登録名：フリーレン・ワーグナー
コードネーム：
性別：身体的特徴は女寄り
出身：ドイツ・バイエルン(製作地)
誕生日：9/22(ニーベルンゲンの指輪の公開日)
身長：166.3
体重：59.2
血液型：無し(機体が氷のため)
所属：UGN大和市支部/「遺産小隊」
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：バロール
シンドローム2：サラマンダー
シンドローム3：───
特記事項：

・戦闘適性：E
・継戦能力：A+
・命令順守：A++
・陣頭指揮：D
・社会適性：D
・RC技術：C
・衝動耐性：B
・特異能力：EX

大和支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵部隊「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。文字通り身体的にも精神的にもクールな少女。感情らしい感情の発露に乏しく、常に淡々とした敬語で話す。人口存在故なのか命令順守能力が高い反面、あまり自我を積極的に発露させることもない。

バイエルン州内ノイシュヴァンシュタイン城の地下に収められていた「ニーベルングの指輪」をベースに作られた人工生命体。「ニーベルングの指輪」に込められたレネゲイドを抽出して作った人工人格と、大量の氷で構成された意志を持った氷の人形。
「究極の硬質物体」を作るという命題で製造されており、攻撃能力を極限まで割いたことで得たその防御能力は、並大抵の攻撃であれば問題なく無効化できるほどの堅牢さを誇る。その代わり、攻撃能力=攻撃の意思そのものさえも奪われた状態となっており、反撃などもほとんど行わない、歪さを持っている。これは、硬質さを極めたフリーレンに反抗された場合、破壊手段がないことを危惧した製作者が、彼女が反抗する可能性そのものを絶つために組み込んだプログラムが起因していると思われる。
ニーベルングの指輪の持つ「不幸の誘発」という性質は、当然のことながら彼女に対しても遺憾なく振るわれている。突発性の事故や防衛機能の不都合、その他諸々、様々な形で。しかし、心らしい心を持たない彼女にとって、「幸運」や「幸福」といった類の概念はそもそもとして理解の出来ないものであり、それ故にその性質をよく理解しないまま日々の生活を送っている。仮にもし、彼女にとっての最大の「不幸」が何であるかを仮定すれば、それはおそらく、「幸」の意味を知らないことだと言えるかもしれない。

自分の身体から抽出した氷を使って防御壁を作成する。「遺産小隊」での役回りも防衛兵であり、味方陣営を守ることに長ける。