容姿・経歴・その他メモ

【始まり】

生まれてすぐに親に捨てられ門前で泣いていたところを
京都でも有数の暴力団『神無組』元当主に拾われ、
子どものいなかった彼の嫡子として育てられる。

一人の漢として、未来の上に立つものとして
時に厳しく時に愛情をこめて育てられたため、
躯は組に対しての恩や忠義を人一倍感じ
それに応えるための努力を積み重ねていた。

そんな矢先、のちに『京都新大火』と呼ばれる京都市中を覆うほどの
レネゲイド災害に見舞われ、組の大半が犠牲となる被害を負うことになる。
まだ一人前には及ばない若い彼にもその被害が降りかかり、
もうだめだと思った瞬間だ。

気づけば親代わりだった当主が目の前に仁王立ちしていた。

「組の未来を傷一つ付かせるわけにはいかんやろがい」

最後に聞いた彼の言葉だった。
庇った彼の最後の雄姿が瞼の裏に焼き付く。

脚が勝手に動き、火の手があがる都を必死で走る。
生きなければ、背負った未来を紡がなければ。
そんな言葉が思考を支配する。

何度転んでも、どんなに傷ついても、立ち上がり走り続けた。
どれほど血が滴っていたかもわからない。
どれほど口火を切って煙を吸って、
醜態を晒してもなお生き続けようと抗ったかもわからない。
道を塞ぐ異形の群れに相対してもなお彼は生きることを願った。

数多の魔の手が降りかかりそうなその刹那、覚醒は突然引き起こる。
彼がオーヴァードとして再臨したのはその日からだった。

【容姿】

ガラの悪いニイチャン。柄シャツ黒パン入れ墨黒サングラスのフルコンボ。
白い髪は覚醒した際に黒髪から変色（本人も誰にも染まらん色やと気に入っている）。
ピアスやネックレスなどのギラギラしたものについては、
仕事の邪魔にしかならんやろと一蹴しつけるそぶりを一切見せないが、
親父と慕う元当主から貰ったペンダントについては肩身離さず付けている。

【経歴】
京都指定暴力団『神無組』現当主にして、
UGN中枢評議会(アクシズ)評議員テレーズ・ブルム直下のUGNレネゲイド災害緊急対応班『マルコ』隊長。
自身を苦しめた元凶ともいえるレネゲイド災害の根幹を君なら潰せると誘ってもらったことがきっかけで、
UGNに自ら回収されメキメキと実力をつけていった。
行動指針は「安心して組の者たちや市民が暮らせる世の中にするため」。

※当主と両立できている理由は組が壊滅状態であるため。復興の意味でも今は活動に協力している。

【性格】

情に厚く漢気に溢れているが、物事を冷静に捉え瞬時に判断する切れ者。
口が大層悪いが悪気はない。褒めるときは褒めるし叱るときはとことん叱る。
でけえ声で笑ってでけえ声で泣く。うるさい。

【趣味嗜好】

・好きなもの…弓道、京菓子、平和。
・嫌いなもの…酒、タバコ、レネゲイド災害。

履歴

▼PC②
ワークス/カバー：UGN系列(アクシズや本部も可)/レネゲイド災害緊急対応班
シナリオロイス：遺産“エレウシスの秘儀”　推奨感情　P:執着/N:憎悪
指定設定：大切な人をレネゲイド災害によって喪っている。
君はUGN中枢評議会(アクシズ)評議員テレーズ・ブルム直下のUGNレネゲイド災害緊急対応班『マルコ』の隊長だ。その権力はレネゲイド災害に関するものであれば日本支部長である霧谷雄吾をも超える。
君は最近世界中でレネゲイド災害を頻発させる遺産“エレウシスの秘儀”を破壊するために追っていた。
君は“エレウシスの秘儀”をＦＨの“マスターレギオン”が所持している事、その“マスターレギオン”が東京へ向かう豪華寝台列車“マリンスノー”に乗っている事を知る。
君は“エレウシスの秘儀”を破壊するため、装甲列車を使った強襲作戦を計画するのだった。

セッション履歴