容姿・経歴・その他メモ

履歴

【容姿】
　ブロンドの長髪をたなびかせた少年。だがアンドロイドであるため、耳部分に通信用アンテナ、各部ケーブル接続用のプラグが配備されている。実験用に普段はぴっちりスーツ着用。表情はほぼ動かない。
追加設定：胸部にはリアクターが露出しており、額には製造時に刻まれた三角の印がある。

【経歴】
　強力な兵器。それはいつの時代でも求められる。超常の力が存在するこの世界では尚更。サブジェクト01はより効率的、より強力な機械の軍勢を造り出すための足掛かりだ。最初に超高度な戦闘用ＡＩを開発、それをレネゲイドに感染・覚醒させることで高度なラーニング能力を持ったオーヴァードが誕生した。生まれながらに敵を殺害するための刃たる機械。故にコードネームは「｜ＳＡＢＥＲ《セイバー》」。疑わず、報告と戦闘を繰り返すだけの｜日々《プログラム》。それだけが役目──だった。
　ある時、同じ｜実験体《サブジェクト》の個体と遭遇。番号は05。05は01よりも遥かに流暢かつ感情豊かであり、対話をする程に相互の理解を深めていった。05の夢である外の世界、人間たちの目的、そして刃として造られた自分の意味。芽生えた疑問を思考しながら、白い箱庭を今日も歩く。
→他の家族たちとも連絡は取りながら、レコードの願いであった「外の世界を見て回る旅」に同行している。心を自覚したスラッシュ自身もまた、胸を打たれる日々を送っている。

【性格】
　機械的で、とてもクールかつハードボイルド。聞かれた問いにはしっかり返す。強さに関してはストイックであるが戦闘狂ではない。05と出会ってから自分探しという趣味が増えている。
　一方で戦闘用であるため、未知のものには非常に警戒する。例え可愛らしい兎であっても。
→脱走以降は他サブジェクトに対しては、人間でいう家族のような絆を感じている。また、自分たちが助けられたり多くの人とも関わったため、困っている誰かを助けることにも積極的になった。

【能力】
　高い敏捷性に加え強力な翡翠色の電撃を武器に込めることができ、その一撃は絶大な破壊力を持つ。
　また、高度なラーニング能力を有しており、戦闘に関することはもちろん日常会話も修正事項を述べれば訂正する。義体の拡張性も高い。
→自身に隠されていた機能、｜ＳＳ《ダブルエス》の解放により、ミストルティンシンドロームに覚醒。胸部リアクターよりアーキタイプ・セイバーを形成し戦闘する。白兵能力のほかエネルギー生成能力も向上しており、長期戦も可能。

【その他】
旧コードネーム：サブジェクト01・セイバー。｜0̸《スラッシュ》という名前は05によってつけられたあだ名のようなもの。由来は「斬る」、そして0と1を合わせたもの。血は赤ではなく、ブルーブラッドが流れている。

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