容姿・経歴・その他メモ

生まれは決して、特別ではなかった筈だった。

ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通の半生を送って来た筈だった。


あの夜まで、”父”の正体に気付かなかったのだから———。

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本名："徒代 津美紀"

地元の高校へ籍を置きながら、ギルドの下位組織「太平楽屋（たいへいらくや）」に所属する高校生。
過去に実の父親が引き起こした一家惨殺事件に巻き込まれ、一度死を迎えたが、直後にオーヴァードへと覚醒。
無意識にその父を殺害し生還、駆け付けた警察に保護された。
覚醒時の精神過負荷の為か、蘇生が上手く機能せず、五感の一つである"触覚"のみが死んでしまっている。
しかしその反動でそれ以外の感覚が研ぎ澄まされており、特に嗅覚と視覚は、並みのオーヴァード以上の性能を有している。

一夜にして全てを失い、死んだような毎日を送っていたある日、現リーダーにスカウトされ組織へ加入。
組織では、機能しない痛覚と死をも恐れぬ凶行、卓越した戦闘力により荒事担当として動く事が多い。
仕事に際し、血に濡れながらも犬の様に従事している姿から、組織内ではCNとは別に”血の猟犬”として畏れられているらしい。

スカウト当時は不登校であったが、リーダーの意向で登校を強制されている。

戦闘スタイルは自身の血液で銃を作成し、熱と衝撃を封じ込めた血製の弾丸”赫灼弾”を射出する中・近距離型。
射出された弾丸は体内に残留するように作られており、内部で熱線を生じながら炸裂する。

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