた、僕の存在そのものを裏付けてくれた。
白い箱を離れ、彼らがつくった遺体をその目に捉えると、
僕はソレを別の目で見ることができた。
かつて愛されていた日々も、もはや幻想にすぎず、
必死に縋っていた自分に恥辱さえ感じた。
何より、この恩寵を持たざる彼らは弱く、無力で、醜く、
僕の価値を認めることもできないのだから───
そうした存在は、もはや僕の視界には要らないと思えた。
以降、UGNに拾われた僕は、表向きは、
UGNチルドレンとして従順な少年を演じ、
一定の信頼を築きながらも、裏ではSoGと関係を保ち続けた。
その内側では常に計算し、観察し、未来を描き続けた。
そして今や、僕の信念はただひとつ。
SoGの理念に従い、いずれ、この世界に───
新たな秩序を、彼らと共にもたらすことだ。
履歴
ハンドアウト
・「ヒトノミ」
【PC③:ハンドアウト】
ワークス/カヴァー:自由/自由
シナリオロイス:ヒトノミ
推奨感情:P:好奇心/N:恐怖
君はUGNと協力的な関係にあるオーヴァードだ。
オカルト好きが高じてか、はたまた罰ゲームか。
君は、ここ最近ネットで話題になっている
怪異"ヒトノミ"が出現するという暮方市へ向かうバスに揺られている。
オカルト情報が飛び交うSNSに投稿された動画は、
ちゃちな合成ではありえないクオリティだ。これは信憑性が高い。
映っている場所が特定できたとなれば、行ってみるしかない。
期待と不安を胸に、君は目的の停留所でバスを降りた。
「聖樹園」公式ホームページ🌳
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ようこそ、聖樹園へ。
私たちは「ひとりひとりの心を大切にする庭」でありたいと願っています。
古来より、人は大樹の下で休み、果実を分け合い、
木陰の静けさに心を癒やされてきました。
聖樹園は、その記憶を現代に受け継ぐ「憩いと祈りの共同体」です。
疲れた心に寄り添い、共に祈り、共に学び、共に笑い合う。
その歩みの先にこそ、真の安らぎと調和が芽吹くと私たちは信じています。
あなたの魂に宿る「光の芽」を、どうか大切に育んでください。
私たちはいつでも、その成長を支える存在でありたいと願っています。
─────────────────────────────────────
他(余談など)
>コードネームについて (付けた人:組織)
イーリス。ラテン語で“虹”を意味する。
SoGに正式に加入して一員となった際、
首領のアンドリュー・ウォンから貰った名前である。
主にその容姿などから名付けられている。
実名よりずっと気に入っているので、こちらの名で呼ばせることの方が多い。
>コンセプトについて
SoGに心酔している不穏なお兄さん!!
幼少期の経験もあって、
組織の選民思想にもずっぷりだぞ!!おかわりもいいぞ!!
オーヴァード絶対主義!!非オーヴァード差別!!
とはいえ...堂々と差別的な言動をする事は多分あまり無い!
(一応、表面上はUGNに協力しているイリーガルという立場もありますからね...)
表向きは普通に接しつつも、内心では常に蔑んでいる感じだよ!怖い!
>教団「聖樹園」について
一般向けに営まれている教団であり、非オーヴァードの信徒も多数存在している。
その人望や彼の容貌などから、
信徒の数は年々増加傾向にあり、本拠は東京であるとされるが、
支部やセルの様に、日本全国各地でも別の拠点が見られている。
その教団員の総数は、僅かこの数年で、
70万人程に昇ったと推測されている。
表向きは他の宗教団体と何ら変わらないが、
裏ではその選民思想の元、
非オーヴァードの中から覚醒の可能性がある者を選別しては、
独自の危険な手法でオーヴァードに覚醒させ、
結社の思想を植え付けて同志として迎え入れるといった事をしている、
SoG傘下のThe・カルト教団である。
>構成について
なんやかんやあってピュアブリードらしく、
全体的にシンプルな形の交渉型アタッカーに落ち着いたよ!
せっかくの高い社会をミドルでも活かしたい所ではあります!安西先生!
別の選択肢としては、ダイス-15個辺りの補正を、
常にエネミーに強いるようなデバフ屋ビルドもあったよ!!!
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 50 | ||||
| 1 | 「ヒトノミ」 | 22 | ウーモマン | ポキチマンレイジマンエグゾマン |