彼女は権力者の家に生まれた。それもすごい権力を持っているようで、まるで城のような建物や塔のような個室で生活させられていた。しかし、しつけが酷く辛い思いから家を飛び出し、遠方の山の上まで走り抜けたところから彼女のアイドル道はスタートする。

そこではたった数人の若い人が、若くは見えないが老けても見えない、仕上がった肉体をもつ女性の監視の下で授業…いや修行を受けていた。目を惹かれたのは彼女だったが、別の色の目を惹く彼女の体に師は興味を示し、事情を聞いたのち師のもとで働き、修行をして住まわせてもらうことになった……

自身が目指すもの、それは宗教ではないつもりであった。格闘家になりたい、リングの上で観客でも巻き込むみたいに踊り狂って、敵になるものばっさばっさ切り殺して、そんな極熱の世界を目指していたつもりであった。しかし、師の技を完遂させた自分に残ったのは平和やら暴力のない世界への憧れであった。それは皮肉にも嫌った宗教に類似するものであり、同時にソレは自分という偶像を崇拝させる形まで自分は想像を膨らませられてしまった。同時にそれは多くの人々に推是を貰った未来であり、私にできるのだろうかと言う、たった14歳の不安を押し殺すプレッシャーになったかもしれない。


目指すのはアイドル、いや、目指すのはリングに立つ自分であると自分の気持ちを慎まぬよう努力したのだが、アイドルになるという難しさや、自身についてくれた女性の若いプロデューサーの励まし、努力を見させたり、あるいはリングの上での戦いとして求めていたような感情を自身のライブで感じ取ったことから、高校一年生の時に、ついにプロのアイドルを本格的に目指すことにした。


「そんな時であった。プロデューサー個人へのいじめや誹謗中傷が起こったのは。ユニットなんか組んだこともない私は私への直接のいじめに反発したり耐えたりすることになんのダメージもなかったのだが、標的がプロデューサーとなるとそうもいかない、日に日に暗い顔になっていくプロデューサー、少なくなってくる観客、嘔吐して倒れて、医師にストレス原因と語られた後に、電話越しで、嬉しそうに私にライブの感想を言ってくる姿は流石に驚いたが、長く続かず、うつ病も患い、2度と顔を表してはくれなくなり、ネット掲示板などの私の評価は落ちていき、見るに耐えない最悪のものであった。」

…以外なことに練習時のパフォーマンスは何も変わってはいない。明らかにステージ上でのパフォーマスが大きく落ちているが、もちろん原因は語るまでもないそれだ。彼女はプロデューサーもなく、欲した感情の不足から、徐々に彼女から"アイドル"が死に近づいている。

抜け出すタイミングは何度かあったはずなのに、一匹狼を貫いた二年間はあっけないものであり、学業に問題もないのが悪い影響を持って、彼女のアイドル精神が消えかけて、あと数ヶ月で事務所から追い出されるような状況で、…言葉にして名状しがたき…いわゆる、マゾだろうか？狂人だろうか？またはバカなのだろうかと思うような人が、自分をプロデュースすると叫んだ。

芳醇美・金色(ほうじゅんび・こんじき)の拳法を完遂させた世界で一人目の人間である。具体的にソレは魅せる武術の一つで、様々な動作に意味があり、ソレから数ある肉体動作につながることができる不思議な拳法。この技術の先駆者である彼女は師の伝えもあって、言いふらすようなことはせずに自身のアイドル活動にのみソレを応用している。特徴として、応用箇所が、無限に見出せるところから、歌に合わせたダンスができる、メタモンのような柔軟性。ただし、派手な動きを単純にし続けることには無理があり、ダンスに集中するとマイクが声を感知しにくいという弱点もある。本来は格闘で使うのだから、もちろんそんなお茶目な一面だってあるのだ

181.0cm、89.9kg

Kカップくらい

※参考黒星の数
1=無理,2=苦手,3=人並みできる,4=得意,5=神,0=絶対アカン級。変化=時々によって大きく変わる。高くも低くもあるなど。

一人称:私orツガワチャン

二人称:貴方orフルネーム

三人称:彼,彼女orフルネーム

落ち着きのあるタイプ。ゆったりとしゃべる。

コードネームは、虹チャンの予定だったが、あまりにも字が汚すぎて虹ﾁﾞヮソに見えるというファンの共通のネタもありそうだなあと言うイメージから。
虹は(ツガワ)と読む。つまりアイドル間ではツガワと呼ばれてる