容姿・経歴・その他メモ

　派手な髪色の女子中学生。ケミカルな色合いだが全て地毛であり、その事で弄られるとキレる。

　多磨音家は明治時代に日本初の諜報機関として神祇省内に設置された隠密方に属していた幾つかの家系の内の一つであり、主に占術や祈祷とそれらを取り入れた人心の掌握術によって諜報活動を行っていたとされる。神祇省から宮内省へ移管後も多磨音家は諜報員の一族として活動を続けており、現在でも外事情報部とは別の諜報機関として宮内庁内に隠密方は秘密裏に存続し、護人会時代からUGN日本支部とは綿密な協力関係が続いている。
　多磨音蜜は多磨音家の傍流の娘として生まれ育ち、特別な力を持ってはいたが傍流の娘であった事から諜報員としての教育や訓練は受けていなかった。しかし並大抵では無い強さと優れた能力から多磨音家内で持て余され、協力関係を結んでいるUGN日本支部へチルドレンとして送られる事となった。
　蜜は多磨音家らしい人の懐に潜り込む術と動物を操る術を持ち、狐と龍を掛け合わせたような姿へと変じて戦う戦闘力を併せ持つ。しかし潜入工作を単独で行うには経験不足と本人の気質からあまり向いてはおらず、専ら他の潜入工作員の補佐的な役割を担う事が多い。
　父親は横山浩一が指揮していた部隊に所属していたがジャッカルの裏切りによって死去。蜜自身その事を知っているが横山浩一を責めるような事はせず、むしろ横山浩一の補佐役としてよく懐いている。父親の死を悼んでくれている横山の事を、蜜は責める気になれない。


マックス・マズロー：父親同士が知り合いだった。マックスとも現場で補助をした事がある程度には知り合い。
伏谷絵里香：ﾀﾞﾘﾅﾝﾀﾞﾗﾝﾀﾘｯﾀｲ……
横山浩一：おじさん。元気出して？
ジャッカル：恨んではいる。横山さんほどじゃないけど。



父親：櫛山雷太
・故人。UGNの特殊作戦部隊の隊員であり、ナイフを用いた戦いを得意としていた。得意な事は不意打ちと闇討ち、苦手な事は家族愛を抑える事。作戦会議のスライド画像の中に自分の娘の写真を差し込む程の子煩悩であった。家族大好き人間であったが同時に仕事人間でもあり、定時には帰りたいが定時に帰れる仕事では無かった事からいつも家族の写真を懐に忍ばせていた。多磨音蜜は雷太が死んでから母方の多磨音姓へ変わった。

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