容姿・経歴・その他メモ

「う、うん……大丈夫…」

「皆さんに、ご迷惑をお掛けしないように…頑張ります…」

「……友達が、困ってるのは、放っておけないんです…」

「あの、よ、よろしくお願いします……！」

性格・経歴

神杜市内の公立高校に通っていた高校1年生。
帰宅部として、のんびりした日々を過ごしていた…はず、だった。
口数は少ないけれど心優しい子。儚げな雰囲気があるとかなんとか。
基本的に礼儀正しく、困ってる人を放っておけない。他人を気に掛け過ぎて、時にお節介になっている事も。


FHの襲撃を受けた際、何者かから感染した為にオーヴァードとして覚醒した。
その際、UGNに保護され、そのまま神杜(かみもり)市の支部にお世話になる事に。
UGNに協力し、力のコントロール等を学んでいる日々を送るが…
突然、"日常"から"非日常"に突き落とされた為、自身の在り方について悩んでいる。
"化け物"となってしまった自分が、本当にここに居て良いのか、生きていていいのか。
いつかこの力で、大切な人達を傷付けて、壊してしまわないか。
そんな事になってしまう位なら、いっその事、自らの命を絶ってしまえば良いのではないか。
……日々、そんな恐怖と隣り合わせで生きている。


自身が巻き込まれた延長で起きた事件解決を、半ば強引に巻き込まれる形で手伝い。
そこで、自身の覚醒のきっかけを作った友人を救う事に成功。
その後も、イリーガルとして以前と同じような日々を過ごすも、自身の中の恐怖が消えることはなかった。
周りに信頼出来る人が誰もおらず、胸の内を明かすことが出来ない。姫和の中で、日に日に不安は大きくなっていくだけだった。
レネゲイドが不安定になっていく日々を過ごしていたとある日。
偶々、神杜市を訪れていた関東支部のエージェント・"音紡ぐ狂詩曲(ラプソディア)"五月七日紗夜と話す機会があり、彼女の積極性もあり、思い切って悩みを相談してみた。
その結果、彼女から警告を受けたうえで。
狭い世界しか知らないよりも、少しでも何かきっかけを得られないかと、見聞を広める為に、UGNチルドレンとしてUGNに所属する決意を固める。

UGNチルドレンとなった事で親元を離れ、一人暮らしを始めた。今現在は、N市との境に近いA市に住んでいる。
少なくとも、自身の中にある不安が消えるまでは、家族とは少し距離を置きたいとの、気持ちからだ。
表向きは私立校からの推薦状が届いたという事で、全寮制のある学校に通うと、両親には説明している。
(珍しい事もあるものだと、両親はのんびりしている為か、それを素直に聞き入れ、頑張りなさいと送り出してくれている)
通っていた学校からも転校し、UGNからの指示を受けた先の支部に近い学校へと転校している。
自身が覚醒した際、保護してくれ色々と教えてくれた神杜支部へ感謝の気持ちは今も残っている。だがそれ以上に、不信・不安な気持ちが上回ってしまった事から、二度と神杜支部へ戻りたくない事、更には緊急事態にならない限り関りを持ちたくないとしている。

今現在はY市支部に所属しながらも、必要に応じて他支部へと赴いている。
また、先日起きた事件にて知り合った警察官の龍宮城之助(鉄のハインリヒ PC5)とは度々共同戦線をはることがある。
警察と共同戦線となると、とりあえず警察側への挨拶として顔馴染みがいるからとの理由で最速で派遣されているのかもしれない。

能力について

他人の視界をジャックし、その行動を妨害したり。
また、振動の"波"の力を使い味方を支援する事を得意としている。
戦闘行為に対しては消極的であり、実戦経験も少ない為、戦いについての力は未知数である。
この力で誰かを傷付けてしまう事に恐れがあり、戦闘中といえど迷いがうまれる事がある。
先日起きたある事件にて、瀕死の龍宮城之助と出会い、彼に助力する形でジャームを退ける事に成功する。
その際、以前から悩んでいた"誰かを傷付けてしまう事"について、自身の力を"誰かを援ける力"として、使う事を考えはじめた。現在もまだ模索中ではあるが、彼女なりの答えを見付けるための日々を送る。

チルドレンとなった事で、更にレネゲイドコントロールの力を制御出来るようになる。
が、後述するモルフェウスの能力については、未だ扱いに慣れる事が出来ずにいる。

"モノ"に触れる事で、その情報を読み取れる事が出来るサイコメトリーの能力を持っている。"モノ"を急速に分解させることも出来る力を持っているが、逆に創造の力については、全くと言っていい程使う事が出来ない。
エンジェルハイロゥとハヌマーンの力については、それなりに制御出来る用になってきたのだが、モルフェウスの力については、未だその力の扱いに慣れていない。
特に、自身にとっての嫌な思い出だったり、気持ち悪いと感じる思い出を読み取ってしまったりすると、反射的に分解の力が発動してしまう。

コードネームの由来

残っていた"モノ"から読み取った記憶を、必要に応じて"音"と"映像"で届ける事から。
「想い出の残響"メモリアポスティーノ：memoria postino"」と呼ばれている。

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