容姿・経歴・その他メモ

「わたくしは「犬」です。固有名称はありませんので、ご自由にお呼びください」
「わたくし一匹ではソファに上がれないのです。お手数ですが、ソファの上に上げてはいただけないでしょうか」

一人称・わたくし　二人称・あなた　三人称・さん付け（コードネームも）


UGN弐野市第2支部の支部長を務める、支配型のレネゲイドビーイング。
老齢のウェルシュ・コーギーの体を乗っ取る形で、人間の生活に溶け込んでいる。
物腰自体は柔らかいのだが、戦闘中では本能が刺激されて攻撃的な口調になる。
お腹を撫でられることとシャワー、洗いたてのタオルが好き。

完全獣化を使用することで肉体を戦闘に最適な構造に変質させ、的確に急所を狙って攻撃する。
戦闘中は愛くるしい小型犬から一変して、人の背丈ほどある魔獣となる。

ヒューマンズネイバーを使用すると、ハットを深く被った初老の男性の姿を取る。

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■出自
意志を持ったレネゲイドが、瀕死状態になっていたペットと接触。
「飼い主の元に戻らなければならない」と、動かなくなっていく体でもがく姿に興味を持ち、契約を交わすこととなった。
その内容は、肉体的自由を対価に主人を守るというもの。

■UGNとの関係
レネゲイドビーイングの数が爆発的に増える機会よりも前からUGNとの協力関係にある。

■日常
一般家庭でのペットを演じている際は、家族に「ぼん」と呼ばれている。
公私混同を避けたがるため、UGNの一員として動く際はぼんと呼ばれることを好まない。
本来は身体の主の名前であり、自身には名前がないということを意識しているせいかもしれない。

■コードネームの由来
アイルランド伝承文学に登場する犬の名前を少しいじったもの。
彼に触れた水がワインに変わったり口から金銀を吐き出したり、また、昼と夜で姿を変える不思議な犬が由来となっている。
「すべての野獣を平伏させ、炎立つ日輪よりも素晴らしい」と形容されていたことも。
愛くるしい姿からは想像もつかないほどの威圧を放って動物たちを服従させる姿や、魔獣さながらの容姿に豹変する姿が類似していることから、このコードネームで呼ばれるようになった。

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