容姿・経歴・その他メモ

一人称：俺
二人称：君、お前

「やれやれ、楽させてほしいんだけどね」

表向きは高校教師。情熱的なタイプではなく、指導もゆるめ。
花や野菜を育てるのが趣味で、学校の裏手に作った菜園でよく寝ている。
音楽の素養もあり、夜の学校に忍び込むと音楽室からヴァイオリンの音が聞こえて――という怪談の正体だったことがあるらしい。

UGNのエージェントとしては、元は裏方のスタッフであり、各支部のサポートやチルドレンの指導などにあたっていた。
裏方から支部長への異例の抜擢に「人手不足極まりすぎじゃない？」と思ったが、
田舎の支部なら楽だろうとバカンス気分で赴任した。
しかし実際はバカンスどころではなかった。
船で片道8時間かかる離島にわざわざ支部がある理由を推して知るべしであった。引き受けたことをちょっと後悔している。


生まれは"とあるスジ"で名のある家の跡取り息子であった。
優秀な血筋のもとに生まれ、支配者たれと育てられてきたようだ。
本人は過去や家のことについて自分からは話したがらないが、
聞けば「神宮寺っていやそのスジじゃあ結構有名なんだぜ」と嫌そうに語るだろう。
生まれが、育ちが、その血が、どうしようもなく人を虐げる――それを彼は否定し続けている。


元教え子："山嵐"｜風間藍太郎《かざまらんたろう》
覚醒したての不安から全方向に敵意を向け、指導教官としてついた秀樹のドテッパラに風穴を開けた問題児チルドレン。
全方向にトゲを向けるヤマアラシを思わせる嵐のような奴だから、と秀樹が山嵐のコードネームを贈る。
なお、腹に風穴を開けられながら「大丈夫、怖くない」と彼の頭をなでたため、
その後、秀樹は一部でしばらくダイナミックナウシカと呼ばれていたとかいないとか。
秀樹の元を卒業した山嵐は、今は元気にエージェントとして活躍しているらしい。

オーヴァードも普通の人間も、また仮にそれ以外であろうとも――
師弟として同じ教室にいる以上はそれが「何」であれ大切な俺の生徒、というスタンスを貫く。
この子らの未来が、できる限り輝かしいものでありますようにと祈っている。

【ユニークコード】
面影島支部のこれまでの功績とこれからの激励の為につけられたもの。
詳細未定。

余談
本人はあまりよく覚えていないが、覚醒は神宮寺家によるより効率的な支配を目指した母の手によるもの。
(たとえ覚醒できず死んだとしても弟がいたため代わりはいたのだ)
腹いせに家を出る時「当主の証」とか言われていた高そうな王笏をパクってきた。
段ボールの底で忘れられていたのを最近発掘し、孫の手代わりに使用している。
その場にいながら遠くにあるティッシュとか取るのに便利らしい。
どうやら支配者の王笏のようであるが、シナリオ中に支配者の王笏としては使用されない。

余談2
秀樹は「大切な人」を亡くした経験こそないが、
UGNで共に過ごした友人たちや、指導したチルドレンたちの中には、任務で命を落としたものもいただろう。
それでも、悔しさや悲しさこそあれど、仕方のないこと、死んだ者は戻らない、と割り切って今まで過ごしてきた。
面影島の黄泉がえりも、本当の故人ではないのだから、とどこか否定的であったが、
島で故人への想いを抱えた者たちを見て過ごすうち、
「大切な人を亡くす痛みが本当の意味で理解できない自分は、この子らに寄り添ってやれないのでは……？」
ということに気づいてしまった。

固定ロイス変更(折り畳み部分はネタバレ)

実は、生のタマネギだけはちょっと苦手。
「生で食べると頭痛くならない？」

#006A66　深藍色

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