容姿・経歴・その他メモ

人に擬態するレネゲイドビーイング。
オリジン：レジェンドの起源は「雷」


古来より恐怖の象徴であった雷がオーヴァード化したもの。
時に恐怖を与え、時に裁きを下す雷は、オーヴァード化の際に人への興味を抱いた。

オーヴァード化した後に都築京香に発見され、彼女によってある程度この世界の生き方を学んだ。
現在は都築京香やUGNの依頼を受け、「人間が関わる」任務のみを引き受けている。

性格は基本的に温厚で、人間のために行動するため近所の住民からも良い人と評判である。
ただし、元々人間でないため突拍子もない事を言い出したりすることもある。

履歴

「それ」は古来より、神の力として恐れられた。

人の身では抗うこともできない絶対的な恐怖。
人は時に恐れ、時に信仰の対象とし、神と同等の存在として扱われた。

時代が進むごとに地は開拓され、水は大切な資源とされ、火は生活に欠かせないものとなった。
様々な自然を有効活用するようになった中でも、雷は最後まで恐れられた。
しかし、人類はついに電力の活用という、人類史において飛躍的な進歩となる発見が成された。
ついに人類は大いなる進化を遂げた。
その後は雷という自然現象は恐れられながらも、その電力を活用し、それ以前の時代よりも圧倒的な速さで人類は発展していった。
ついに神の如き力すら、人は制御する時代となった。

そして現代、日本。
偶発的に起きた「それ」は一つの生命体として現れた。
「それ」が最初に抱いたのは人類への好奇心だった。
かつてはただ恐れるだけだった人類。そして今は「それ」の力を活用し、発展を続ける。その人類の飽くなき探求心と可能性。
「それ」が生を得た「彼」はその可能性を知りたいと願った。そしてこれからも人類は可能性に満ち、成長し続ける存在なのかを見極めようと思った。

そう考えている限り、彼は人類と共に生きるだろう。観測者として存在し続けるだろう。
――人類が、「彼」の興味の対象であり続けるなら、だが。

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