PC

PC②：｜翠川《みどりかわ》 しゃら

　P：連帯感／N：羨望

　呼び方はしゃらさん。
　初めて仕事で一緒になった時（紅雨乞以降）に「かっこいいお姉さんだなぁ」と思っていたら、レネゲイドビーイングと聞いてびっくりした。
　現状の基本スタンスは仕事仲間の認識。報告書で"磯ノ上さんの顛末"は確認しており、花凜自身自覚はしていないが『再会できる可能性が残っていることを少し羨ましい』と感じている。

PC③：｜明神 明楽《みょうじん あきら》

　P：信頼／N：食傷

　呼び方は｜明楽《あきら》さん。
　分断以前からの知り合いで、華凜にとっては昔も今も頼りになるお兄ちゃん。
　なお、明楽を含めた愛禅組の若衆たちが、"お嬢"呼びをやめてくれないので、どうすればやめてくれるのか常に悩んでいる。
　（分断なく世界が続いていたら母親と愛染組の上層部に外堀埋められて婚約していた可能性ありそうかなと妄想中）

PC④：ミランダ

　P：好奇心／N：不安

　呼び方はミランダちゃん。
　最初はグレイプニルの力を持っているので警戒していたが、最近は"なんか大丈夫そう"と考えている。
　とは言え、話を聞いている限り「千花ちゃん」に執着しているため、暴走して何かやらかさないか心配だなぁと感じている。

NPC（ドキュメント記載順）

スミノエ

　P：遺志／N：悔悟（表N）

　呼び方はスミノエ様。（一般人の前では兄さんやお兄ちゃん）
　幼いころからの友達であり、家族であり、奉ずるべき祭神だったレネゲイドビーイング。
　彼の喪失は華凜の心に傷を残しているが、彼から託された想いと力を胸に今を生きている。

ミサキ

　P：慈愛／N：不安

　呼び方はミサキ。
　突如現れたスミノエの記憶を持つ少女。
　（1話時点では）彼女に対してとても複雑な感情を持っており、正直どう接するべきなのか迷っている。
　（3話終了時点）だんだんと打ち解けては来ていて、スミノエとは別の人間として接することができてきている。

"｜静寂の主《マスターサイレンス》"

　P：執着／N：殺意（表N）

　スミノエがアトラスとなる原因を作った仇敵。温厚な華凜が殺意を抱いている唯一の存在。

｜磯ノ上 怜侍《いそのかみ れいじ》

　P：尊敬／N：不安

　呼び方は磯ノ上さん。
　報告書レベルで"星柱の夜②"の内容は知っているので、巨大アグレッサー討伐の英雄であると認識している。
　1話時点で"彼に宿った力を禍津思想者が狙っている"とわかったので宿町医院が戦場にならないか不安を感じている。

｜宿町 倫太郎《やどまち りんたろう》

　P：感服／N：恐怖

　呼び方は宿町先生。仕事でケガした時にお世話になっている。
　診察をさぼったり、任務で無茶して大けがしたりして何度か怒られているので、（自業自得ではあるが）少し苦手。

｜牧野 宏人《まきの ひろと》

　P：尽力／N：憐憫

　20代半ば（高卒就職組）。飼い犬の名前は"ホイップ"。呼び方は牧野さん。
　神社の祭事関連で分断前からの付き合いはある。お嬢呼びはやめてほしい。
　色々板挟みになっていて大変だなと思っているが、反レネゲイドの人たちに大きい顔はされたくないので助けたいとは考えている。

｜小日向 春《こびなた はる》

　P：好奇心／N：隔意

　同じ高校の同級生。呼び方は（現状）小日向さん。
　割と遠巻きにされている私に声をかけてきた珍しい人。（誘われていった喫茶店でしゃらさんの差し金だったと知ったけど……）
　最近はミサキとしか話していなかったから少し戸惑っているものの内心はうれしい模様。

｜芥川 英里子《あくたがわ えりこ》

　P：尊敬／N：不安

　立場上の上司の一人。呼び方は英里子さん。
　できる女性であり、彼女の研究者としてのポリシーもFHにしては珍しくけど素敵だなと思っている。
　ただ、この人がいなくなると多分断片世界（スミノエ）がやばいことになりそうなので不安。

エルネスト・トレヴィザン

　P：有為／N：猜疑心

　立場上の上司の一人。呼び方はMr.トレヴィザン。（本人からはエルネストでいいよとは言われている）
　基本的に紳士的なイケメンだが、なんとなく胡散臭い感じがして華凜が苦手としている。
　ミーハーな同級生からは、頻繁に会えることを羨ましがられているが、「あれのどこがいいの？」と内心思いながらあしらっている。

｜錦《にしき》 サダ

　P：感服／N：敵愾心

　立場上の上司の一人。呼び方は錦さん。
　最初は"いつもダルがらみをしてくるUGNの人"という先入観があったが、接していくうちに人格者であることがわかり、今では普通に接している。たまに体を動かしたいときの訓練相手にもなってもらっており、フェイントや搦め手の技術は彼女の方が上なので、その技術を盗もうと頑張っている。

｜比良坂 千花《ひらさか ちか》

〇4話開始まで
　P：興味／N：憐憫

　呼び方は千花ちゃん。
　年齢や容姿のことをミランダが話していないため、華凜の認識では10歳のか弱い女の子。

〇4話終了後
　P：尽力／N：憤懣

　キクリでの救助した年上の女性。
　ただの自己満足かもしれないが、彼女や犠牲となった人々のためにも禍津思想者を掃討しなければならないと考えている。
　（憤懣の感情も間に合わなかった自分自身や禍津思想者に対するもの）
　

｜水無瀬 春樹《みなせ はるき》と｜水無瀬 華澄《みなせ かすみ》

　P：信頼／N：不安

　分断が起きた際に生き別れてしまった両親。呼び方はそれぞれ、父さんと母さん。
　生きていると信じているがこのまま二度と会えないのではないかという恐怖を覚えている。
　ゆえに、ミサキによってもたらされた船は華凜にとっても希望であり、二人を探し出すことが何よりも優先すべき華凜のネガイである。
（２話後）
　スセリヒメの死に際の言葉で母が生きていることはわかったが、自分の知っている母でなくなっている可能性に動揺している。

｜綴部 綴《つづりべ つづり》

　P：誠意／N：恐怖

　Mr.トレヴィザンから依頼されて取材に来た記者。呼び方は綴部さん。
　私の本音を聞いてもなお肯定してくたけど……とても寒気のする視線を向けられた気がしたような……

円桜市のレネビ三人娘（カサネ・ツクハ・マヒル）

　P：庇護／N：不安

　呼び方はそれぞれの名前。
　彼女たちがしっかりと生きていけるように生きていけるように見守ろうと考えている。

ウズコのアトラス

　感情：遺志（メモリーのため）

　せめて残った未来を護りたいというアナタの遺志はスミノエの巫女たる私が受け継ぎます！

水無瀬家について

墨ノ江神社

　墨ノ江神社の創建は平安時代にさかのぼり、関東でもかなり古い神社である。祭神は墨ノ江大神。

水無瀬家

　水無瀬家は、墨ノ江神社の宮司を務める一族。初代から異能（レネゲイド）に目覚めており、祭神である墨ノ江と"対話"できるものが宮司となり家を継ぐしきたりとなっている。当代は華凜、前代は母である華澄。
　また、古くから続く異能の家系であるためFHとも親密な関係を維持している。

FHとの関係

　レネゲイド拡散以前までは、お互いに必要であれば力を貸す持ちつ持たれつの関係を築いていた。しかし、レネゲイド拡散以後、FHによるテロ行為や過激な行動が増えてきてからは距離を置くようになっている。とはいえ、UGNからの干渉を防ぐために思想的に近しいFHエージェントやセルとの関係は維持してきた。（※ワークス的にはFHマーセナルのイメージ）

UGNとの関係

　水無瀬家の"異能"の力は、誰に憚ることなく行使をするものであるという考えがあるため、レネゲイドの力を秘匿すべきと謳うUGNとは思想的に相容れない。大規模襲撃以前は、都度干渉を行ってくるUGNを、実力行使も含め撃退していた。

花凜について

生まれ～大襲撃前

　レネゲイド拡散の影響もあり、歴代でもより強く異能が発現しており、幼いころから祭神スミノエと対話することができていた。そのため、母やスミノエから力の制御や、自衛のための戦い方などを指導されており、10歳になるころには一般的なUGNやFHのエージェントを相手どれるほどの力量を身に着けている。また、15歳になったら水無瀬の当代として就任することも内定していた。（対外的に行う行事に関しては、花凜が神職資格取得後になるが、"異能"を用いたものについては15の時点で引継ぎされる予定であった）

大襲撃～分断

　アグレッサーによる大規模襲撃の際、墨ノ江神社を襲撃してきた者たちを苦戦はしたものの母と共に撃退している。
　ただ、その数日後の大規模な分断が発生した日、家族で出かけた帰りに3人の足元にひび割れが広がる。3人ともひび割れに落ちそうになる中、両親が華凛だけでも助けようとそれぞれ力を行使して花凜を無事な場所へと弾き飛ばし、二人はそのままひび割れの中へと落ちていった。

分断後～現在

　分断後、星柱の夜を経て、花凜はスミノエの力を受け継ぎミストルティンへと覚醒。以後、"スミノエ"と命名された断片世界を護るため日々研鑽を続けている。その傍ら、生きていると信じている両親を探すための手段を探している。