容姿・経歴・その他メモ

　飄々とした性格をしていて掴みどころがない。冗談なのか本気なのかわからない発言をしては周囲をかき回している。　気まぐれな行動はさながら猫のよう。

　非常に社交的で誰とでも仲良くできる。しかし、逆に表面だけで躱して頑なに心を開かないとも言える。
「ボクにとって大切な人？ふふっ、みんなが大切さ。
　えっ、ボクにとって特別な人？···君はどう思う、mademoiselle?」

　見た目は十代前半程度に見える
「歳はいくつか、ね～。君の瞳にはどう写っているの？　１４歳くらいに見える？　ならそうなんじゃないかい。」

　日本に渡って数十年、明晰な頭脳も相まって日本語は完璧なのだが、時折あえて非日常日本語会話を繰り出しては遊んでいる。最近一番のお気に入りは、「ジッカ二カエラセテイタダキマス！」。自分の要望が通らないときにお偉いさんの前でこれを言うと、かなりの確率で要望が通る。彼という人材が実家（フランス）に帰ってしまうのは、かなりの痛手ゆえであろう。
しかし、弟子の前でこれ言ってもこれでもかと言うほど流される。少しは心配してよ！


　シャットフルールのコードネームを持つ彼には謎が多い。　体内で精製される物質によって十代前半の容姿をしているが、最も早い段階でレネゲイドウイルスに感染した起源種の一人である。そのため、実年齢は最低でも２０歳は超えている。
　
　フランスにおけるUGN創立に関わったメンバーの一人であり、組織運営が軌道に乗った後もエージェントとして華々しい活躍をしていた。欧州で彼のコードネームを知らぬジャームはいないだろ。
　
　X年前、行方を追っていた遺産-グルナマルンが日本に運ばれたという情報を得て渡来した。

　グルナマルンは元々、中東で発掘された巨大マルドゥク神像の武器にこびりついていた結晶のカケラであった。研究のためパリ大学に移され、筆頭研究員Sharon教授により、その結晶の色と武器の名前に因み、深紅のマルン、グルナマルンと名付けられる。その後、グルナマルンはSharon教授の所在と共に行方不明となっていた。

　日本のUGNに力を借りグルナマルンを手にしたロランは、その借りを返すため日本にとどまりエージェントとして活動していた。　

　そんな中、とある組織を掃討する作戦に参加した折、東雲　御影を拾ってきた。それ以来、御影には自分のことを師匠と呼ばせてよく行動を共にしている。

　
　ロランとSharon教授の関係を問い詰めても、


　

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