容姿・経歴・その他メモ

地元の旧家のご令嬢。どこか深遠な眼差しをしているため、同級生はミステリアスだと捉えがちだが、実は盲目である。
それは、目を使わずとも周囲の状況を既に知っているからである。
数年前、彼女は銀の黄昏教団に拉致され、とある魔導書を読まされた。
すると、彼女の目は潰れ、冒涜的な英知の在処を次々と脳裏に見るようになった。時空を超える神の目が宿ったのである。
正気を失いかけたところ、UGNの救助が間に合い、この異能を制御するための治療や訓練を施された。
今では自分の意志で周囲を把握できるようになったが、時折、信託のごとく未来視が発動する。
邪神が信徒の繁栄のために授けるそれは酸鼻を極め、彼女は自然とチルドレンとして行動するようになった。

彼女の目はただ時空を見るばかりでなく、空間を綻ばせ、外宇宙へ邪教徒を放り込む。
その異能の代償か、彼女の肉体の一部（内臓）も外宇宙に在り、いつか自分が外宇宙に飛ばされるのではと恐れている。

性格は静穏。歴史の古い家で教育を受けたせいか、使命感が強く、歳不相応に達観している。
だが、視力を失って地平の景色を見られなくなってから、家を離れた遠くに行くことへの憧れも増している。
趣味は美術鑑賞。好きな画家はモネ。
こんなに綺麗なものがたくさんあるのに、どうして最悪の形で滅びなければならないのだろうかと疑問に思い続けている。

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