ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

鞠木桔梗 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

緋契女御ひちぎりにょうご鞠木桔梗きくきの・ききやう

プレイヤー:OziTaso

幽閉の灯の下で聞いた都の四季は、ただの絵空事であった。しかし清月が語る世界は、風も匂いも伴う、生きた色彩であったのだ」

年齢
不明
性別
女性
星座
魚座
身長
165cm
体重
52kg
血液型
AB型
ワークス
歌人
カヴァー
物の怪
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
HP最大値
26
常備化ポイント
2
財産ポイント
2
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+112
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 「わらわが初めに在った家は、炉の火が絶えることのない温き囲いであった。父母の手は大地のように穏やかで、そなたら人の世を愛おしむ心を授けてくれた。――されど彼らは土へ還り、わらわは時の外へ取り残された。それゆえ懐かしみこそあれ、もはや帰る場所とは呼べぬ」
安定した家庭
経験 「石塀の蔭から覗く青空ほど、人に飢えさせるものはない。旅人の口吻でしか触れられぬ四季は絵巻より薄く、僧の説法は礼讃よりも監視の鎖であった。わらわの数百年が静寂に腐りゆく音を、壁の苔すら嗤っておったわ」
幽閉
邂逅 「八尾比丘尼――その名を耳にすると胸裏がざわつくのだが、姿も声も霧の向こうに揺らぐ。彼女はわらわと同じく老いを捨てた者か、それとも鏡像が歩み寄った幻か。いずれにせよ『また会おう』と交わした約定だけが、頑なに記憶へ爪痕を残しておる」
忘却
覚醒 侵蝕値 「高熱の夜に血が脈動をやめ、骨の髄が星の冷たさを吸うた。皮膚の内で何かが目覚める音――金属を研ぐような澄んだ響きがしばらく止まず、夜明けにはわらわ一人だけが時を忘れて立っていた。あの瞬間に世界とわらわの主従は逆転したのだ」
感染 14
衝動 侵蝕値  血を放つたび、耳元で鐘が乱打し、視界が朱と黒の織り紋へ変わる。討つべき敵も護るべき友も、みな清月の影へと重なり溶ける。――もしこの紅に完全を許せば、やがて世界の輪郭は彼ひとりで満ち、わらはは他のすべてを不要と断じるだろう。それが破滅と知ってなお、甘美な悦に足が震えるのだ
妄想 14
侵蝕率基本値28

能力値

肉体2 感覚4 精神2 社会1
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2 シンドローム0×2
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC 交渉1
回避 知覚 意志 調達
芸術:和歌4 情報:噂話1
芸術:管弦2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 古代種エンシェントレネゲイド  あなたは古代種に感染した時と同じ姿のまま、老いることがない。 さらに、あなたは『LM』P115~P116に記載されている古代種専用エフェクトからひとつを選び、1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。 また、あなたは経験点を使用して新たに古代種専用エフェクトを取得することや、取得したエフェクトを成長させることができる。
不思議な親近感 八尾比丘尼やおびくに 親近感 無関心  占いを得意とする京の流れ巫女。過去いつかに出会い、不思議と親近感が湧くが──その理由はわからない。
かけがえのない存在 吉野清月よしの・きよつき 純愛 偏愛  生涯でただ一度の血の契りを交わし、かつて共に旅をした青年。今はその行方を追い、各地を旅している。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
 みずからの受けた損傷を回復するエフェクト。 重圧を受けていても使用可能。あなたが戦闘不能になった時か、シーンの終了時に使用する。あなたは戦闘不能を回復し、HPを(LV)D点回復する。回復したHPと同じだけ、あなたの侵蝕率が上昇する。このエフェクトは侵蝕率100%以上では使用できない。/『EA』P129
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
 特殊な物質を空中に散布し、一般人を無力化するエフェクト。 いつでも使用できる。シーンに登場している非オーヴァードのキャラクターは全員エキストラとなる。逆に登場しているオーヴァードは使用されたことが自動的に分かるものとする。このエフェクトの効果は、シーン中持続する。/『EA』P129
コンセントレイト:ブラム=ストーカー 1 メジャーアクション シンドローム 2
 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。取得時に自分の取得しているシンドロームからひとつを選び、《コンセントレイト:サラマンダー》のように記述して、シンドロームごとに別エフェクトとして扱う。また、このエフェクトは選択したシンドロームのエフェクトとして扱うこと。/『EA』129
あかけん 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
 血液から白兵戦用の武器を制作するエフェクト。 そのシーンの間、あなたは武器を作成し、装備する。この武器は使用するとHPをLV点失う。/『IA』P105
あか重刃じゅうじん 6 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 5
 大量の血液を武器に塗り重ねて質量を増加させるエフェクト。取り回しは難しくなるが、破壊力は大幅に増加する。 使用時に所持している武器ひとつを選択し、LV以下の任意のHPを消費する。そのシーンの間、選択した武器の攻撃力に+[消費したHP×4]する。またその武器は両手持ちとなる。/『UA』P33
あかよろい 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 3
 血液から防具を制作するエフェクト。 使用時にLV以下の任意のHPを消費する。そのシーンの間、あなたは防具を作成し、装備する。その際、装備していた防具と交換できる。/『IA』P105
かわきのあるじ 3 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 4
 このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。命中した場合、あなたのHPを[LV×4]点回復する。ただし、この攻撃は素手か《赫き剣》によるものでなければならない。/『EA』P45
鮮血せんけつ一撃いちげき 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 武器 2
 このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃のダイスを+[LV+1]個する。ただし、あなたは2点のHPを消費する。/『EA』P47
鮮血せんけつ奏者そうしゃ 1 セットアッププロセス 自動成功 単体 視界 4
 血液を操って自分や他人の行動を支援させるエフェクト。 使用時にLV点以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、対象が行なう攻撃の攻撃力を+[消費したHP×3]する。/『RW』P35
うたげ 1 メジャーアクション シンドローム 対決 範囲(選択) 3
 血を拡散させて、攻撃範囲を広げるエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を範囲(選択)に変更する。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。/『EA』P48
ブラッドコート 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 2
 自らの血を操り、自分の身を護る血の盾をつくり出すエフェクト。血の盾はあなたの周囲を漂い、自動的に防御を行なう。 使用時にLV以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、あなたの行なうガード値を+[消費したHP×2]する。/『EA』P49
ブラッドコントロール 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2
 血流をコントロールすることによって、より正確な動きを行なうエフェクト。 そのメインプロセス中に行なうブラム=ストーカーのエフェクトの判定のダイスを+LV個する。/『EA』P49
あかうで 1 メジャーアクション シンドローム 対決 視界 3 80%
 迸る血の流れを操って離れた場所を攻撃するエフェクト。 組み合わせた攻撃の射程を視界に変更する。また、その攻撃の攻撃力に+[LV×3]する。/『UA』P33
血染ちぞめの庭園ていえん 2 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 7 ピュア
 血染めの戦場を作るエフェクト。 そのラウンドの間、あなたのブラム=ストーカーのエフェクトのLVに+2する。この効果でLVの上限を超えてもよい。ただし、エフェクトの使用回数は増加しない。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。/『UA』P33
兄弟きょうだい 1 メジャーアクション 自動成功 単体 至近 1
 互いの血液を交換する儀式を行ない、盟約を結ぶエフェクト。あなたとこの儀式を行なった対象は互いの居場所(方角とだいたいの距離)と健康状態を感じることができる(ただし、《ワーディング》の影響などで効果が途切れることがある)。この効果はいつでも破棄することができ、同時にLV人まで盟約を結ぶことができる。/『BC』P59
血液暗示けつえきあんじ 1 メジャーアクション 自動成功 単体 至近 1
 血液を媒介に他人に簡単な命令を聞かせるエフェクト。使用するには嚙みつくなどして対象の体内を流れる血液に接触する必要がある。この効果で簡単な命令ひとつ(ここで見たことを忘れろ、指定した人物に会いに行けなど)を聞かせることができる。この効果はエキストラに対してしか効果はない。/『UA』P33
フォース 1 メジャーアクション 効果参照 3 Dロイス
 あらゆるメジャーアクションの判定と組み合わせることができる。このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+LV個する。/『LM』P116

コンボ

緋鎧纏ひがいまとひのうた

組み合わせ
《赫き鎧》LV1+《鮮血の奏者》LV1+《ブラッドコート》LV1+《血染めの庭園》LV2
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
16
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

 「くれなゐの ころもまとへば わがみこそ つはもののたちも たちかへりけり(真紅の衣を身にまとうならば、我が身には勇士の太刀すら跳ね返る)」──和歌をそのまま呪句に転じた、三十一音の短歌型術式。句全体を一息で詠うことで術を完成させている。
 使用時に[3+3*{ElvB}]点のHPを消費する。そのシーンの間、あなたは防具を作成し、装備する。その際、装備していた防具と交換できる。そのラウンドの間、あなたが行なう攻撃の攻撃力を+[18+3*{ElvB}]し、ガード値を+[12+2*{ElvB}]する。さらに、あなたのブラム=ストーカーのエフェクトのLVに+2する。この効果でLVの上限を超えてもよい。ただし、エフェクトの使用回数は増加しない。

血励拳けつれいけんうた

組み合わせ
《赫き重刃》LV1+《ブラッドコントロール》LV1
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

 「あかつちを こぶしにかさね たぎるちを うちなるちにて ちからさかへん(朱き血を拳に折り重ね、内に煮え立つ血潮で力を盛り上げよう)」──拳の外側に自血を重ねて格闘用の籠手のように硬化させつつ、内側の血流を沸き立たせて打撃の瞬発力を高める術。
 使用時に所持している武器ひとつを選択し、[1+{ElvB}]点のHPを消費する。そのシーンの間、選択した武器の攻撃力に+[24+4*{ElvB}]する。またその武器は両手持ちとなる。そのメインプロセス中に行なうブラム=ストーカーのエフェクトの判定のダイスを+[1+{ElvB}]個する。

紅浪還こうろうかえりのうた

組み合わせ
《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》LV1+《渇きの主》LV2+《鮮血の一撃》LV1+《フォース》LV1(+《血の宴》LV1+《赫き腕》LV1)
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
視界
侵蝕値
17
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
2+3+2*{ElvB}
9-{ElvB}
37+7*{ElvB}
80%
2+3+2*{ElvB}
9-{ElvB}
40+10*{ElvB}

 「ちしほまとう てのひらさけて はねとびて またわがむねに かへるあらなみ(血を纏った拳が裂け、飛び散った紅の飛沫さえ再び我が胸へと返る荒波)」──拳の外へ重ねた血と内に巡る血脈を同調させ、一撃の破壊力と回復性を同時に引き出す術。
 この白兵攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。白兵攻撃のダイスを+[2+{ElvB}]個し、攻撃力に+[3+3*{ElvB}]する。命中した場合、あなたのHPを[8+4*{ElvB}]点回復する。ただし、この攻撃は素手か《赫き剣》によるものでなければならない。「対象:範囲(選択)」にする効果は1シナリオに[1+{ElvB}]回まで使用できる。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
《赫き剣》 白兵 〈白兵〉 0 [LV×3+7]
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
《赫き鎧》 防具 0 0 [消費したHP×3]
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
デモンズシード:《赫き重刃》 3 一般 レネゲイドウィルスを変質させる謎の種子状の物質。その由来は不明だがエフェクトの力を高める作用がある。
 取得時にあなたが取得しているエフェクトひとつを選択する。選択したエフェクトの最大レベルに+1する。ただし、そのエフェクトの侵蝕値に+1する。「タイミング:常時」のエフェクトは代わりにあなたの侵蝕率基本値に+2する。このアイテムは最大でひとつしか常備化できない。
/『IA』P64
サングイン 15 一般  着用者の血液を吸い上げ、より効率的にエフェクトへと変換する茨の腕輪。
 あなたがブラム=ストーカーの「任意のHPを消費する」ことで効果を決定するエフェクトを使用した場合、実際に消費したHPに+5して効果を算出することができる。
/『IA』P78

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 224 18 0 242 0/242
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

設定

「西のうみより来たる紅衣の姫、ただひとりの衛士ゑじを慕ひ、
 月ごと星ごとに血の杯をささげては、
 世々よよかわらぬ貌のまま、君の魂影たまかげを尋ね歩む――
 ――かく記し置き、筆者は日付を欠く。姫の名も地も定かならず。
 ただ、その永き慕情を妖しみ、都人は夜半よわにこの話を避けたと云ふ。

─────『遠紅恋絵詞をちべにこいのえことば』残簡

プロフィール
誕生日旧暦 弥生上巳(上巳の節句)
好物胡麻豆腐と桜湯、白梅の蜜煮
嫌物夜明け前の鶏鳴、戦場の鉄臭
弱点乾いた暑気、急激な出血
趣味月下での和歌詠みと星占い、吉野清月を探す旅支度
特技血を混ぜた墨での修復写経、金線細工、即興連歌
一人称わらわ
二人称そなた
道徳的アライメント真なる中立
概要

「わらわは鞠木乃桔梗。──人に言わせれば“緋契女御ひちぎりにょうご”か。数百年を独り歩む身なれば、そなたら短命の思惑など露ほどにも響かぬわ」

 飛鳥時代に特殊なレネゲイドウィルスへ感染して以降、老いることなく千年以上を生き続ける長命の妖。
 後の世ではブラム=ストーカーのシンドロームを持つ純血種ピュアブリードのオーヴァードと称される存在で、己の血液を瞬時に外へ解き放ち、刃や鎧のように硬質化して自在に操る異能を備える。
 平安の頃には京郊外の寂れた寺院で『瑞祥の姫』と神格化されながら実際には恐怖ゆえ幽閉され、外界を語る来訪者の言葉だけを糧に孤独を耐えた。
 歳月が寺を朽ちらせた頃、刀の修行者・吉野清月と出会って恋慕し、血を介した契りを結んで互いの居場所と安否を共有できるようになったのを機に寺を脱走。
 四季折々の国を巡ったのち、清月が前触れなく消え、契りまで断絶したことで絶望と憤怒を抱え、かつての寺を血で沈めて旅へ戻った。
 以来、壺装束に身を包み“緋契女御ひちぎりにょうご”の名だけを夜の噂に残し、ただ一人を探して諸国を彷徨う。
 数百年の知識が支える傲慢と、人の悪意に怯える脆さ、そして清月への執着――それら相反する情念が彼女を紅い瞳のまま現在へ導き続けている。

容姿、外見

 腰まで流れる漆黒の髪は夜の水面のように光を弾き、緩く束ねても絹糸の束のように滑らかに肩先を撫でて落ちる。
 切長の双眸は深い紅を宿し、細く吊り上がった焦点が相手を品定めする刃となるが、その奥には人間の悪意を恐れて揺らぐ微かな影が潜む。
 肌は雪を思わせる白さで、長い旅の陽射しに晒されてもなお透けるような質感を保ち、頬に走るわずかな風焼けが生々しい時の跡を刻む。

 身にまとう壺装束は灰藤を基調とし、袖口や裾は風雪と枝擦れに裂けて裏地の朱がところどころ覗く。
 粗い繕い糸が縫い目を蛇行し、数え切れぬ峠越えと夜逃げを物語るが、胸元と帯回りだけは寸分の皺も許さず整えられている。
 旅塵に曇った布地の隙間からは、僧侶の簡素さと神格として祀られた威厳が同居する気配が滲み、彼女の歩みのたびに裾の破れがわずかに翻り、紅の裏が血のように揺れる。

 常に背筋を伸ばし顎をわずかに上げる姿勢は、目に入る者すべてを見下ろす傲慢さを隠さず、足取りは静かでも悠然と道の中央を選ぶ。
 しかし人影が密集する場所では肩が硬く張り、袖の奥で指先がわずかに震える――人間の無理解と悪意を思い起こし、警戒の刃を研ぎ澄ますためだ。
 それでも紅い瞳が遠くを射抜くとき、そこに浮かぶのはただ一人、吉野清月の面影を追い求める切実で純粋な渇望であり、その瞬間だけ張り詰めた威圧が解け、夜空を見上げる雛鳥のような脆い期待がこぼれる。

性格、人物像

 数百年以上の時をただ一人で生き延びてきた事実が、確固たる優越感と取り返しのつかない孤独を同時に刻み込んでいる。
 常人の刹那的な価値観を軽んじ、目の前の相手をまず「取るに足らない短命の人間」と見下すため、言動は冷淡で峻烈。
 畏怖や敬意を向けられても、それを当然の報酬と受け取る傲慢さを隠さない。

 だが、長く幽閉されていた寺院で味わった無力と閉塞の記憶は、彼女の内部に深い恐怖と猜疑を巣くわせている。
 群衆や武器を携えた者を前にすると、瞬時に肩が強張り、心の奥で逃走経路と血術の行使手順を反射的に数える――人を恐れ、人を蔑むという二律背反が、視線と足取りに揺らぐ影を落とす。

 唯一の例外が吉野清月である。彼の名に触れた途端、紅い瞳は剣のような硬度を失い、子犬が主を慕うような柔らかな光を宿す。
 不老という永劫の停滞を慰めてくれた存在への執着は理性や矜持を凌駕し、彼のみを尺度に世界を測るほど純粋で危うい。
 清月の安否を思えば、万里の旅路も殺生さえも辞さないが、同時に拒絶される未来を恐れて震える――その脆さを悟らせまいと、いっそう高慢な鎧を纏う悪循環に陥っている。

 善悪の判断基準は「自分と清月の絆を脅かすかどうか」だけで揺れ動く。
 幽閉という屈辱と逃亡の血痕が刻んだ激情は、外面の冷徹さの奥で静かに煮え立ち、どれほど旅塵を浴びても清月という北極星を見失わない――それが“緋契女御”鞠木乃桔梗という長命の妖の本質である。

能力、技術

「どうあがこうと、そなたの世は瞬きほどに儚い。ならば――散り際くらい、美しく嘆いてみせよ!」

 飛鳥の昔に感染した特殊なレネゲイドウィルス――後の世で“古代種”と呼ばれるそれは、桔梗の時間を停止させたまま血液そのものを変貌させた。
 現代分類ではブラム=ストーカー・シンドロームの純血種ピュアブリードに当たり、数多の世代を超えてなお同じ姿で在り続ける 。
 その血は呼気一つで外気へ滲み出し、瞬時に凝固・結晶化して形を取り替える。
 細やかに散らせば護符の膜となって衝撃を分散し、束ねれば鎧のように硬質化して刃を噛み止める。
 点に集めて打ち込めば拳や踵が鉄より重くなり、粗製の妖怪なら一撃で沈む。
 逆に霧状へ還元すれば視界を覆う幕となり、紅い飛沫が舞う軌跡そのものが攻防の陣を描く。
 こうした操作は意識ではなく脈動に同期するため瞬速だが、放出する血量が増すほど脳内に古寺の梵鐘や僧の断末魔が木霊し、視界が朱に染まって敵味方の輪郭が溶ける。
 己の力に溺れれば自壊する、呪いめいた副作用を抱えた術である。

 桔梗自身の肉体は驚くほど常人に近い。
 骨密度も筋繊維も平均的な人間の範囲でしかないが、血を纏わせた瞬間に質量と運動エネルギーが跳ね上がり、打撃は鋼を貫き、踏み込みは音速の初動を得る。
 掌から放った凝固血は鎖・針・杭へ転じて標的を串刺しにし、血中に含ませたわずかな霊素が障壁を蝕んで装甲を無力化する。
 さらに血脈同調の派生術として、外部の血痕に触れればそこに残る生体振動を感知し、数里離れた相手の鼓動や所在を追跡することも可能だ。
 吉野清月との“契り”はこの機構を精緻化させたもので、一度流し込んだ滴があれば互いの生死を隔絶の距離からでも読み取れた。

 戦闘以外の場面では、数百年を超えて蓄積した経験こそが大きな武器になる。
 王朝の典礼・星辰の運行・薬種の配合法・異国漂着人の言語――幽閉の身であっても耳目を通じて取り込んだ膨大な知見は、荒事よりむしろ交渉や謀略の場で真価を発揮する。
 彼女は敵対者の欲と恐れを詩歌の比喩で包み込み、一語で心胆を凍らせる術を心得ている。
 傲慢さは演出であり鎧でもあるが、そこに籠もる威厳は実際の実力と数百年の歴史が裏付ける。

 ただし、能力の連用で幻覚が臨界に達したとき、桔梗は「自分の血が世界を染め上げる光景」に酔い、理性の枷を外してしまう。
 それは愛する者を二度と見失わないために身に刻んだ安全装置が、同時に暴走装置でもあることを意味している。
 彼女は今日も壺装束の破れの奥で脈打つ紅を抑え込みながら、いつか清月を探し当てるその瞬間まで――血と知恵の両輪で夜道を征く。

経歴、過去

 飛鳥の世――諸国にまだ戸籍も整わず、人の力では測れぬ妖が各地に潜んでいた頃、名もなき村に生まれた桔梗は、流行り病と見なされた奇妙な発熱のただ中で古代種のレネゲイドウィルスに感染した。
 高熱が七日七晩続いたのち、彼女の身体は再び病むことを忘れ、肌は傷つけば瞬時に閉じ、髪は歳月を経ても褪せなかった。
 両親を含む周囲は神の加護と畏れを半ばに受け止めたが、桔梗自身はこの変化を理解できず、村外れの祠に籠って暮らす妖として静かに時を積み重ねた。

 時が下り平安初期、噂を聞きつけた山伏と陰陽師が桔梗を都へ連れ出し、京の北端にある山寺に「瑞祥の姫」として祀った。
 寺院の僧たちは彼女を敬うと言いつつ、その力を恐れ、外界との接触を厳しく制限した。
 桔梗は書物と来客の語り口だけを窓にして世界を覗き、知識を飢えた喉に注ぎ込みながら、閉じ込められた孤独に徐々に慣れていった。
 寺が寂れるほどの歳月が流れ、堂内の灯籠がいくつも朽ち果てた頃、刀の修行を志す青年――吉野清月が寺を訪れる。
 彼の語る旅路や風景は桔梗にとって初めて触れる生きた世界の色彩であり、やがてその語り手自身が唯一無二の希望となった。
 寒風の強いある夜、二人は寺の裏堂で互いの肌を重ね、桔梗は血術を用いて清月と契りを交わす。
 滴る血が交叉した瞬間、二人の鼓動は一本の糸で結ばれ、居場所と安否を片時も離さず感じ取れるようになった。

 契りを機に桔梗は牢の如き寺院からの脱出を決意し、清月と共に鉄錆色の夜明けを踏み越えて山門を抜けた。
 そこからの旅は桜の吉野、夏の安芸、紅葉の近江、雪の出羽と四季を追う絵巻のようであり、桔梗にとって初めて世界が広がった時間だった。
 しかしある朝、清月は予告も痕跡も残さず姿を消し、契りの血脈までもが唐突に途切れる。
 桔梗は己の力を断ち切れるのは本人か、同等の術者のみと知っていたが、真相を問う相手は既にいなかった。
 彼女は慟哭と共に旧寺へ戻り、清月を奪ったのは幽閉の主犯である僧たちだと決めつけて境内の者を皆殺しにする。
 血の雨が止んだとき、そこに残ったのは朱に濡れた石畳と自己嫌悪に打ち震える長命の妖だけだった。

 以後、桔梗は壺装束で正体を隠し、歌人として各地の街道と霊峰を巡りながら清月失踪の手掛かりを探し続ける。
 京では夜半に朱をまとった女が里人の夢に影を落とす怪談が囁かれ、陰陽寮の記録には“緋契女御”と名指された妖の目撃譚が散見されるが、いつも紅い残像だけを残して誰の手にも捕えられない。
 人を見下ろす傲慢さは永劫の孤独が育てた鎧であり、血術の制御を失えば幻覚が暴走して自壊する恐れを抱えながらも、桔梗はただ一つの問い「なぜ清月は契りを断ったのか」その答えを求め、数百年を踏みしめる巡礼をやめない。
 その旅路の果てに再会が待つのか、あるいはさらなる血が流れるのかを知らぬまま、今日も紅い瞳だけが月明かりより確かな羅針盤となっている。

その他
運用
イニシアチブ
セットアップ
マイナー
メジャー
リアクション
クリンナップ
その他
成長予定

 本文

モチーフ、イメージソングなど

ベニバナサワギキョウ:花言葉「乙女の魅力」「特異な才能」
椎名林檎『長く短い祭』

現代編(シナリオ「銘」)用キャラクターシート

設定

「その人は、まるで百年も千年も、時の狭間に佇む夢の人のようだった。
 美しいが、どこか寂しげで、何かを探している目だった。」

─────昭和初期、女学生の手記

プロフィール
誕生日03月03日(ひな祭り)
好物桜餅、抹茶
嫌物納豆の匂い、湿ってじめじめした場所
弱点閉所恐怖症
趣味花札、季節の花の鑑賞
特技即吟、着付け
一人称わたくし
二人称あなた様
道徳的アライメント中立にして善
概要

「……忘れてしまいたいことばかりやのに、忘れられへん影だけが、心の底にこびりついて離れまへんの。
 見ゆるもの、聞こゆるもの、どこまでが夢で、どこまでが現やろなあ。――そやけど、“朱剣の鬼”だけは、忘れられへん」

 鞠木乃桔梗きくきの・ききょうは、飛鳥の御代より現代に至るまで、人知れず歴史の影を歩み続けてきた、不老のオーヴァードである。その存在は“永紅の姫えいくのひめ”と呼ばれ、鮮血を自在に操るブラム=ストーカーの純血種ピュアブリードとして、数多の闇をくぐり抜けてきた。
 しかし、平安のある日を境に、彼女は己の過去の大半を失ってしまう。千年以上を生きながら、手元に残るのは、断片的な記憶と「朱剣の鬼」と呼ばれる存在への漠然とした殺意のみ。己が何者であったのか、いかなる理由で生を受け、なぜ失われた日々を歩むのか——その答えは、今も霧の中にある。

 現代では和文化コラムニストとして、静かに人の世と交わりつつも、その本質は人ならぬ異形であり、永き時の流れに磨かれた穏やかな気質と、何事にも動じぬ落ち着きを備えている。だが、その内心はレネゲイドウィルスによって少しずつ蝕まれており、時として幻覚や幻聴に苛まれることもある。
 彼女の眼差しには、遥かな過去と現在が重なり合い、未だ癒えぬ喪失と血の宿命が、静かに揺らめいている。

容姿、外見

 その外見は、時代を超えてなお瑞々しさと気品を失わない、和の美を体現したものといえる。外見年齢は28歳。165cmの背丈は、しなやかでありながら芯の強さを感じさせる立ち姿を作り、全体の雰囲気は「姫君」と呼ぶにふさわしい凛としたものとなっている。
 彼女の瞳は深紅に染まり、静かに遠くを見つめるような眼差しは、どこか現実離れした孤独と幻想を映している。睫毛は長く、ふとした時に物憂げな光を湛えるが、その奥にある想いは、今はもう自分自身にも分からない。
 髪は艶やかな漆黒で、腰まで伸びるほど長い。普段は時代を感じさせる伝統的な結い方――夜会巻きや、ゆるく三つ編みにしたうえで和風の簪を挿すなどして整えている。服装は和装が基本で、淡い色合いの着物や、落ち着いた模様の袴、また時に大正ロマンを思わせる袴にブーツ、レース襟やリボンを取り入れた女学生風の装いを選ぶこともある。どの装いも、桜や椿、菖蒲など季節の花をあしらった意匠や帯留めなど、さりげない美意識が細部にまで行き渡っている。
 肌は透き通るような白さで、まるで時間の流れに触れずにきたかのような滑らかさを保っている。掌や首筋に、目立った傷や痣はない。ただし、本人が朧げに覚えている「かつての血の契約」の証だけが、微かに見え隠れする時があるが、それも本人の記憶と同じく曖昧なものとなっている。

 全体的に古風で上品な佇まいを保ちつつも、表情や所作はどこか現代的な柔らかさをも帯びている。話す際や歩く際の仕草には、数世紀にわたる静謐な生と、未だ色褪せぬ憂いが、さりげなく滲んでいる。

性格、人物像

 幾世代にもわたる歳月を超えて生きてきたことによる、静かな落ち着きと包容力をその身にまとっている。普段は和やかで温厚、どんな場面でも動じることなく、常に余裕を持って周囲に接する。その言葉遣いは柔らかな京言葉で、話し相手の緊張を解くような優しい気配りを忘れない。
 しかし、失われた記憶が心の深い場所に虚無を作り、何気ない日常にもどこか遠い喪失感と、埋めようのない孤独が影を落としている。何かを探し続けているような儚さがあり、ふとした瞬間に物憂げな表情を見せることもある。
 他者の生死や感情の起伏に過剰に動揺することはないが、それは冷淡ゆえではなく、長い年月のなかで自らの心を守る術として身についたもの。人の営みや文化への興味は尽きず、現代社会においても「和文化コラムニスト」としてさまざまな人と積極的に関わるが、その距離感は絶妙に保たれており、無意識に心の深部を誰にも踏み込ませない。

 一方で、精神はレネゲイドウィルスによって静かに蝕まれており、時に幻覚や幻聴、妄想に悩まされることがある。錯乱時には普段の穏やかさが一転し、激しい情動や攻撃的な言動を見せることもあるが、本人はそれを深く恥じ、普段は慎重に自制を保とうとしている。
 表向きは「穏やかな姫君」として誰からも信頼されやすいが、その内面には千年を超える孤独と渇望、そして忘却の底に沈む自分自身への問いかけが、静かに揺らいでいる。

能力、技術

「どうか、おとなしくなってほしいわ――そうせんと、また血を流してしまうことになるさかい」

 ブラム=ストーカーのシンドロームを持つ純血種ピュアブリードのオーヴァード。ブラム=ストーカーらしく、自らの血液を自在に操ることに主眼を置いている。その最大の特徴は、血液を瞬時に身体の表面に流し、鎧のように纏わせて外部からの衝撃を吸収・拡散する防御術にある。彼女はこの「血による防御」と「身体の補強」を高度に応用し、相手の攻撃を受け流しつつ、絶妙なタイミングで反撃を加える戦法を得意とする。
 その戦闘手段は徒手空拳が主であり、伝統的な古流武術——たとえば平安期の「当身術」や、「柔術」「体術」といった護身・制圧に秀でた型を現代まで独自に洗練してきたものを用いる。攻撃の際も、自らの血液を微細に凝固させて拳や掌を強化し、鋭い一撃や関節技、投げ技を繰り出す。加えて、彼女の血は周囲の物理法則に逆らうほどに強靭であり、防御と攻撃の切り替えが極めて素早い。また、その応用力は多岐にわたり、一時的に身体能力を強化するほか、他者への加勢や戦場全体の状況支配にも対応可能である。
 これらの戦闘能力はすべて、自身の「命」を消費することで初めて成立するものだが、彼女はその代償を迷いなく払う覚悟を持ち、その分生存能力も非常に高い。

 日常生活では、和歌や花札、着付けなど、和文化に関わる幅広い技能を有している。特に即興で和歌を詠む「即吟」や、季節の花を鑑賞してその美しさを言葉に表現することは得意中の得意であり、コラムニストとしての活動にも活かされている。着付けの腕前は一流で、自身の装いだけでなく、他者への助言や指導もこなす。加えて、礼儀作法や茶道などの嗜みも身についており、文化的素養は時代を超えて磨き続けられてきた。
 普段は温厚だが、何事にも動じない胆力と、隠れた勝負強さを持ち合わせている。古の技と現代の感性を併せ持つ、まさに時代を越えた才媛である。

経歴、過去

 鞠木乃桔梗の人生は、飛鳥の昔より始まっている。しかし、彼女自身が確かな記憶として語れるのは、平安時代以降のことであり、それ以前――生まれ落ち、何者かと生涯唯一の血の契約を交わしたはずの時間は、ほとんどが深い霧の向こうに消えてしまっている。記憶の欠片として残るのは、自分が誰かと命を分け合い、その直後に“朱剣の鬼”と呼ばれる異形の存在と交錯したこと。そして、その存在に対して今も消えぬ殺意と恐怖、哀惜が入り混じる不可思議な感情である。

 平安以降、桔梗は己の過去を追い求めるように、歴史の陰を静かに歩み続けてきた。時に東国の山村に“鬼姫”と伝えられ、時に都の片隅で名もなき歌人や芸妓、寺社の巫女として生きた。時代が乱れるたびに人々と交わり、飢饉や疫病、戦乱の中で出会った多くの命と静かな縁を結んだが、いずれの場所でもその存在は伝説や逸話にわずかばかり痕跡を残すのみであった。
 特に中世から近代にかけては、幾度も「血と剣」の伝説が各地に生まれ、桔梗自身も「赤い瞳の女」や「永紅の姫」として語り継がれることがあったが、彼女が真に探し続けていたのは、失われた日々の中で唯一消えなかった“朱剣の鬼”の影であった。

 時代が大きく変わり、人とオーヴァードの在り方も移ろう中で、桔梗は幾度も「生き続けること」と「記憶を失うこと」の苦しみを味わってきた。近代に入ってからは、京都や東京の下町、大正の女学校、昭和の疎開村など、変わりゆく社会の片隅で人々の営みを見つめ続けた。だが、永い孤独と忘却、レネゲイドによる侵蝕は彼女の精神を静かに蝕み、幻覚や妄想に苛まれることも多くなっていった。

 現代に生きる今、桔梗は「和文化コラムニスト」として、ごく普通の日常を営みながらも、心の奥底では今も“朱剣の鬼”の気配を探し続けている。己の過去と向き合い続ける哀しみを抱えつつ、幾たびもの出会いと別れの果てに、再びその“鬼”と対峙する日のため、静かに時代の波を生き抜いているのである。

その他
運用
イニシアチブ
セットアップ
マイナー
メジャー
リアクション
クリンナップ
その他
成長予定

 本文

モチーフ、イメージソングなど

ベニバナサワギキョウ:花言葉「乙女の魅力」「特異な才能」
椎名林檎『長く短い祭』

ハンドアウト履歴

シナリオ「銘」

PC④用ハンドアウト
推奨ワークス:なし(平安ステージから選択)
シナリオロイス:朱剣の鬼(※シナリオ開始時点でタイタス化されている)

 あなたは平安時代以前から生き続けているオーヴァードであり、平安時代のある日を境に以前の記憶の全てを失っている。
 あなたの失われた記憶の中には朧気に「朱剣の鬼」と呼ばれるジャームの記憶が存在しており、「そのジャームを殺さなければならない」という漠然とした使命感があなたの中にはあった。
 様々な場所を彷徨い生きる中、あなたはついに記憶の中にある「朱剣の鬼」と同じ気配を、亀岡の地で見つけ出すことができた。

 特記:Dロイスは「古代種」で固定となります。また、ワークスは平安ステージから選択します。

シナリオ「名」

PC④用ハンドアウト
推奨ワークス:なし
シナリオロイス:吉野清月(よしの・きよつき)

 あなたは平安の日本を旅をしながら、かつて離れ離れになった「吉野清月」という大切な人を探している。
 そんな中、あなたは京の町で「吉野清月」を目撃したとの噂を耳にした。
 あなたは京へ向かい、彼と再会を果たすことになるが、その再会は最悪のものだった。

 特記:現代編と同一人物であるため、同じキャラシを使用します。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 54
1 07/13 30 細身 多田野なべトシヒサつちのOziTaso
2 07/20 28 細身 多田野なべトシヒサつちのOziTaso

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