容姿・経歴・その他メモ

自立駆動型戦闘機兵　型番GM02-β「ポルックス」

UGN地方支部の研究所にて、永見孝三らの手によって造られた戦闘用アンドロイド。
ブラックドッグの発電細胞と戦闘データを元に造られた。兄弟機として少しだけ早く完成した「カストル」が存在する。
稼働当初は、多少オーヴァードの力を使えるものの、ただプログラムで動くだけの機械だった。
しかし3年ほど前、戦力強化のためにレネゲイドウィルスを投与した結果、レネゲイドとしての自我に目覚めた。
(カストルにも同様の実験を行ったがレネゲイドビーストの自我が宿ったのはポルックスだけだった。尚、カストルにはモルフェウス系のウィルスを投与している)

自我が目覚めてからというもの、研究所ではしばらく騒ぎになり、研究者たちはこぞって実験や研究をはじめた。
それと同時に様々な知識や教養も叩き込まれ、しばらくはUGNエージェントとして人間のオーヴァードと同じように活動することになる。
この時期に他のレネゲイドビーイングたちとの交流も持つようになり、自我がより濃く形成されていく。

そして半年ほど前、所属していたUGN支部研究所が襲撃に遭い、その騒動の中力を使い過ぎて暴走しかけていたところ、研究員らの手によって全機能を強制シャットダウンさせられる。
その後半年間、スリープ状態で研究所に保管されていたが、都築京香の訪問により久方ぶりに目覚めた。
再起動に際して過去のログデータを確認し、自身の開発者である永見孝三の死を知ることになる。



レネゲイドビーイングとしての「人間のことを知りたい」という欲求に比較的素直な方で、
特にUGNやFH、現在のゼノス等の組織に所属しているオーヴァード達が、何を思って戦い、研究し、自分達のような機械を造るのか、彼らは「レネゲイドウィルス」とどう在りたいと考えるのか…そういったことに興味がある。

性格としてはあまりアンドロイドらしくはなく、自信家でよく喋る。
データをベースに論理的・俯瞰的に物事を見ることはするが、その上でしばしば「気分」で物事を決定する。
その実、自分でも自分のこともよく分かっていない。

核となるパーツは両手で持てる程度のサイズの卵状の機械の塊で、様々なボディにジョイントすることで人に近い姿や、あるいはまた別の姿で活動することも可能。
全自動録画機能、充電機能、高性能無線アンテナ搭載。

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