容姿・経歴・その他メモ

高等部二年として、アカデミアに転校してきた。
幼少期は安定した、ごく普通の家庭に生まれ平凡な日常を送っていた。
ただ、少し違ったのは「誰からも守られやすい」といった特徴だった。
病弱でもなく、多少気弱だった程度の性格だったが妙にいろんな人に守られることが多かった。
こけそうになると誰かに支えられ、ぶつかりそうになると手を引いてもらえる。
守ってくれる人物は毎回決まってるわけでもなく、普段の行動からはやらないような人にも守られる。
この時はオーヴァードに覚醒もしていないため、彼女自身の特徴だった。

そんな彼女の妙な日常はある日崩れ去った。
とあるFHセルの計画により、町が巨大なEXレネゲイドとなる事件が発生し住民を次々に喰い始めた。
その事件から彼女は唯一生き延びた。「町の人々から守られて」生き延びた。
町から逃げ出す際、彼女は様々な人に守られた。家族に友人、さらには見知らぬ人々にまで。
彼女を守り、喰らわれていくその姿は狂気的ともいえた。

結果として、町は丸々消滅し唯一生き延びた彼女はUGNに保護され、唯一の生存者であることを告げられた際に覚醒した。
多くの犠牲の上に助けられた命、ならこの命は誰かのために使おう。そんな強迫観念が彼女を支配している。
現在の彼女は一見すると正常に見えるが、ふとした拍子に自己犠牲をいとわない行動に出てしまう。
その精神的トラウマと呼べるようなものを治療するため、アカデミアへと転校することになった。

セッション履歴