容姿・経歴・その他メモ

過去

元FHチルドレンの実験個体。そもそものところ父親がFHセルに所属しており、「遺産のもつレネゲイドによる人体への干渉」を研究していたため、その実験個体として選抜された。実験の際、複数種類の爬虫類及び鳥類のDNAをミトコンドリア内に挿入されており、当然ながら酷い拒絶反応を起こしている。幼いながらに聡明であった彼女は、その環境を脱する手段が「実験に適応するか、死ぬか」以外に存在しないことを悟り、「研究者たちが自分に何を求めているのか」を理解することで実験に適応しようとした。結果としてレネゲイドウイルスのもつ体組成変動作用や、種々のシンドローム発現機構について理解し、ジュラシックレコードから選定されるに至る。キュマイラのシンドロームに覚醒したのが契約成立前後どちらであったのかは、彼女も分かっていない。
契約後もFHチルドレンとして活動していた期間が半年ほど存在するが、「ある研究者」がセルを裏切って彼女を逃がしたことで、UGNに保護され今に至る。

現在

検察官として働く傍ら、UGNエージェントとしてΔ市の治安維持に貢献している。検察官を志したのは、曰く「待っていても仕事が来るから」らしいが、真相は定かでない。UGNとしても、検事としても自分の行いを「正義」だとは思っておらず、「世の中が秩序立って回るために必要なことを明示し、不要なことを伏せる仕事」としている。

戦闘スタイル

遺産「ジュラシックレコード」による白兵戦を主体としつつ、必要に応じて味方の盾となる戦闘スタイル。彼女のレネゲイドの昂りに呼応して体内に残存する複数種類のDNA発現が活性化され、体表に硬質な鱗を形成し、瞳孔は縦長に絞られる。これが白兵戦を行いながら盾となる戦い方ができる所以であるが、「見た目が悪いから好きじゃないんだよね」とは彼女の弁。
≪完全獣化≫を行わずとも、かつて地球上を支配した生物がもつ圧倒的な力によって他を捻じ伏せるその戦い方から、絶対王性(クイーンオブビースト)と呼ばれている。

セッション履歴