一見物腰柔らかな人のいい人間に見えるが、戦闘や戦術においては人を駒程度にしか思っていない。損耗率を下げるのは戦力の低下を好まないため。殺し合いをチェスのゲームのように楽しむ人間が策謀する者(イントリガー)としての彼だ。

そして彼は元アッシュ・レドリックのお抱えの秘匿特務部隊、『レイヴン』の参謀。UGNやアッシュに不都合な情報を回収、抹消するための部隊であり、必要であればUGN同士であろうと殺害も厭わない非人道部隊に所属していた。
『レイヴン』自体が上官殺しや仲間殺しなどの過去を持つ物であり、彼は仲間の「謀殺」。しかも彼自身が自身の快楽のために味方を謀り殺したことが発覚し、アッシュにその罪をもみ消してもらう形で彼の部下となった。一番の問題は彼が練る策は高度に練り上げられていたため、戦死者が出てもアッシュが気付くまでは誰一人として気付いていなかった。

彼がターゲットにするのは基本的に頭二つほど戦闘能力が出ているエージェントの中でもエース格といった者。
具体的に例を上げるならば、それこそ『レイヴン』の隊長だった彼だろうか。