容姿・経歴・その他メモ

　1922年、かの有名な英国の考古学者ハワード・カーターがツタンカーメン王の墓を発見したのはあまりにも有名な話だ。
　だが、彼が持ち帰った黄金のマスクが実は精巧なレプリカだったということは御存じかな？

　なんと！ツタンカーメンの黄金のマスクは人知れず賊に盗まれた後、闇ブローカーの手を経てあろうことかかの悪逆なるナチス・ドイツの手に渡っていたのだ！ナチスは黄金のマスクを解析した結果、古代の知恵と力を宿す“ファラオ細胞”の存在を発見した。
　ツタンカーメンのマスクから“ファラオ細胞”の復元を試みたが失敗し、その結果は自らをファラオと名乗る記憶も力もあいまいな、マスクに憑りつくレネゲイドビーイングが発生した。彼は自らを「ツタン＝カーメンマン」と名乗り、エジプト王家を再興するものだと説明した。
　狡猾なナチスはこれを利用することにした。今のエジプトは邪悪な勢力に支配されている、エジプトを再興するには彼らの排除が必要だ、というでまかせをツタン＝カーメンマンに信じ込ませたのだ。そのコードネームが『偽りの王』を意味するものであることも知らず、憤怒の化身となった黄金のマスクは触れるものを燃やし尽くす炎を携え、自らの故郷に赴くのだった……。

※シナリオ中にエジプトが滅びても、PLはあまり気にしません。

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